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2020年2月10日 (月)

分析から提案へ

 

 神様は人間に乗り越えられない試練は与えない、と言われます。だったら最初から試練なんか与えるんじゃねぇよ。神様というのは相当に心がねじ曲がったいじめっ子らしい。

 それは冗談として、新型肺炎・新コロナウィルスです。毎日毎日、新しい情報が溢れているように見えても、すべては事実の報道ばかりで、つまりは過去のことなんですよね。先の見通しを語る人はほとんどいません。マスクひとつにしても、大して役には立たないけど、ないよりはしたほうがいいという、腰がひけたワケの分からない意見がほとんどですからね。ものすごい勢いでマスクに殺到している中国でそう言ってみたらいい。日本も負けずにマスク不足ですけど。
 例のクルーズ船も典型的で、テレビ報道によれば、武漢で新型肺炎が大騒ぎになった3日後まで通常の公演やショーなどを行っていたらしい。感染が問題になると、一転して船室に軟禁状態。現在の悲惨な状況はテレビでこれでもかと放映されています。感染の情報を得た段階で、取りあえず人が集まるようなイベントは自粛するといった判断も可能だったはずなのに、それができなかった。

 つまりね、すべては起きたことの分析ばっかりで、起き得ることを予見して、ああしたほうがいい、こうしたらいいと提案する人なんていないのです。そうした発想習慣がないと言いかえてもいいんじゃないかな。 

 そりゃさ、誰だって責任は取りたくないっすよ。不用意に何かを公言して間違っていたらボコボコの袋叩きにされるでしょう。逆に武漢で最初に警告した医師なんて、悪質なデマ扱いで警察に摘発されたくらいですからね。だから、なるべく安全確実なことしか言わない。かくて、感染者がまた増えた何人になったという報道ばかりが飽きるほど何度も繰り返され、それとセットになった手垢のつきまくった分析しか出てこないわけです。 

 民間はね、仕方がありません。得られる情報が限られているので、むしろ誤解を招く危ないことは言わない方がいい。しかしながら、厚生労働省を始めとする行政や役所、政治家並びに権威ある病院の先生方は違うはずです。詳細で迅速な情報開示はもちろんとして、その分析に基づいた予見と予防方法を常に発表して、素早く積極的に対応していくべきじゃないかな。それができない担当者は無能と認定すべきだと思うのです。そうした官僚や行政、有識者や研究者たちの不作為が露呈したのが薬害エイズ事件なんだけど、もはや誰も覚えていないのかな。

 HIVに汚染された血液製剤を使い続けた結果、エイズの発症で多数の死者を出した事件です。国際的な知見はまだ定まっていなかったなどとして、責任者はすべて無罪または免責されましたが、最高裁では「非加熱製剤の継続使用によってエイズを発症させて死亡させる恐れがあることを予見できた」と認定しています(ウィキペディア)。だったら無罪にするなよと法律の素人は思いますが、お偉い方々はお互い様として自己保身に走るみたいですね。

 今回の新型肺炎も同じことで、幸いにも日本国内ではまだ感染者が2ケタですが、中国ではいずれ不作為が厳しく断罪されることになるはずです。日本の官僚が得意とする「見て見ぬフリ」が露見したら、再び革命が燎原の火のように広がる可能性もありますからね。昔と違ってSNSも発達しているので、誰かの一言が政府に対する反逆や蜂起の導火線になることも十分に考えられるじゃないですか。 

 いずれにしても、前述した関係省庁の官僚や政治家は“洞ヶ峠”で様子を見るだけでなく、どんどん先手を打っていくべきですよ。研究者と一緒になって、命がけで新コロナウィルスに対峙している人がどれだけいるんだろうか。

 ボクは、調べればすぐに分かるこの国の不作為の歴史を根拠として、またしても後追いの対処や政策に終始するだろうという哀しい「予見」を持っています。クルーズ船や、武漢からの避難者の処遇を見ればすでに明らかじゃないですか。 

 詳しく論拠を説明すると長くなるので省略しますが、もう学校教育の優等生は不要なんだよな。正しい答が見当たらない難しい問題に直面した時に、「根拠がないから」「前例がないから」などと尻込みするような人がリーダーになってはいけない。起きたことの分析なんて、人間よりAIのほうが早くて優秀な時代ですぜ。人間は果敢に判断し、迅速に意思決定しなきゃいけない。その責任から逃げてしまう奴の何と多いことか。蛮勇、無謀、独走とされる方策が多数の人間を救うこともあるという覚悟が決定的に欠けているんじゃないかな。 

 そうした意味では、1100万人の人口を持つ有数の大都市を完全封鎖した中国共産党指導部の判断は間違ってはいません。遅きに失したという批判もありますが、隠蔽と強弁と言い逃れが得意な日本の首相が同じように東京を封鎖できるかといえば、絶対に無理だとボクは断言します。何か大変なことが起きるとあちこちで不作為が連鎖し、大きな被害が出た後に、ようやく何らかの方策を打ち出すことで免責をはかるんでしょうね。

 とにかく、分析なんてもう聞き飽きた。これからどうすべきなのか、どうなりそうなのかを語れよ。こんな旧態依然のありさまで高度情報化時代とはよく言ったものだと、オールドファッションのオッサンは嘆くのであります。

 

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