笠木恵司の主な著書

  • キャリア・チャレンジ2009-2010
  • 資格試験合格後の本
  • 学費免除・奨学金で行く大学・大学院進学・休学・留学ガイド
  • 価値ある資格厳選200
  • インターネットでMBA・修士号を取る
  • 腕時計雑学ノート
  • 「国際標準」ビジネス資格完全ガイドブック
  • 日本で学べるアメリカ大学遠隔学習プログラム
  • テレビ局完全就職マニュアル
  • 資格の達人
  • MBA入学ガイドブック
  • 学んで! 遊んで! 役に立つ! インターネットキャンパス
  • 日本で学べるアメリカ大学通信教育ガイド

お気に召したら、ポチっと↓

  • 笠木恵司のブログ

福助くん その6

  • D_p1000397_s
    福助くん、9歳の秋です。 ちょっと長めの散歩をして、世田谷公園へ。 紅葉と福助をご覧くださいまし。

福助くん その5

  • 赤いサルビア♪
    2010年秋の福助くん。とある週末に埼玉県所沢市にある航空公園に行ってきました!

福助くん その4

  • 1 毎年恒例の・・・
    今さらですが、今年の花見の福助くん。ご近所の目黒川に行ってきました。

福助くん その3

  • 1 田舎に行ってきました!
    飼い主の田舎に行ってきた福助。うららかな春を迎えた大自然のなかで、いつもと違った表情に。

福助くん その2

  • 定位置
    平日は会社にいる福助。こんな感じの毎日です。

福助くん その1

  • 5djustice3f5d5575e032a1
    笠木の飼い犬。甘えん坊でちゃっかり屋の8歳。雄。

« 自己犠牲(後) | トップページ | 行きつけ(前) »

2018年2月 1日 (木)

されど組織

 

「上司ばかり見る廊下トンビのような社員が出世するのを間近で見ていた。『この会社はおかしい』」

 

 日本経済新聞の連載「私の履歴書」で本日から始まった松井忠三氏による第1回からの抜粋です。「この会社」とは堤氏が率いていた頃のセゾングループ。前段には「堤氏の強い感性と先見性で引っ張ってきたから組織運営は弱く」とあります。

 

 ボクはこれを読んで「ああ、やっぱりそうだったんだ」と俄に昔に引き戻されました。もう20年ほど前になりますが、ボクは堤帝国の最末期ともいえる時期に西武百貨店の小さな仕事を請け負ったことがあり、松井氏とまったく同じように「この会社はおかしい」と感じたことがあります。もう時効を迎えているはずなので、率直にいえば、上司への臆面もないヨイショをボクのような外部の下請け業者に平然と言うので驚きました。しかも、聞いていて歯ぐきが痒くなって浮きそうになるようなことを話すわけです。

 

 個人の名誉を傷つけることが本意ではないので、内容は敢えて紹介しませんが、組織というのは一事が万事みたいな傾向が強いので、おそらくこの人だけのことではないだろうと推測しました。そうでもしないと本社に残れないとか、地方に左遷されかねないために、自分をそうした企業風土に過剰適応させてきた結果なのかなと、むしろ気の毒に感じたくらいです。

 

 先の「私の履歴書」に戻ると、ボクのような感想を抱いた松井氏は「使いにくい奴」と思われたらしく、「親会社の課長から子会社の課長へと、強烈な左遷」を強いられたそうです。それが無印良品であり、2001年には社長に就任ということになります。その続きは明日からということですが、ちょっと歴史を戻してみると、セゾングループへのヨイショは前述した社員だけではありません。7080年代のイケイケドンドンの頃は、メディアも含めて大絶賛でしたからね。

 

 過去を現代の視点から裁いてはいけないとはいうものの、こうした「トレンドに乗り遅れるな」という傾向は今でも何ひとつ変わっていません。政治にしても「一強多弱」が懲りることなく延々と続いているのは、それがボクたちの文化程度や民度にほかならないからでしょう。ナダレを打つように流行や強者に群がっていき、それがオワコンになったら、次の寄生先を見つけて我がちに飛びつく。決して変わることのないのは行政の権力ですから、霞ヶ関詣だけは連綿と続いているわけです。

 

 とはいえ、フリーランスの立場から見れば、やはり組織は強いんですよね。たとえば100人に1人は優秀な人がいるとすれば、従業員が1000人の会社なら10人程度は次世代を担える人材がいるはずです。ところが、ボクの会社のような超零細法人は、その確率を適用したらゼロ、誰もいないことになります。

 

 ただし、いかなる大企業にしても、そうした100人に1人の優秀な人材を活かすか殺すかは、ひとえに組織としての文化風土、要するに上司のあり方にかかってきます。その結果として無能な経営幹部が会社を牛耳るようになると、東芝のような危機的不祥事が勃発するわけですな。

 

 そもそも「石の上にも3年」なんていう時代ではないので、いかなる大組織であろうが、ヘタすりゃ有能な人材はどんどん流出していくでしょう。だーからね、組織論もさることながら、「人間が分かる奴」を要所に配置しておかなきゃいけない。これは体感的なセンスが必要になるので、MBAのマネジメント論や人事戦略を学べばできるってことではないと思います。

 

 たかが組織、されど組織。それが本当にじっくりと骨の髄まで理解できるまで、結構な時間がかかるのです。その時までに、悪質で治癒不能な感染症に罹患していなければいいんですけどね。

 

ランキングに参加しています。お気に召したら、ポチッと↓

笠木恵司のブログ

 

 

 

« 自己犠牲(後) | トップページ | 行きつけ(前) »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

ビジネス・キャリアアップ」カテゴリの記事