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福助くん その5

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2018年6月19日 (火)

ドレスデン(前)

 

 昨日午後2時過ぎにドイツから帰国。到着直後に大阪で死者が出る大きな地震があったと聞きました。搭乗した航空機はインターネットに接続できるのですが、有料なので利用しなかったんですよね。機内でネットを使う必要性は特段になく、ニュースを早く知ったところで、飛行機の中でやれることなんてないという旧世代的なメンタリティもあるのかな。ケチと思う人もいるでしょうが、いま時ネット接続でカネを取ろうという心根のほうがセコいと思いませんか。舗道を歩くときに、誰も通行料なんて支払いません。インターネットもそれと同じではないのかなぁ。インフラは税金で賄うとして、カネがもっと欲しいなら独自の付加サービスを発明しろよ、って思うわけです。

 

 さて、ドレスデンですが、これは明日の話題にするとして、念願の映画『シェイプ・オブ・ウォーター』を観ることができました。以前に海外出張した時にチラリとチェックして、独特の映像世界に興味を持ったのですが、何せ中東の航空会社だったので日本語字幕がなかったんですよね。この映画はセリフを理解しないとダメだろうと勝手に決めて、活劇(古いなぁ)の『ワンダーウーマン』を選びました。これなら英語のセリフも前後関係で理解できますから。

 

 で、『シェイプ・オブ・ウォーター』の感想なのですが、ストーリー自体はそれほどの新味はありません。異質な生物との遭遇譚は宇宙人をはじめとしていろいろあります。ところが、この映画は主人公の女性が決して美人でも若くもないことに特徴があります。むしろ不細工といったほうが適切でしょう。しかも子供の頃のトラウマか何かで、耳は聞こえるのだけど会話はできません。

 

 そんな彼女は、冷戦下のソ連と対抗するための極秘研究所に清掃員として勤務しています。住んでいるのは映画館の上階。ベッドがないのかアイマスクを着けてソファで就寝。毎朝、手を伸ばして目覚ましを止めて起床。卵を3つ茹でてからバスに乗って通勤するという生活です。つまり、掃除のオバサンの男っ気のない退屈な日常が淡々と描かれるのですが、セピアっぽい雰囲気がなかなか良くて、すぐに惹き込まれてしまいます。そんな彼女が、ある時に、研究所に運び込まれた半魚人というのか何というか、エラ呼吸だけでなく肺呼吸もできる異生物と出会い、手話を使いながら交流していきます。しかもプラトニックではない具体的な恋におちてしまうというあたりが、21世紀らしいファンタジーといえるのかな。

 

 けれども、研究所はこの異生物を扱いかねて、生体解剖するらしい。その計画を知って、彼女は海に逃がしてやることを決意します。掃除のオバサンが、何とアメリカ政府を敵に回すわけです。このあたりから映画は大きく動き始めるのですが、異生物への同情が恋心に変わる前後あたりから、このオバサンが魅力的に見えてくるから実に不思議なのです。大きな鼻で不細工であることに変わりはなくても、見え方が違ってくるのかなぁ。昔から「美人は3日で飽きるが、ブスは3日で慣れる」とも言われますが、恋をした女性は誰でも綺麗になれるのだと実感させる映画です。

 

 その脱出計画に協力する隣人の絵描きのオッサンが同性愛者ということもあって、「生物多様性」を読み取ることも可能でしょうが、それは副産物じゃないかな。今でも感想をうまくまとめられないで困っていますが、映画としての完成度はかなり高いと思います。最後にオバサンと異生物が「結ばれる」あたりは蛇足だと思いますが、あれがないと隠された関係性が分からないので、必然性がないわけではありません。

 

 とにかく最初から最後まで不思議な魅力に満ちているのです。アカデミー賞で作品賞、監督賞、作曲賞、美術賞の4冠に輝き、けれども女優賞には縁がなかったのも納得できます。ことさらにヒューマニズムを強調していないことも好感を持てました。日本語にすれば「水の形」となるのかな。そんな雰囲気を楽しむ映画といえるかもしれません。

 

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