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2020年1月14日 (火)

饒舌は嫌われる

 

 ゴーン容疑者、というか被告かな、彼の弁明がテレビで報道されましたが、案の定というか、こういう人は日本では嫌われるんだよな。ヨーロッパのエリートならちっとも不思議ではないマルチリンガルに驚いたのは一部の番組だけで、コメンテイターの皆さんはすべて日本からの逃亡を非難。彼を擁護する識者や評論家は、ボクが見た限りでは1人もいませんでした。判決が出ていないのですから、法的には犯罪者ではないのですが、保釈中に海外逃亡ですから、これまで叩くのをモゾモゾとためらってきた理由がすっかりふっきれたらしい。

 中には調子に乗って、有罪率が異様に高い日本の刑事裁判を「精密司法」と声高に自慢する元検事もいましたが、いい加減にして欲しいなぁ。そのかわりに不起訴も多いと彼は指摘しましたが、例のレイプ事件の容疑者となったジャーナリストはどうなんだよ。あれだけの根拠があるにもかかわらず、政権からひと声あったかどうかは知りませんが、検察審査会でも不起訴となったではありませんか。そもそも就活中の若い女性を引っ張り出して、深夜まで2人だけで飲酒するという行為自体がアウトですよね。下心があったとしか考えられないじゃないですか。

 逮捕後の拘留期間にしても、法律では最長20日間とされているにもかかわらず(逮捕後の3日間を加えて合計23日間)、ゴーン容疑者は120日以上も拘束されました。再逮捕など様々な理由がくっつきますが、要するに自白しなければ外に出してくれないのです。警察庁のトップである長官が狙撃されても犯人は今も不明という貧弱極まりない捜査能力に、恫喝を繰り返すだけの子供じみた尋問などなど、これのどこが「精密司法」なんですかねぇ。

 こうした人権無視の司法制度を指摘する人がいなくもなかったのですが、「ともかく逃げたのはいかん」という大声にかき消されてしまいました。

 日本は源義経が大好きな判官贔屓の国のはずなのに、ゴーン容疑者に批判的な理由は簡単です。彼が大金持ちということもありますが、あまりにも饒舌だったからですよね。大金持ちの犯罪容疑者というだけでも不愉快なのに、ベラベラと自分に都合のいい理屈ばかりを延々としゃべりまくる。内容はどうあれ、ほとんどの日本人はそれだけで嫌悪を感じるんだよな。

 国際社会は異文化の人たちが混在しているので、どんなことも思っているだけでは伝わらず、話すことがすべての始まりになります。ビジネスマンが寡黙では商売にならず、多国籍企業の経営幹部ともなればマルチリンガルでなければ務まらない。こうしたグローバル化に対応して、日本の大学でも語学教育の強化だけでなく、プレゼンテーションやディベートを活発にやるようになりましたが、まだまだボクたちのメンタリティは変わっていません。「男は黙って……」とは言わないまでも、話せば話すほど軽く見られるようになります。逆に、何も考えていないくせに、腕組みをして瞼を閉じているだけで西郷隆盛のように思われたりするわけですな。

 かく言うボクも、ゴーン式の多弁は嫌いです。機関銃のように言葉を繰り出してくるなら、それが弾切れになるまで待避して、二言三言の大砲を準備することにしています。たいていの人は話せば話すほど隙が生まれるので、最も他者の共感を得やすい急所を狙えばいいんですよね。

 以前にも書きましたが、人間は話の内容なんかあまり聞いていません。そこに反映された感情を読み取り、自分の中に移しかえるんですよね。ただし、インタビューアーは現場では決して嫌悪を表現せず、むしろ好意的に反応します。だから、ゴーン容疑者も賛意を得たと思い込んでベラベラと続けたわけですな。こういうことにならないよう自戒してきたつもりですが、頷かれるとボクもつい調子に乗ってしまうので、皆さんもご注意ください。

 

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