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2018年3月19日 (月)

正義

 

 ははははは、正義って、何だよ今さらって思われるかもしれません。たいていの大人は、その言葉を聞いただけで爆笑するか苦い顔をするでしょうね。小説や劇画じゃあるまいし、そんなもの世の中にあるはずないじゃないかと、分かったふうなことを言う人も少なくないはずです。

 

 でもさ、社会がグローバル化すればするほど、正義というのは大切な判断基準になってくるとボクは信じているのです。

 

 たとえば、ですね、昨年の流行語大賞にもなった「忖度」です。それが今では大発展して財務省の最低最悪恥知らずなスキャンダルを生み出したのですが、別に「忖度」自体は悪いことではありません。相手の気持ちを考慮するとか想像できないような人間が、まともな仕事ができるはずありません。学校の試験だって、その問題が意図するものが分からなければ、正解にたどり着けるわけがない。そうした学校の試験で好成績をとり続けてきた人が東大法学部を卒業して官僚になるのですから、「忖度」の達人とすら言っていいんじゃないかな。

 

 ただ、問題なのは、何のための「忖度」なのか、何のための仕事なのか、何のための人生なのかってことです。官僚であるなら、国民のために「忖度」しなきゃいけないのに、一部の権力者や仲良しの皆さんから圧力があったのか知りませんが、とにかく「忖度」してルールを曲げてしまった。国民のための仕事であるはずなのに、どこぞのオバサンに「忖度」して大幅に値引きして国庫に損害を与えてしまった。せっかくの人生を、権力者に「忖度」して横車にそそくさと応じたばかりに、日陰に甘んじなきゃいけなくなった。

 

 これらすべては、「忖度」が自らの信念や理念を欠いたテクニックやスキルになったことから発生したといえるんじゃないかな。腕力もそうだけど、優れた能力は良くも悪くも使えるわけでね。それを機能させる判断基準を、自分の外にある権力関係や知り合い関係といった環境や雰囲気に委ねてきたのが、ボクたちのムラ社会なわけですよ。

 

 ところが、今や様々な異文化を持つ外国人が日本に来るようになりました。仕事だって圧倒的に国際化しています。そんな社会で、周りの様子を見ながら「忖度」していたらキリがないだけでなく、キリスト教とイスラム教の大喧嘩に火をつけることになりかねません。世界各国から労働者が集まって建設するダムの工事監督が、「あれもそだねぇ、これもそだねぇー」と右往左往していたら、むしろ逆効果ですよね。

 

 というわけで、グローバル社会になければなるほど、自分自身の確固たる規範が必要になります。だからこそ、正義じゃないか、と何年も前から、このブログでもたびたび指摘してきました。でもさ、アタマがいいと自覚している人ほど、これを笑うんだよな。

 

 新渡戸稲造は1900年に、後に世界的なベストセラーとなる『武士道』を上梓しました。開国期の日本の役人に汚職が少ないのはなぜか、という外国人からの質問に応えようとしたのが執筆動機だと伝えられています。海外の先進国ではキリスト教が倫理を支えている。日本にはそれらしき強い縛りを持つ宗教が見当たらない、なのにどうして清廉潔白なのか、ってことでしょうね。ボクは明治の役人が汚職や収賄が少なかったなんてとてもじゃないけど思いませんが、精神的な規範として武士道的なものがあったと仮定してもいいんじゃないかな。

 

 もはやボクたちは長い刃物を腰にぶら下げていないので、そんな武士道にかわるものとして、ボクたちの心の中に正義を確立し、それを大切にしていかない限り、社会は簡単に逆戻りしていきます。つまり、幸せからどんどん遠ざかることになるんですよ。それをなぜ学校でしつこいほどに教えないのか、ホント不思議でならないのです。

 

 なお、明日からスイス出張なのでブログは休止させていただき、3月29日から再開する予定です。ただ、今回は特別なルートで向かうので、面白いことがあれば旅先でアップするので、たまにはチェックしてみてください。

 

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