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福助くん その6

  • D_p1000397_s
    福助くん、9歳の秋です。 ちょっと長めの散歩をして、世田谷公園へ。 紅葉と福助をご覧くださいまし。

福助くん その5

  • 赤いサルビア♪
    2010年秋の福助くん。とある週末に埼玉県所沢市にある航空公園に行ってきました!

福助くん その4

  • 1 毎年恒例の・・・
    今さらですが、今年の花見の福助くん。ご近所の目黒川に行ってきました。

福助くん その3

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福助くん その2

  • 定位置
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福助くん その1

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2017年11月28日 (火)

優等生

 

 学校というのは過去のことしか教えてくれません。とはいっても、未来のことを教えてくれるところなんて世界のどこにもないですけどね。

 

 そんな学校で教えている先生たちは、いわば過去の専門家であって、そこで実施される試験で成績上位の優等生にしても、過去の知識やノウハウやスキルに精通していることが証明されただけに過ぎません。つまり、成績が優秀だからといって、今日そして明日も通用するとは限らないのです。

 

 誤解して欲しくないのですが、ボクは過去なんか無視していいとはいっていません。知識のみならず戦略や戦術などの分析も知らないより知っていたほうがよほど有利なことは事実です。しかしながら、そうして学んだ過去を現在から明日に向けて「応用」していくには、テストではどうしても見破ることができない別の能力が必要不可欠なんですよね。ここのところがどうして分からないのかなぁと、ボクは昔から歯がみしてきました。

 

 そんなことを近年になって思い返したのは、親子喧嘩で知られる某家具メーカーの娘さんです。入試偏差値の高い国立大学を卒業して都市銀行に総合職で入社しており、成績は相当に優秀だったと考えられます。けれども、その後の「お家騒動」を経て父親から経営権を奪い取った後の戦略が、どう考えても過去のものとしか思えないのです。

 だってさ、今さらイケアやニトリの低価格路線と勝負しても勝ち目はないじゃないですか。わざわざ古参の強敵が支配するレッドオーシャンに船出するというのであれば、確かな勝算なり圧倒的な資本力、あるいはオリジナリティがなきゃダメでしょう。ボクは最初から、この女性社長は創造性に欠けていると判断してきましたが、やることなすことが案の定でありまして、むしろパパのほうがよっぽどクリエイティブなんですよね。

 

 もしも彼女がビジネススクールを修了したMBAホルダーでも同じことで、過去の事例をテーマにしたケーススタディにいくら知悉していようが、そうしたフレームワークが明日も有効とは限りません。会計だって同じことで、知らないより知っていたほうがいいに決まっていますが、だからといって経理部長が社長に向いているとはいえないですよね。もちろん向いた人もいるでしょうが、過去の数字をいくらいじっても、明日の売上げと利益が向上しなければ、経営がうまくいったとはいえないじゃないですか。そのためには、どんな産業・職種だろうが、お客さん=仕事が増えることが第一の条件となります。

 

 つまるところ経営とは、ドラッカーが言ったように「顧客創造」に尽きるわけです。もっと端的にいえば、経営というのは過去の継承ではなくて、明日を創造することなんですよね。継承するだけなら、社長室に招き猫を置いておけば十分です。過去というのは、そうした創造性を発揮するための踏み台もしくは参考資料に過ぎない。こうした視点が欠けた学校優等生ほど仕事が定型化・類型化していくので、時流の変化を乗り切れない凡庸な社長になるということなのです。

 

 にもかかわらず、日本の企業組織は「出る杭は打たれる」という体質を濃厚に持っています。これも学校の延長でありまして、過去にとらわれない常識外れなクリエイターを嫌うんだよなぁ。

 そろそろ教育における「想像性」と「創造性」をきちんと分けて評価したほうがいい。ちなみに前者を社会的に延長したものが「忖度」でありまして、これがまた相当に厄介な日本社会の宿痾になっているとボクは思うのです。

 

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