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2019年10月 4日 (金)

高潔

 

 倫理や道徳というのは、いくら教えても身につく人とつかない人がいるんでしょうかねぇ。少なくとも学力や知性、あるいは役職や地位とは、まったく何の関係もないらしい。だぁからさ、日本は人格教育を本気でやらなきゃいかんよと、このブログで口を酸っぱくして、いや、キーボードを叩く指が痛くなるほど主張してきたのです。

 もちろん感電、じゃなかった関電のことであります。

 賄賂と呼ぶにはおこがましいですが、過度な謝礼のようなことは、ボクごとき非才な貧乏ライターでも稀にあります。初めて経験したのは記者職になって2年目くらいかな。取材が終わって退出しようとすると「ちょっと待ってね」と呼び止められ、「これ車代」と封筒が机の上に置かれたのです。まだ紅顔の新人だったので意味が分からず、訝しく感じて封筒の中をチラリと見たら何と万札じゃありませんか。ここで「どうも」と素直にフトコロに入れて帰るか、それとも「これはちょっと」と辞退するか。

 どちらが正しい態度かなんて、学校では教えてくれませんよね。コンプライアンスがうるさくなったのは近年のことなので、ボクの若い頃は会社でも話題になったことがありません。まるでいつものことのように自然に封筒が置かれたので、おそらく貰う奴は貰っていたはずです。それこそ関電の稚拙な釈明のように、受け取りを拒否して相手の気分を害したくないという配慮があったかもしれない。
 いずれにしても、その封筒をどうするかは、現場にいる自分自身が判断するほかありません。こんな実例を紹介するくらいですから、もちろんボクは受け取りませんでした。社会経験の乏しい新人だったので、もしかすると掟破りだったかなと不安になりましたよ。それでもね、取材後に過分な車代を貰うというのは気分が悪い。理屈を超えて、バカにされているように感じられて不快だったのです。ということは、不快にならない人もいるわけですな。

 実際に、後年に似たようなことがあった直後に「遠慮せず貰っておけば良かったのに」と言われたこともあります。関電では万札どころか億のカネを貰っても、記者会見では「法的に問題ない」と居直っておりました。法的に問題があろうがなかろうが、イワレのない大金を外部の人から貰うのは尻が浮き上がるほどの違和感を覚えるはずですが、そうは感じない人が原発を作っていたわけです。副社長か役員か知りませんが、大組織のエライ人で、おそらく立派な学歴をお持ちの方でも、それなりの倫理や道徳を持っているとは限らないという明白な証拠じゃないですか。ついでに言えば、恥の意識もね。「恥知らず」と誹られるのは、ものすごく恥ずかしいことだと認識されていないらしい。

 もっとも、清く正しく高潔であれば人生が明るく楽しくなるかといえば真逆でありまして、むしろ苦しい時があります。清濁併せ呑むというのも、太い大人の要件かもしれない。それでもイヤなことや嫌いなことはどうしてもできません。正義感うんぬんを越えて、生理的にダメ。だから貧乏なんだと言われれば「はいそうです」と秒速で肯定しますが、組織や軍隊のリーダーほどそうしたプリンシプルが必要なんじゃないかなぁ。さもなければ部下の信頼を得られません。昨今はSNSが普及しており、リーダーの資質や悪業なんてすぐにバレる時代だからこそ、尊敬される人格を鍛えておかなきゃいかんでしょう。ボクは人に頼られることも嫌いなので、そもそも論外ですけどね。

 またまた指が痛くなってきたけど、そろそろ本気で幼児期から人格教育をやろうよ。江戸時代じゃあるまいし、「お主もワルじゃのう」みたいなことを大名屋敷の奥でやっている場合じゃないでしょう。しかも今回は、ヘタすりゃ大規模な被害が発生する原発をめぐる収賄なんですぜ。

 かといって、どうしたら高潔な人格を形成できるかボクには分かりません。入試制度をいくら変えたところでダメなことだけは分かりますけどね。新渡戸稲造が1900年にアメリカで刊行した『武士道』は、やはり彼の頭の中で創作されたファンタジーに過ぎなかった。そこから始める必要があるのかもしれません。

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