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2018年3月 5日 (月)

2次試験

 

 京都大学といえば、東京大学と並ぶ日本を代表する国立大学なのに、2次の入学試験で昨年に続いて今年も派手な出題ミスがあったようです。受験生は怒り心頭でしょうが、ボクはまったく違う視点からアホちゃうかと。

 いえね、入試の出題ミスなんてことは、発覚しないまでもあちこちで起きていると思うんですよ。答が1つだけでなく、実は2つあったなんてことはボクが若い頃もありましたから。

 どうかしているんじゃないかと感じるのは、2次試験そのもののあり方なのです。センター試験で基礎学力を判定し、その得点に基づいて2段階選抜(いわゆる足切り)もやっているはずなのに、なんでまたもう1回、学力試験を課すのでしょうか。ご丁寧にも受験生は2回もペーパーテストによる学力試験を受けなきゃいけないんですよ。こんなアホなことを毎年やっていれば、そりゃミスも出ますわな。

 センター試験は例年50万人以上が受験しますから、問題作成などでそこそこの人数の専門家がかかわり、出題精度も厳しくチェックされているはずです。一方、京都大学は2段階選抜を経た全受験者は8000人程度ですが、それでも1大学で入試を担当できる人員なんてタカが知れているじゃないですか。人数だけでなく質=能力的にも限られている条件のもとで、レベルは異なるといっても、センター試験と同じ学力試験をどうして繰り返さなきゃいけないのでしょうか。

 これを解決する方法は実に簡単で、2次試験を小論文や面接など人物重視のAOにするとか、ペーパーによる学力試験とは異なる選抜方法にすればいいのです。たとえば「ニールス・ボーアの革新性を現代社会の視点から述べよ」とか「これから大学で勉強したいことは何かを具体的な計画付きで説明してください」とでもすりゃいい。受験者が多すぎて判定・評価に時間がかかるというなら、センター試験直後に新聞などで課題を発表しておく。こんなものにカンニングなんて不可能ですから、2月アタマを締め切りにすれば、1か月ほどをかけて審査できるではありませんか。でもって面接で、その小論文が本当にその受験者が書いたものかどうかをチェックすればいいのです。そいつが本当に書いたかどうかなんて、ちょっとした質問だけで分かりますってば。

 あるいはボール投げや水泳など「現代5種競技」(ボクの造語です)を設定して、距離やタイムなどで選抜する。頭脳も筋肉と同じ身体の一部ですから、体育大学のように、その強さだって入学判定基準にしておかしいことはないはずです。

 再度指摘しますが、学力評価はもうセンター試験でやっているんだから、2次試験は別のことをやれよ、ってことなのです。アメリカにもSATまたはACTという大学入学のための学力試験はありますが、ハーバードやコロンビアといった上位大学でも個別審査は日本でいうところのAOですもんね。もう1回大学で個別の学力試験を一斉にやるなんて聞いたことがありません。

 日本はアメリカが大好きで、何でも言われるままに追従してきたのに、高速道路を無料化するとか地方分権(州制度)にしちゃうといった、ボクたちにとって便利なことはまるで真似しないんだよな。国立大学の2次試験も同じで、学力試験をもう1回やるなら、出題ミスを完全に避けるのは構造的に不可能です。

 にもかかわらず、前述したユニークな個別審査ができない理由は明らかです。国立大学は国が作った大学なので、固有の建学理念はありませんから、それに基づく人物選抜の基準を設定しにくいからなんですよね。たとえば、前述した「現代5種競技」による2次試験は、「健全な肉体に健全な頭脳は宿れかし(宿ったらいいなぁ)」という理念がなければ単なる思いつきです。もっといえば「水泳で金メダルが獲れるような医者を育成する」という分かりやすい目標があって初めて、それに賛同する受験生が集まるということです。これこそ2次試験らしいじゃないですか。

 では、京都大学は何をもってどんな2次試験をやればいいのか。そんなもん、ボクに言わせれば超簡単なことで、要するに「ノーベル賞が獲れる人材を選抜する」ということです。だったら「あなたはどんなことでノーベル賞を目指しますか」を小論文にして、有望なアイデアを出した受験生を入学させればいい。もちろん全員が取れるはずはないにしても、それなりに創造性がある学生に絞ることは可能です。

 こういうことを入学試験でやらなければ、いつまでたっても革新的な創造性を育成することはできないでしょう。日本が「アメリカに追いつけ追い越せ」の時代なら、学力試験で判定可能な「想像性」だけで十分でした。でも今は日本の前を行く国は見当たりません。だったらさ、道なきところに道を拓く創造力が何よりも重要なことじゃないかな。

 学力試験で判定できる知識や公式なんて、もはやスマホでいくらだって調べられるじゃないですか。どうやってもカンニングはできない入学試験をクリエイトするのが、こんにちの大学に求められている創造性だとボクは思うのです。

 

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