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2018年4月 5日 (木)

無金利社会(後)

 

 昨日の続きですが、ボクが提案した「無金利社会」では、逆にカネを貸しても金利がつかないことになります。すでに銀行預金が似たような状況になっていますが、貯金しても利子がつかないということは、年金だって掛け金を超えるような水準の分配を期待できないってことになるわけですな。日本の場合は投資運用というより、世代間扶養を原則としてきたので、もしかすると金利はあまり関係ないかもしれません。それよりも若年人口の減少が大きな問題なのかな。

 

 ただし、各種の保険制度は設計をやり直さなきゃいけません。契約者からカネを集めるだけでなく、それを運用して利益を得るのが保険会社の基本的なスキームなので、金利がかなりのウェイトを占めていると考えられるからです。

投資と金利は関係ないように思われますが、借りたカネを返す、または利益を分配する時には金利の動向が大きく影響するはずです。

 

 つまり、投資であれ貸付にしても、金利が絶対的に関係してきますから、それが資本主義の原動力であると同時に、ホルモンの役割も果たしているんですよね。経済が低迷していれば、金利を下げてカネを借りやすくする。過度に景気が過熱してインフレが懸念されるようになったら、金利を上げてスローダウンさせる。カネが経済の血液とするなら、まさに金利はホルモンといえるじゃないですか。早い話が糖尿病のインシュリンみたいなものです。

 

 そんな金利を禁止すれば、甚大な影響が出てくるのは当然です。経済学に素人のボク(だからこんな過激な提案ができるのですが)にはとても説明しきれませんが、少なくともカネを貸しても、それ以上のカネが得られるわけではないので、資産格差が過度に拡大することはなくなるはずです。これが最大最上のメリットですけど、銀行をはじめとする金融業は大打撃を受けるでしょうね。金利があるからややこしかった経済理論も必要なくなるので、経済学者も職を失う可能性があるかな。

 

 こう考えていくと、相当にヤバイ事態になってしまうように見えますが、もっと大きな効果を見据えて欲しいのです。つまりですね、金利をなくすことで、ようやく人間は資本の奴隷から解放されるに違いないとボクは考えているのです。

 

 大会社の社長だって大株主でない限りは“雇われママ”であって、資本家に従わなきゃいけません。では大株主にあたる資本家は誰かというと、近年は個人でなく「機関」なんですよね。代表的なのは年金の運用団体です。莫大な資金を動かす組織としての「機関投資家」は、どうしたって資本が自ら増殖しようとする意思に従わなきゃいけない。それに逆らえば法的に罰せられるくらいですからね。もともとは個人の小さな掛け金なのに、それが大きくまとまって資本というカタチになると、人間を超えた怪物のように意思を持つ存在に変貌してしまうのです。

 

 このように突き詰めていくと、ボクたちは様々な形で資本に使われていることに気づきませんか。

 

 いわばカネが神様で、人間はそれに奉仕する司祭や使徒と言い換えてもいいでしょう。これではダメじゃんかと、カネ=資本の束縛から逃れようとしたのがマルクスやエンゲルスではないでしょうか。しかしながら、経済を政府や官僚が支配・管理する共産主義や社会主義は人間から活力を奪ってしまうんですよね。景気循環を繰り返さざるを得ない自由&資本主義よりも、計画経済のほうが合理的であっても、人間の気持ちはそうはいきません。頑張った会社や人も、頑張らなかった会社や人たちと収入がほとんど同じだったら、創意工夫の意欲を失うのは当然ではありませんか。

 人間が頑張るのは必ずしもカネのためだけではありませんが、それについてはいつかテーマにするつもりです。

 

 とにかく、おこがましいことを承知でいえば、共産主義や社会主義は、そうした人間的な要素を無視しているのではないでしょうか。現在の状態を著しく毀損することなく、個人の意欲を尊重しながらも、富が自己増殖することで過度な格差や弊害を生み出さないようにするためには、やっぱ金利をなくしたほうがいいんじゃないですか、と。

 

 専門家の皆さんは大笑いするでしょうが、フランス革命が勃発するまで、封建社会の序列をひっくり返せるなんて誰も考えていなかったはずです。日本の場合は外圧にしても、幕府があれほど早く瓦解することを予測できた人は希有でしょう。だからね、すぐに無金利を施行するのでなく、特区かなんかで実験的にコミュニティを作ってもいいじゃないですか。あ、そうするとカネがどんどん外部に流出するかな。

 

 いずれにしても、ボクたちは自由に生活しているように見えて、実はカネの奴隷に過ぎないことだけは気づいて欲しいなぁと思うのです。

 

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