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2019年5月15日 (水)

トレンドという共同幻想

 

 仕事柄でトレンドや流行に敏感なつもりですが、それを追いかけることに疲労を感じるようになったのはいつ頃からかなぁ。若い頃は誰よりも素早くトレンドの萌芽を見つけることに喜びを感じたのですが、ある時期から虚しいとすら形容できる消耗感を覚えるようになったのです。

 年齢的な衰えもあるでしょうが、デジタルメディアとITの急速な発達でそんな感覚が促進されたのだと思います。紙に情報を印刷するほかなかった時代に比べたら、流行などの伝播力は自転車とジェット機くらい違うといっても過言ではありません。かつては新聞と雑誌を丹念にチェックしていれば十分だったのに、今では毎日のようにネットに目を通さなきゃいけない。YouTubeは言うまでもなく、インスタグラムやツイッターなどのSNSも見逃せません。そんなことをしていたら、たちまち1日が過ぎていくんじゃないかな。

 情報流通が高速化すれば、当然のことながらトレンドの寿命も短くなり、あっという間に生まれては消えていくことになります。気がついたら終わっていたなんていう流行だって珍しくなく、そんなアブクのようなものを追いかけるには若さ=精神的体力が欠かせないので、オッサンには年齢がハンディキャップになってきます。同時代を生きる感覚が次第にズレていくことも否定できません。かといって無理矢理に若ぶるのもイタいじゃないですか。

 そんなことを感じ始めてしばらく後で分かったのは、トレンドや流行を「追いかける」から追いつかない時もあるということです。だったら逆に「待ち受ける」ようにすればいいじゃないですか。幸いに、人間の生理的な機能はここ数万年にわたって極端に変化していません。せいぜい体毛が薄くなったくらいでしょう。ということは脳がもたらす精神性も基本的に変わっていないということになります。若い人たちは自分たちの居場所を特権化するために、旧世代を敵視して差違を言い募りますが、こんなことはボクも含めて大昔から繰り返してきた排他性であり、テクノロジーの発達がそれを過度に後押ししているだけなんだってば。ファクスを使えない上司が陰で笑われたのと同じように、ITリテラシーに無知な旧世代を仲間うちでバカにするわけですな。

 たとえばEメールやラインの普及で、電話は他人の時間を勝手に奪う機械と見なされるようになりました。けれども、他人に何かをお願いする時には、テキストでなく肉声で伝達するのが人間としての礼儀じゃないかと考える人もいます。ボクの若い頃なんて、初めての原稿依頼は先方宅に出向いて対面することが常識でした。それ以前は手書きの封書から始まったんですぜ。

 こんな例を挙げたらキリがないので結論を先回りすれば、人間は便利と安楽が大好きな動物なのです。だからこそテクノロジーが進歩したわけでね。それに伴って礼儀やマナーやプロトコルもどんどん変わりつつありますが、これはあくまでもリテラシーであって、トレンドや流行とは別ものですよね。このように人間の基本的な生理にもとづいて解釈すれば、そんなに驚愕するような事態は発生していません。ということは、先回りして「待ち受ける」ことも可能という理屈になります。

 そりゃね、細かな違いを探し出せばいろいろとありますよ。想像を絶することもないわけではありません。それでも、似たような事件や事例を過去から発掘するのは決して不可能ではないと思います。

 長くなったので「というわけで」と、まとめれば、トレンドや流行の本質をつきつめれば、そうした精神性が生み出した「共同幻想」ということに尽きるのではないでしょうか。その主体は機械でなくてあくまでも人間ですから、今日になって突然に新しい流行が勃発するわけではありません。その根っ子や理由は、昨日という過去に基づいているはずです。そして世代や同時代性もカギになってきます。流行が騒がれるようになったら、とっくに終わりなんてことも昔から言われていましたよね。

 つまり、それなりの弁証法的な「歴史観」さえ持てば、予測も不可能ではないだろうと信じております。にもかかわらず外してばかりいるのは、ボクの浅学非才に過ぎないと思うんですけどね。

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