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2018年12月21日 (金)

情報帝国主義(後)

 

 昨日に報道されたばかりなので、日本のメディアは扱いに苦慮しているのか、それとも「今さら」な話題のせいか、フェイスブックによる多数の企業との個人情報共有はほとんど後追いされていません。

 

 日本経済新聞12月20日付けの記事をもう一度紹介しておくと、フェイスブックではアップルやアマゾン・ドット・コムなど約150社以上の企業と個人情報を共有していました。たとえばマイクロソフトの検索エンジン「ビング」では、これを利用してフェイスブックユーザーの友人の名前も読み込めるようにしていたり、アマゾンでも小売りサイトのレビューを投稿した人の審査に利用していたそうです。

 

 現時点ではほとんどの企業との共有を取りやめているそうですが、ある時期は個人情報がダダ漏れの状態だったといっていい大問題ではありませんか。今頃になって報道の配信元であるアメリカのニューヨークタイムスが問題視したのは、連邦通信委員会(FCC)と2012年にプライバシー管理における合意を行っていたからです。つまり、ユーザーの同意なしで個人データを共有してはいけないってことですね。

 

 それに対してフェイスブックの公共政策担当ディレクター(こんな役職があるんですな)は、提供企業はプライバシーに関する規約を守っているほか、フェイスブックが対応してこなかった端末やプラットフォームでサービスを使えるようにするためと釈明しています。

 

 早い話が、より利便性を高めるためであって、個人情報が外部に流出することはないということですが、それでいいのかなぁ。そんなことに同意した覚えはねぇぞという大合唱があって然るべき事件なのに、抗議の気配はまったく感知できません。フェイスブックがそうなら、LINEの会話記録だってビックデータのひとつとして解析処理され、マーケティングに活用することも考えられるではありませんか。すでにやっていたりしてね。

 

 ボク自身は、フェイスブックに参加していませんが、独特の押しつけがましさを感じませんか。「友達申請」って、若い人には楽しいことかもしれませんが、オッサンには何だかなぁなんですよね。ましてや、そうした個人情報が企業に流れているとしたら、ホントもウソもシャレや冗談だってすべて筒抜けってことじゃないですか。

 

 ああ、またしても話が長くなってしまいました。SNSというのは、囲碁のように、そうした情報インフラが陣地を取り合う戦場といっていい。他の国を侵略して領土を拡大する帝国主義と何ら変わりありません。異なるのは、それが国家の意思ではなく企業が主体になっていることと(中国は別かな)、個人情報が支配すべき領土になっていることです。これを拡大していくのは、軍事力ではなく、個人にとっての利便性や面白さということも違うでしょうね。

 

 それだけに、春秋戦国や群雄割拠のように複数が並び立つことはなく、各分野での覇者は1人または2人程度しか許されません。パソコンの黎明期にOSは何種類もあったのに、今ではマイクロソフトとアップルの2つに収斂されていますからね。

 

 何よりも薄気味悪く感じるのは、ボクたちがネットを検索して得られる情報は限られていますが、ファイアウォールの向こうには秘密の個人データが山のようにあって、その取り合いが陰で活発に行われているということです。オレのことをビジネスのタネにするんじゃねぇと言っても、カードのポイントやら何やらで、もはやボクたちを隠している布は僅かです。それでも便利なほうがいいじゃんという人が多数派でいる限り、どんどん丸裸になって、内臓までも見られることになるでしょう。

 

 そんな戦いを勝ち抜いて唯一神となった「ビッグブラザー」は、情報を武器として、いずれ個人を支配していくことになりかねません。頻繁に「許可」を要請するスマホは、その先駆けにほかならないとボクは思うわけですな。

 

 それでボクたちは果たして幸せになれるのでしょうか。

 

 この問いを昨日から考え続けてきたのですが、答は見つかりませんでした。幸せに感じる人もいれば、感じない人もきっといる。幸せだと感じない人は、やがてシェルターを作って立てこもることになるんじゃないかな。そこからの話を作ってみたいのですが、どうにもIT系の知識がなさ過ぎで手が出ません。取りあえずは、個人情報やプライバシーがなぜそんなにも大切なのかという文系的な大原則に立ち戻ることから始めてみたいと考えております。これも時間のかかる課題なんだよな。

 

 情報帝国主義なんてたいそうなことを言っておきながら、尻すぼみの結論で申し訳ありません。

 

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