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2019年1月29日 (火)

支配と従属

 

 人間は持つ者と持たざる者の2種類に分けられる……。なんてことを言った人がいますが、これはかなり欺瞞的な表現じゃないかな。ボクが正しく言い直せば、「人間は持つ者と奪われる者の2種類に分けられる」となります。

 

 ゼロサムゲームなんていう言葉が流行したこともありますが、この有限の世の中で途方もないカネを持つなんて、どう考えてもどこかから奪ってくる、あるいは集めてくる、もしくは貰う(頂く)ことでしかあり得ないではありませんか。にもかかわらず<「持つ者と持たざる者」に分けてしまうと、綺麗にまとまってはいても、世の中の真実を隠蔽してしまうことになります。

 

 人間は、この2種類だけでなく、さらに2種類に分けることもできます。すなわち、支配する人と支配される人です。奴隷が存在した時代は支配・被支配の関係が分かりやすいのですが、近代から現代は圧倒的に平等になり、社会が進化したように見えても、必ずしもそうではないんですね。選挙で指導者を選ぶなど、いかにも民主的に感じるかもしれませんが、こう言い換えると実態が分かるはずです。支配する人と従属(服従)する人。支配・被支配は客観的な関係性を表現していますが、「従属」には本人の意思が伴います。これが選挙の時には「支持」なんていう素敵な言葉に変換されるんだよな。

 

 ということで、きちんと言い直せば、人間は支配する人と従属する人の2種類に分けられる、ということになるわけです。けれども、実に多くの人がこの現実に気づかず生活をしています。でもね、ひとたび支配する人たちが意思すれば、悲惨な戦争が始まり、その現場で従属する人たち同士が互いに殺し合うことになるのです。

 

 しかしながら、支配されるのは不愉快でも、従属は楽で心地良いんだよな。「ビールください」「あ、じゃオレも」、「鶏カラください」「ボクもそれ」みたいな卑近な選択から始まり、難しい意思決定まで委ねることができるからです。この握り飯が美味しいという★印を貰った店に殺到する。人気のアイドルグループが言うことは何でもかんでも無条件に賛同する、という程度ならまだしも、不安な心情を利用して全面的な帰依と依存(どちらも服従の言い換えですが)を求めるカルトもありましたよね。そして、化けの皮を剥がせば共同幻想に過ぎない社会的ヒエラルキーに唯々諾々と従う人たちがいる。こういう従属者は上位に媚びへつらいながら、下位の人間を踏みつけ、時には持つものを奪い、投獄しても痛痒を感じないという性癖を備えています。

 

 いま時そんなアホな、と嘲笑する人たちがボクにははっきりと見えますが、では税金とか年金ってどうなのと問い返したい。その金額を計算する根拠となる基礎統計に間違いがあれば、収奪ってことになるではありませんか。こういうミスが給付を受ける側のプラスに働くなんてことはあり得ないですからね。

 

 かつて社会保険庁では「消えた年金記録」が大問題になりました。最近は厚生労働省による「毎月勤労統計」などで誤りや不正が続々と判明しています。こうした統計データは政策提言や学者の研究にも利用されるので、行政への信頼を根幹から揺るがす事態にもかかわらず、何だかね、おそらくスルーされていくんじゃないかな。何しろ、コトを荒立てないのが奴隷根性なんですから。

 

 ボクには、そうした現代の事象から映画『ベン・ハー』(1960年日本公開)で描かれた帝政ローマ時代のような状況が透けて見えます。人間が「個」であることに強くこだわればどんな社会になるか想像もできませんが、少なくとも「被支配」「従属」という言葉にもう少し敏感になるべきじゃないかな。

 

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