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2018年4月 9日 (月)

オーラの正体

 

 かつて知人が新興宗教にハマってしまった時に強く感じたことですが、それが最近は様々な形に発展しているような気がしてなりません。

 

 神様はあるべくしてあるのではなく、それを必要とする人たちがどんどん祭り上げていくということです。人間というのは、どこにでも、どんなことにも、誰にだって「神」のようなものを見出そうとするんですよね。その心境が劇的に際立つのが、思ってもいなかった不幸に見舞われた時です。衝撃があまりにも強くて自分を自分として維持できなくなり、どこかに「すがれる」人を見つけてしまう。その人こそが神であり、信仰を生み出すってことになるわけです。

 

 「イワシのアタマも信心から」と言われるように、これは決して珍しい説ではありません。それでも神様を必要とする人たちがいる限りは、預言者や教祖たちが陸続と登場してきます。霊的な能力やカリスマ性があろうがなかろうが、「私が預言者です霊能力者です神様です守護霊も見えますよ」と告知するだけで、ある程度の数の人たちは寄ってくるわけですな。そうなれば、彼の背後にオーラだって見えるようになります。これをアウラなどと気取って言う人もいるようですが、霊的な放射体が実在するわけでも何でもなく、見る人がそれを見ようとするから見えるってことなのです。オーラの正体は、その対象者が放つものでは決してなく、それを見た自分自身の中にあるわけですね。

 

 こんな当たり前のことをわざわざ書くのは理由があります。取りあえずは権力関係かな。総理大臣がまさか神とは思いませんが、官邸に人事権を牛耳られたせいか、官僚がそれに近い見方を強制または自覚したからこそ「忖度」を繰り返して公式文書を「改ざん」「隠蔽」してしまったのではないでしょうか。こんな例は過去にいくらでもあって、たとえばワンマンで独善的な社長はしばしばカリスマのように祭り上げられます。それを批判すると、信者たちからボコ殴りのように扱われたりするんだよな。業績がイケイケのうちは尊敬すべき神様を続けられますが、いったん経営がうまくいかなくなると地に墜とされて、掌を返すように袋叩きで悪罵の限りです。某居酒屋チェーンの創業者だって、『青年社長』(高杉良・著)としてメディアが派手にもてはやした時期があったんですから。

 

 そうした風潮が、ネットやSNSという新しいコミュニケーションツールを持つことでますます加速されているようにボクは思うわけです。「神ってる」なんていう面妖な造語もあるように、神様に祭り上げられるのも早いけど、墜ちるまでの期間も圧倒的に短い。オーラがピャイーンと輝いたかと思うと、スっと簡単に消えてしまう。おかげで醜悪な大事件すら簡単に忘れてしまうので、優秀な研究者が自殺に至ったにもかかわらず、その原因を作った女性が「今度は芸能界?」だもんね。彼の奥様のやりきれない心情に想いが及ぶってことはないのでしょうか。生き残った者が勝ちなのかなぁ。

 

 大学だって実は同じことで、日本でトップとされる東大や京大や有名私大が特別なオーラを放っているわけでもないのに、進学率が上がれば上がるほど神格化されていきます。けれども、日本の大学がグローバル社会のランキングでは下位に過ぎないと分かれば、今度はハーバードやコロンビアが神様ですよ。その大学に入学したからといって、オーラが等しく分け与えられるわけでもないのに、そのように見てしまう人が少なくない。

 教育機関というのは畢竟、何を教えて何を学ぶかということ以外に評価はあり得ないだろうとボクは思うのですが、その中身ではなく、オーラのほうに惹かれる人が圧倒的に多いんですよな。前述したように、オーラの正体なんて見ている人間の側にしかあり得ない。だからね、アウラもそうだけど、オーラなんて根拠のない言葉はもうやめようよ。

 

 オーラというのは、自らの依存心をカッコ良く置き換えた言葉に過ぎないのです。自由というのは、自分の好き勝手にできるということでは決してなく、そうした依存心から毅然として自立するという意味ですよね。世論調査やアンケートや大多数の意見に引きずられることなく、自分自身でオリジナルに物事を判断していく。そういう人たちが増えることを知識社会というのではないかとボクは思っていたのですが、実態はむしろ逆になりつつあるように見えてしまうのです。

 

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