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福助くん その6

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    福助くん、9歳の秋です。 ちょっと長めの散歩をして、世田谷公園へ。 紅葉と福助をご覧くださいまし。

福助くん その5

  • 赤いサルビア♪
    2010年秋の福助くん。とある週末に埼玉県所沢市にある航空公園に行ってきました!

福助くん その4

  • 1 毎年恒例の・・・
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福助くん その3

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福助くん その2

  • 定位置
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福助くん その1

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2019年8月 2日 (金)

歴史は繰り返す

 

 天下無双のコンビニチェーン、セブンイレブンを築き上げた鈴木敏文氏が役職を退任し、経営から手を引いたのは2016年。それから3年もしないうちに、24時間経営をめぐって加盟店が反乱。それを鎮圧することができず、逆にフランチャイズシステムの見直しを迫られることになりました。今年になっても、モバイル決裁サービスの発足直後からハッキング事件が勃発。それだけならまだしも、2段階認証も知らない人間が専門子会社の社長だったことが記者会見で発覚して批判を浴びました。昨日になって、このモバイル決裁サービス自体を9月末で終了すると発表しています。

 新しいシステムがうまくいかなくて撤退することは珍しくも恥ずかしいことでもありませんが、モバイル決裁という新型のデジタルサービスを専門で運用する会社の社長が、ごく一般的なセキュリティにも疎かったというのは、悪い意味で象徴的というほかありません。社内でどんな力学が働いていたかは想像するほかないので、ここからはあくまでも根拠のない推測ですが、さすがのカリスマ鈴木氏も、おそらくは無意識に能力なんかより自分の意に沿う社員ばかりを幹部に登用してきたんでしょうね。母体であるスーパーの創業家と折り合いが悪いと伝えられてきたので、足もとをすくわれない防衛策として仕方がないともいえます。ところが、そんな連中がこともあろうに創業家と結託してクーデターを計画。結果的にカリスマは部下に裏切られることになったんじゃないかな。

 しかしながら、その謀反グループの中にITセキュリティに詳しい人材はいなかった。けれども、誰かを社長にしなきゃいけない。では温和しいアイツにしとこうかと選ばれたのが、力不足もいいところの置物に過ぎなかったわけです。明治維新もカスな奴ばかりが生き残ったと酷評する歴史家がいますからね。

 かのスティーブ・ジョブズも、自分自身が雇い入れたジョン・スカリーにアッブルから追放されたことは有名です。日産自動車のカルロス・ゴーンにしても、従順きわまりないと思い込んでいた現経営陣が秘かに証拠を揃えて告発したことが始まりになったはずです。さもなきゃ、あんな詳細な内部資料は出てきませんよ。

 こんなことは、3000年前の春秋戦国時代から連綿と続いてきたことで、手を変え品が変わるだけで、似たような事例を出したらキリがありません。組織の立ち上がり期にはみんなが同じ気持ちで一生懸命に働いたのに、儲けが安定してヒマができると、茶坊主連中が権力闘争を企てるようになり、やがてはカリスマ創業者を倒してしまう。

 小説の作法としてはあまりにも通俗的で、ストーリーだけで編集者から即座にNGをくらいかねないのに、現実社会では21世紀になっても同じことをやっています。人間というのはまったく進歩していないんですよね。

 若い人たちが先輩を煙たく感じたり、老人を嫌うのも同じです。だから彼らはことさらに「時代が違う」とか「アップデートしなきゃ」と強調しますが、そんなことはボクだって若い頃に言ってきたことです。世代交代で禅譲なんてそもそも稀有なことであって、多かれ少なかれ闘争が伴うのであります。

 さて、結論をどうしようかと読み直してみれば、イントロが違うだけで内容は昨日の「諸行無常」とほとんど変わりないことに気づきました。これって、ある種の認知症なのかなぁ。だとすれば、大から小に至るまで権力闘争を繰り返し、懲りることなく自然を汚して環境を破壊し、人間同士で非道な殺戮を続けてきた人類そのものが、もっと重度の病に罹患していることになるじゃないですか。

 

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