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2017年8月21日 (月)

Farewell, My Lovely

 

 カッコいい英語、というジャンルがあるなら、ボクがダントツで1位に推したいのが、"Farewell, My lovely"です。

 Goodbye でなくてFarewellGirlfriendLoverでなくてMy Lovely。これほど深い意味と余韻を感じさせる英文はちょっとほかにないんじゃないかな。これだけで物語を3つや4つは書けるような気がします。

 

 知る人ぞ知るレイモンド・チャンドラー(1888〜1959年)の小説のタイトルでありまして、1956年に清水俊二氏は『さらば愛しき人よ』と和訳しています。これも実にまったく素晴らしい日本語ではありませんか。2009年に村上春樹氏が再び翻訳版を発表していますが、この時の邦題は『さよなら、愛しい人』。うーん、ちょっとばかり軽いかな。読んでないので内容は評価できませんが、「男の痩せ我慢」がコンセプトのハードボイルド小説なのですから、やはり知的な印象を与える文語的な固い語感が欲しい。そう考えると、"Farewell, My lovely"も、『さらば愛しき人よ』、も非の打ち所がまったくないので、変えようとすればするほどヘンなことになっていきます。

 

 現実の別離もそれと似ていて、ジタバタとあがけばあがくほどお互いが醜くなっていくので、サラリと潔く別れるほうが強い印象を残すんじゃないかなぁ。ちなみに、ということで以前にボクが作った言葉を紹介しておきましょう。

 「恋の始まりは誰もが賑やかになるが、その終わりはいつも静かだ」

 この心境に至るまでに、どれだけの血と汗と涙を流したことか、って冗談ですけど。

 

 さて、チャンドラーですが、ボクが感動したのは独特の文体です。初めて読んだ時には、これでも探偵小説、推理小説かよと驚愕しました。それほど圧倒的な文芸的魅力を感じたのです。その分だけストーリーは正直いって面白いとは感じませんでした。だから話の筋を追った映画化もあまり成功しているように思えないのはボクだけかなぁ。1975年に原題のままで映画化された時には、主人公の私立探偵、フィリップ・マーロウをロバート・ミッチャムが演じましたが、そりゃちょっと違うだろと。陰りや深みに欠けるんだよな。過去のある女を演じたシャーロット・ランブリングはありですけどね。

 

 大昔の映画なのでさっさと終わりにしますが、余韻のある英語として、チャンドラーの小説からもう1本だけ紹介しておきます。

 "The Long Goodbye"。 1953年に発表されたフィリップ・マーロウものの第6作です。邦題は『長いお別れ』(清水俊二)。うーむ、こちらもたっぷりと含みを感じさせる秀逸な英文&和訳というほかありません。

 

 最近はやたらに長いタイトルの小説やら映画が流行しているみたいだけど、もうちょっと言葉を大切にしようよ。

 

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