笠木恵司の主な著書

  • キャリア・チャレンジ2009-2010
  • 資格試験合格後の本
  • 学費免除・奨学金で行く大学・大学院進学・休学・留学ガイド
  • 価値ある資格厳選200
  • インターネットでMBA・修士号を取る
  • 腕時計雑学ノート
  • 「国際標準」ビジネス資格完全ガイドブック
  • 日本で学べるアメリカ大学遠隔学習プログラム
  • テレビ局完全就職マニュアル
  • 資格の達人
  • MBA入学ガイドブック
  • 学んで! 遊んで! 役に立つ! インターネットキャンパス
  • 日本で学べるアメリカ大学通信教育ガイド

お気に召したら、ポチっと↓

  • 笠木恵司のブログ

福助くん その6

  • D_p1000397_s
    福助くん、9歳の秋です。 ちょっと長めの散歩をして、世田谷公園へ。 紅葉と福助をご覧くださいまし。

福助くん その5

  • 赤いサルビア♪
    2010年秋の福助くん。とある週末に埼玉県所沢市にある航空公園に行ってきました!

福助くん その4

  • 1 毎年恒例の・・・
    今さらですが、今年の花見の福助くん。ご近所の目黒川に行ってきました。

福助くん その3

  • 1 田舎に行ってきました!
    飼い主の田舎に行ってきた福助。うららかな春を迎えた大自然のなかで、いつもと違った表情に。

福助くん その2

  • 定位置
    平日は会社にいる福助。こんな感じの毎日です。

福助くん その1

  • 5djustice3f5d5575e032a1
    笠木の飼い犬。甘えん坊でちゃっかり屋の8歳。雄。

« リッチでないのに(前) | トップページ | リッチでないのに(後) »

2019年9月 5日 (木)

リッチでないのに(中)

 

 昨日は「創作のいきづまり」なんていう厳しい言い方をしましたが、彼の遺書をあくまでも額面通りに読めば、「嘘をついてもばれるものです」という境地に達するのは不思議ではありません。

 ただ、1960年代から70年代の始めまで、彗星のように華やかに輝いて消えてしまったCMディレクターは、やがて活発化する消費文化の爛熟と、それが行き着く先のモノ離れみたいな現象を予感していたのではないかと思うのです。

 そもそも広告というのは、モノやサービスを売るために存在するわけですから、それによって人をリッチにしたり、ハッピーにするものではありません。そうした夢や幻を描いて購買意欲を刺激するのは事実ですが、たとえばポルシェに乗れば漏れなく若い美女がついてくるなんてことはあり得ないじゃないですか。けれども、広告制作者としては、嘘にはならないギリギリの夢や幸福を追求しなればならない。どんなに高価な化粧品を購入しても、ものすごい美人に変貌することは無理なのに、人気の女優さんやモデルを起用して、ある種の錯覚を感じさせるわけです。

 しかしながら、消費者も決してバカではありませんから、そんな虚構はお互いに織り込み済みなんですよね。ただし、クリエイターがそうした責任感みたいなものを背負い込むと、必然的に「ハッピーでないのに、ハッピーな世界は描けません」となってしまう。だからクリエイターのほとんどは、広告を見て消費者がモノなりサービスを購入したら、その後は「自己責任」と割り切るのが普通だと思います。虚偽や詐欺的な表現はもちろんアウトですが、高等な倫理や道徳を広告に求められたら、ありきたりのものに堕してしまい、まるで面白くなくなってしまう。自由と規律というか、創造性と社会的な責任感というか、そのギリギリの綱引きの中で広告や記事は制作されているといってもいいんじゃないかな。

 しかしながら、杉山登志は敢えて人間としての倫理感に深く踏み込み、やがて絶望を感じたのではないでしょうか。確かクレジットカードの広告コピーにあったと記憶しますが、「だからといって幸せにはなれません」と似ていますよね。ボク自身も、能力は彼に比べて圧倒的に劣りますが、たまに似たような絶望感に陥ったりします。ボクの場合は、何をどう書いても社会なんてちっとも変わらないじゃないか、ってことですけどね。

 でもさ、リッチになるのは無理でも、ハッピーになる方法はあるんだよな。

 残念ながら、本日は軽い熱中症になってしまい、体温が38度もあります。この項は再び明日に回すとして、少しだけ静養させてください。

 

ランキングに参加しています。お気に召したら、ポチッと↓

笠木恵司のブログ

 

 

« リッチでないのに(前) | トップページ | リッチでないのに(後) »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事