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福助くん その6

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福助くん その5

  • 赤いサルビア♪
    2010年秋の福助くん。とある週末に埼玉県所沢市にある航空公園に行ってきました!

福助くん その4

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福助くん その3

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福助くん その2

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福助くん その1

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2020年9月 2日 (水)

入試改革

 

 以前も指摘したように、来年の大学入試は受験生における格差がますます拡大するとボクは見ています。自粛期間中に朝から晩までオンラインで受験勉強をした私立高校生と、机の上に教科書を置きつつもゲームばっかりやって2〜3か月を過ごした公立高校生が同じ学力になるはずがない。公立でも名だたる進学校は別ですけどね。 

 そうした学習の遅れを取り戻すために、小・中・高校生は夏休み返上で頑張ってきたと思いますが、これは全国津々浦々の学校に共通した措置なので、今年前半に生まれた高校生間の学力格差が埋まるとはとても思えません。もとより大学入試なんて、東大生の親の4割が年収900万円以上という事実が示すように、とてもじゃないけど公明正大&平等公平なものではないのです。 

 資本主義のもとでは仕方ないとしても、今回のコロナ禍を好機として、ボクは画期的な入試改革を提案したい。端的に言えば、大学入試を完全撤廃して、進学希望者全員を希望の大学に入学させるということです。空前絶後、実現不可能な大馬鹿野郎の妄想と笑うのも結構ですが、まずは聞いてくださいよ。 

 そんなことをしたら、一生懸命に勉強してきた生徒と遊び回ってきた生徒を同じように扱うことになり、むしろ不公平・悪平等ではないかと誰だって思いますよね。はい、ボクもそう思います。だからね、入学させるといっても、いきなり正規学生として認めるわけではありません。正社員になる前段階として「試用期間」を設ける会社は少なくないですよね。それと同じく「試用学生」として登録していただく。で、3か月または1セメスターを過ごして、それなりの成績を取れなければ、どんどんキックアウト、つまり退学させるわけです。 もちろん授業料はいただくので、大学に損はないと思うんだけどな。

 そんな手間をかける余裕も施設も今の大学にはないという反論もあるはずです。だったらオンラインを利用しましょうよ。これなら教室は不要となり、多数の教員を揃える必要もありません。大教室での授業と同じで、講義とレポート、試験を繰り返せば、みんなの学力くらい分かってきますよ。そもそも学ぶ意欲のない連中も少なくないはずですから、この期間にほとんど淘汰されていくんじゃないかな。 

 それにしても東大や京大、有名私立など人気大学に希望者が集中するというなら、高校時代の平均点数といった選抜要件を加えておけばいい。特技や一芸、得意分野を持つ生徒やボランティア活動なんかも考慮したいですよね。何のことはない、早い話がAO入試の諸要件を「試用学生」になるためのハードルにすればいいってことです。 

 これなら家計による教育格差をかなり解消できるだけでなく、これまでの大学入試が取りこぼしてきた創造性に優れた受験生を幅広く掬い取れるのではないかと思うのです。学校の試験はあくまで「想像力」の勝負であって、決して「創造力」ではありません。学習塾などで勉強に精通してきた学校優等生は、問題作成者の意図を的確に推し量り、それまでの勉強範囲とつきあわせて正解を導きますよね。だから「想像力」なのですが、その思考方法に慣れれば慣れるほど、既存の枠を打ち破る自由で革新的な発想ができなくなるのです。 

 そんな人材ばかりが社会の中枢に集まったら、まともな改革ができるはずがない。行政も企業も、仕事の本質は「創造性」であって、それが欠落していれば衰退していくばかりじゃないですか。にもかかわらず、日本の国家的な教育は西欧のキャッチアップ、即ち物真似からスタートしたために、創造力やオリジナリティの養成という視点を持つことができなかった。新型コロナに対する無為無策ぶりが典型的ですよね。マスクが足りなかったのも、PCR検査の普及が遅れたのも、周囲の様子を見ながら責任を回避する臆病な意思決定と現場指揮だったからです。

 自民党の派閥政治も、テレビや新聞による政局報道も、結局は想像力の産物であって、創造力とはおよそかけ離れています。だから政策がきちんと評価・判断されない。どんな人ではなく、何をしてくれるかで首相を選ぶべきではありませんか。もうこんなつまらないムラ社会はやめようよ。そして、学力の基準を創造力に完全シフトする。それこそが教育改革のカナメにならなきゃいけないのに、官僚は学校優等生ばかりですから、誰も創造力の重要性に気づいていないのです。グローバル化やAI社会といった表層の言葉ばかりを改革ロードマップに載せたところで、肝腎なことは何ひとつ変わらないということに、そろそろ気づけよ。

 

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