笠木恵司の主な著書

  • キャリア・チャレンジ2009-2010
  • 資格試験合格後の本
  • 学費免除・奨学金で行く大学・大学院進学・休学・留学ガイド
  • 価値ある資格厳選200
  • インターネットでMBA・修士号を取る
  • 腕時計雑学ノート
  • 「国際標準」ビジネス資格完全ガイドブック
  • 日本で学べるアメリカ大学遠隔学習プログラム
  • テレビ局完全就職マニュアル
  • 資格の達人
  • MBA入学ガイドブック
  • 学んで! 遊んで! 役に立つ! インターネットキャンパス
  • 日本で学べるアメリカ大学通信教育ガイド

お気に召したら、ポチっと↓

  • 笠木恵司のブログ

福助くん その6

  • D_p1000397_s
    福助くん、9歳の秋です。 ちょっと長めの散歩をして、世田谷公園へ。 紅葉と福助をご覧くださいまし。

福助くん その5

  • 赤いサルビア♪
    2010年秋の福助くん。とある週末に埼玉県所沢市にある航空公園に行ってきました!

福助くん その4

  • 1 毎年恒例の・・・
    今さらですが、今年の花見の福助くん。ご近所の目黒川に行ってきました。

福助くん その3

  • 1 田舎に行ってきました!
    飼い主の田舎に行ってきた福助。うららかな春を迎えた大自然のなかで、いつもと違った表情に。

福助くん その2

  • 定位置
    平日は会社にいる福助。こんな感じの毎日です。

福助くん その1

  • 5djustice3f5d5575e032a1
    笠木の飼い犬。甘えん坊でちゃっかり屋の8歳。雄。

« 見られる | トップページ | 入試改革(前) »

2019年9月18日 (水)

歴史は繰り返す?

 

 ネクタイとスーツのラペル幅は、広くなったり細くなったりを繰り返してきました。ちなみにラペルとは、スーツなどで折り返されている部分の下襟のことで、上襟のほうをカラーと呼びます。ネクタイの幅(大剣)は、このラペル幅に合わせるのがバランス的に最も美しいとされるので、ごく簡単にまとめてしまえば、上着の襟幅に伴ってネクタイの幅も変遷してきたわけです。

 ボクが知る限りでは、第2次世界大戦の直前・直後はネクタイがすごく細かったと思います。1959年製作の映画『北北西に進路を取れ』に主演したケーリー・グラントは、細いネクタイを肩の上でなびかせながら複葉機から逃げ回っていました。日本でも、同時期に製作された人気喜劇映画『社長漫遊記』(社長シリーズとして1956年~70年まで)などを見ると、森繁久弥をはじめとする出演者は細めのネクタイを締めています。

 ところが、その後はどんどん幅が広くなっていき、70~80年代にテレビで大活躍した大橋巨泉は、幅広というより太いと形容したくなるサイズの派手なネクタイがトレードマークでした。バブル期には肩が余るラージサイズのブランドスーツが流行。それに合わせて幅広のネクタイが常識となったのです。

 それが2000年頃になると、今度は一転して「ナローネクタイ」と呼ばれる超細身が出現。それまでと比べたらまるでヒモのようなネクタイは、やがてビジネスファッションにも影響を与えるようになり、つい最近まで比較的に細目のネクタイが主流だったと思います。もちろんラペルが細くなるだけでなく、上襟と下襟のつなぎ目であるゴージラインも肩のほうに上昇。全体的にアクティブでシャープなイメージを与えるスタイルに変わってきました。これはスーツそのものがジャストフィットのスリムになってきたことが大きな理由だと思います。

 こうした移り変わりを振り返れば、次は再び広くなるんじゃないかと誰だって予測しますよね。実際に、数年前から某スーツブランドでは上襟も下襟も「ヒラヒラ」と形容したいくらい幅広の新コレクションを投入しています。これを購入したら、それに合わせて幅広のネクタイも新しく揃えなきゃいけないので、この段階でボクのスーツ・ショッピングは停止することにしました。もとより毎日スーツを着用しなきゃいけない仕事ではないので、いちいち流行を追っかけていたら、ボクの極小クローゼットでは間に合いません。

 しかしながら、襟やネクタイの幅は単純に細く・広くを繰り返しているわけではありません。現代の技術革新は布地などの素材や縫製も例外ではなく、それを背景としたファッションデザインも不断に進化・発展してきたと考えるべきでしょう。というわけで、歴史は必ずしも過去と同じように繰り返されるわけではなく、ざっくりひとまとめに俯瞰していたら大切な変化を見逃しますよ、と言いたいのであります。

 それにしても、人間という生き物は実に興味深いですよね。商学的な観点では、流行という目先を変えて消費を刺激すると説明されているはずですが、それだけではないような気がします。そもそも人間は「飽き性」なのではないでしょうか。だからこそ海や山を越えて地球全体に広がっていった。これを生存をめぐる闘争の結果と理解するのでなく、つまらない日常より死を賭した冒険を求めたと考えたいですよね。そうしたDNAを継承する人たちが先頭になって、ファッションを変えてきたのではないでしょうか。あ、月や火星を目指すのもそれと同じかな。常識を打ち破る勇気が必要なことも共通しています。

 だとすれば、やはり歴史は決して繰り返すことはなく、むしろ常に新しい地平線を目指してきたと解釈すべきだと思うのですが、いかがでしょうか。

 

ランキングに参加しています。お気に召したら、ポチッと↓

笠木恵司のブログ

 

 

 

 

« 見られる | トップページ | 入試改革(前) »

ファッション・アクセサリ」カテゴリの記事