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2017年11月20日 (月)

墨塗りの教科書

 

 今から70年ほど前のことですが、太平洋戦争に敗北した日本では、アメリカの占領軍=GHQの指示によって、教科書の軍国教育や皇国教育に関する部分を墨で黒塗りにすることになりました。オセロのコマと同じで、どちらが表で裏かは分かりませんが、たとえば昨日まで白だったものが、今日からバタバタと黒にひっくり返されたわけですね。おそらく先生たちは子供に「軍国主義から皆さんが主役の自由な民主主義になるんですよぉおお」とか何とか説明したと思うのですが、であるなら、それまで教えてきたことは、先生たちにとって何だったのでしょうか。

 

 墨塗りの部分は教科の一部に過ぎなかったにせよ、それが教え子を最前線に送り出す動機や理由付けになってきたのではないでしょうか。あくまでも想像ですが、現代の高校が国立大学合格者数を自慢するように、軍隊への志願者数や陸軍や海軍士官学校の合格者数なんかを誇りにしていたかもしれません。積極的に軍部と結託することで、自分の地位を保持または向上させようとする先生だっていたでしょうね。

 

 しかし、敗戦によって時代も社会もコロリと変わり、昨日まで教えてきたことが今日はすべて逆になりました。その時に、果たして先生たちはどう反応したのでしょうか。過去のことを現代の視点で裁いてはいけないことは承知しています。けれども、寡聞かつ不勉強で申し訳ありませんが、敗戦の責任を感じて自害した軍人はいても、教科書の墨塗りに逆らって逮捕されたとか、それまでの軍国教育を恥じて自殺したという教師をボクは知りません。

 

 以前にも書きましたが、スポーツの練習中は真夏でも水を飲むなと教えられてきたのに、いつの頃からかどんどん飲めという指導に変更されています。しかしながら、それについて先生から「これまでは間違った指導でした、ゴメンね」なんていう謝罪を一度も聞いたことがないのです。水を飲まなかったおかげで何人の児童や生徒や学生が熱中症で亡くなったという統計があるのかどうかも知らされていません。少なくとも、そんな間違った指導をしてきた先生たちは、せめて墓前で合掌するべきですよね。

 

 つまり、先生というのは常に教えられる側より上位にいて、自らの誤謬を認めたり詫びたりするなんてことは滅多にないのです。せいぜい子供が自殺した時くらいですよね。さらに、勉強しなかったことによる結果責任は、いかに先生の教え方がヘタクソだろうが、教えられた側が全面的に一生をかけて背負うことになります。先生のおかげでオレはこうなったと犯罪者が言ったところで、屁理屈だとして誰も見向きしないでしょう。

 

 でもさ、ホントにそうかなぁ。

 今でも天然茶髪の許可証がなければ黒に染めなさいなんてアホな指導をやっている高校があるらしい。あと10年も過ぎたら、そんな指導をしていたことを、それこそ黒く塗りたくなると思うぞ。もっと前には、海外留学したいと相談に来た学生を「就活に影響するから」と引き留めた大学教員も実際にいます。この指導も今なら噴飯ものですが、学生のほうはそうはいきません。貴重なチャンスを失うところだったのですから。幸いに、この学生は教員に失望して、自分で何もかも調べてアメリカの超有名大学に留学して成功していますけどね。

 

 ボクたちの仕事は自分のやったことに全責任を持っているのに、教員だけは教育勅語や学習指導要領に従ってきたから、仮に間違っていようが、方針が急に変更されたとしても、自分のせいではないから免責されるというのでしょうか。そりゃね、責任を取れることと取れないことがあります。さもなきゃ先生になりたいという人がいなくなるじゃんかという危惧もあります。

 

 だったら機械の歯車とどれだけ違うのでしょうか。やがて70年前の教科書墨塗りと同じことを再びしなきゃいけない日が来るかも知れません。その時も唯々諾々と従うのでしょうか。

 

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