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2018年4月27日 (金)

チャーチルとダンケルク

 

 スイス取材の往路の飛行機内で、映画『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』を観ました。原題はもっと簡単で、“Darkest Hour”。「最も暗い時間」という意味になるのかな。このタイトルを見た時に、ボクは1967年公開の映画『日本のいちばん長い日』(岡本喜八監督)を思い出しました。玉音放送をめぐる軍事政権内部の抗争を描いた、かなり見応えのある映画なので、連休でヒマならレンタルしてみてください。

 

 さて、『ウィンストン・チャーチル……』ですが、特殊メイクを担当した日本人がアカデミーを受賞したことで大きな話題になりましたよね。映画のデキも感動的なのですが、ボク自身は第2次世界大戦初期のドイツ軍の圧倒的な強さを再認識しました。

 

 1940年5月10日に、ドイツ軍はオランダ、ベルギー、ルクセンブルグに侵攻。5月17日には北フランスまで蹂躙しています。これに立ち向かったフランスとイギリスによる連合軍はまるきり歯が立たず、約35万人の兵士がドーバー海峡ギリギリまで追いつめられました。彼らを救出する作戦「ダイナモ」をテーマにした映画が、昨年に公開された『ダンケルク』です。

 この映画では撤退の現場が描かれていましたが、『ウィンストン・チャーチル……』は、その作戦を指揮したチャーチルの苦悩と政争が中心になっています。エピソードの積み重ねが巧みで、特殊メイクを施されたゲイリー・オールドマンも愛嬌のあるチャーチルを好演。さらに妻役のクリスティン・スコット・トーマスが素晴らしい。国王のジョージ6世を演じたベン・メンデルゾーンも秀逸です。やはりドイツと講和すべきかと苦悩するチャーチルの弱腰を励ます妻に、「私は不愉快でならない」と吃音でドイツ軍への怒りを吐露するジョージ6世。良い映画は脇役も優れているのです。

 

 ダンケルクからの撤退作戦は奇跡的に成功。ドイツとの単独和平条約を画策していたハリファクス子爵の目論見は崩れますが、この時に彼は「チャーチルは言葉を武器にして戦場に送り届けたのだ」と呟きます。まさに、このセリフこそが映画の基本テーマなんですよね。

 

 ただ、それにしても当時のドイツ軍は強かった。ダンケルクから1か月も経たない6月10日にフランス政府はパリを放棄。同月14日にドイツ軍は無血入城しています。

 

 ちなみにドイツは遅ればせで始まった産業革命が急速に進展。20世紀になった頃の鉄鋼生産量は本家のイギリスを抜く規模に成長していました。その当時に作られた世界最大の飛行船ツェッペリン号が、実はドイツの工業力を象徴していたのです。だから第1次世界大戦での惨めな敗北が国民にはどうにも信じられなかった。そこでユダヤ人などによる「背後からのひと突き」が敗因という説が流布するようになり、次の世界大戦の下地となっていったのです。

 

 ヒトラーは、こうした国民感情をうまく煽り立てて政権につくと同時に、徴兵制と再軍備を進めていきました。という話を続けていくとキリがないのでやめますが、たとえばティーガー戦車は前面の装甲の厚さが何と10センチ。敵弾が当たってもはじいてしまいます。この重量57トンにも達する大型戦車を中心にした機甲部隊が、高速でヨーロッパを走り抜けていったわけです。

 

 そんなドイツ軍が、どうして北アフリカやロシアにまで足を伸ばしたのか。それさえしなければ、ヨーロッパの半分くらいは領土として残ったかもしれません。つまり、指導者によって国家はあっという間に滅びてしまう。その一方で、国民の勇気を鼓舞することさえできれば、いかに劣勢であっても暴虐非道な侵略から国を守ることができる。そんなことを感じさせる映画なのであります。

 

 

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