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2020年1月 7日 (火)

美意識

 

 電車の中での化粧はもはや常識化しており、突然の揺れでマスカラブラシが眼玉を突き刺すんじゃないかとハラハラさせるものの、もはや慣れてしまって不快感が消えてしまいました。 

 けれども、ボクが利用する地下鉄日比谷線では、よほど空腹なのか、バッグや紙袋から食べ物を取り出し、人目もはばからず頬張る人にしばしば遭遇します。山手線ではあまり見かけないので、窓外が暗い地下鉄なら安心するのでしょうか。ただし、口にする食べ物がね、いろいろとあるんだよな。

 サンドイッチなら乾いているのでまぁまぁ許せますけど、オニギリをムシャムシャってどうなんだろう。特にパッケージを引き破ってから海苔を本体に巻くという場合は、バリバリと大きな予告音も伴います。そもそもこういう人は他人を意識することがないので、「地下鉄で何やってんだコイツ」という冷たい視線を一身に浴びていることに気づかないんでしょうね。

 その延長というべきか、マクドナルドのハンバーガーとコーヒーを持って車内に飛び込んできた若い男を見た時は、さすがに衝撃を受けました。「こ、これもテイクアウトなのか」と呆然とするボクを無視して、そいつは薄緑色のパッケージを開けてハンバーガーを取り出したのです。すぐにお馴染みの濃厚な匂いがプワーンと車内に漂います。地下鉄ですから、窓を開けるわけにもいきません。朝の10時前だったかな。ネクタイ姿の会社員もまだ多く、みんなが迷惑そうな顔をして彼を一瞥しましたが、さすがに社会人なので面と向かって文句は言わない。だから調子に乗って行儀の悪いことをする奴が増殖するんだよな。言われなきゃ分からない、教えられなきゃ知らないと恥ずかしげもなく言う人が少なくないので、腕力に自信のある大人は遠慮なく注意すべきですよね。

 さて、いよいよ本題です。銀座から恵比寿に向かう日比谷線の車内で、ファッションモデルかと見紛うほど背が高くスレンダーな女性が扉の脇に立っていました。服装もブラックベースのシックでまとめており、バッグも高級ブランドのロゴがくっついております。そんな格好にはおよそ不似合いな白いビニール袋をぶら下げていたので、ついつい挙動に注意していたのですが、霞ヶ関を過ぎたあたりで、彼女は袋の中をガサゴソとかき回して、あるモノを取り出したのです。

 それを見てボクは驚愕しつつも、鼻から笑いが吹き出しそうになりました。いったい何だったと思いますか? 

 普通の人なら想像を絶するだろうな。なななな何と牛丼だったのです、って、冗談ですよ冗談。これは過度にびっくりさせないための予行演習でありまして、さすがのボクも丼ものや麺類を食べている人は見たことがありません。周囲を圧倒する強烈な匂いが籠もるだけでなく、完食を目指すうちに下車駅を通過しちゃったりしてね。

 では、彼女は何をビニール袋から取り出したのでしょうか。

 それがね、バナナだったのであります。これは長きにわたって地下鉄に乗り続けてきたボクにとって初めての体験です。

 彼女は揺れる車体に身体をあずけながら、ゆっくりと四筋ほど剥いてから、パクリと食いつきました。それを見て「お前はゴリラか」と思ったのはボクだけでしょうか。どうせならリンゴのほうがカッコ良かったのに、というのも冗談ですけど、そういう種類の感覚なのかもしれません。さらに、彼女は食べ終わった黄色い房を袋に戻した後で、今度は飲み物を取り出しました。それがボトル入りの緑茶ですもんね。漫才なら間髪なしで「オバハンか!」と突っ込みが入りますぜ。

 別に緑茶がいけないというわけではありませんよ。繰り返しますが、ブラックのファッションをまとった20代半ばのスレンダーな女性が、地下鉄の車内でバナナを剥いてパクつき、緑茶をゴクゴクする。そんなミスマッチが逆にオシャレという意見もないわけではないでしょうが、ワタクシはちょっとね。見ず知らずの女性であるだけに、もうちょっと美意識に敏感になって欲しいなぁ。そんなに素敵なスタイルなのに、わざわざイメージをぶち壊してしまうのは勿体ないではありませんか。

 美しい精神は、美しい装いと姿勢と態度を通して表現される。そのために少しばかりの空腹は我慢することも必要じゃないかとボクは思うんだけどなぁ。

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