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2020年9月30日 (水)

満点主義の減速

 

 およそ試験と名が付くもののほとんどは、点数によって評価されます。小論文でも「よくできました」なんていう曖昧な評価はなく、細分化された各項目で点数が与えられますよね。 

 試験だけでなく、時には身体の痛みすら「10を満点とするといくつくらい?」などと医師から訊かれることもあります。痛みに点数なんか付けられないと素人は思うのですが、それによって診断が変わってくることもあるらしい。 

 いずれにしても、こうした点数評価に慣れてくると、優秀な人ほど最上位の満点を目指すようになります。ボクみたいな凡人は死んでも無理ですが、彼らは子供の頃から好成績が当たり前で、勉強には途方もない自信を持っていますから、どんなことでも満点を取ろうと、より一層の努力をするわけです。 

 学校を卒業して社会に出てからも、この満点を目指す人は案外いるんですよね。仮に満点を100点とすると、95点ではどうにも満足できないわけです。獲得した点数よりも、取り損なった5点のほうが不愉快で仕方がない。70〜80点なら「よくできました」というハナマル感覚で納得できても、90点台ともなれば100点は目前ですから、余計に欲求不満に陥ってしまう。

 このため、部下や関係者を叱咤激励するのですが、やはり満点は取れません。
 こうした満点主義者はおしなべて高学歴であり、学校の試験でも満点ばかりだったはずなので、周囲の人たちに責任があると考えがちです。それでマネジメントの手法やら、仕事の手順などを必死でチェックする。もちろん自分自身も徹夜を辞さず一生懸命に努力しますよね。ところが、残念ながら満点は取ることができません。 

 その理由はまったく簡単でありまして、社会には学校の試験のように点数で厳密に評価できる仕事なんてほとんどないのです。もしあったとしても便宜上の数字であって、学校での点数とは意味がかなり違います。仮に「おめでとう満点です」と言われたにしても、それで満足したら終わりですよね。常に次の課題や改善点を見つけることがプロフェッショナルの本質とすれば、満点はやはり陽炎のごとく先へ先へと遠ざかっていくものなのです。

 さらに、現代の仕事は自分1人で完結することはできません。運動会のリレーのように、あるいは組み体操のように、他者と密接にかかわっています。当然のことながら、自分が追い求める満点と、他者の持つ世界観とは必ずしも一致しません。そんなこんなで焦燥が募り、神経を病むことだってあり得るでしょうね。

 実はボクもそんな1人でした。けれども、どんなに頑張っても誤植やミスを完全に一掃することができなかったんですよね。文章構成や表現だって、もっと良くすることができるじゃないかと後悔ばかりが残りました。そんな徒労を繰り返すうちに、果たして仕事に満点なんてあるのかと強い疑問を持つようになったのです。やがて、そもそも満点は仮想の存在であって、追いかけるべきものではあっても、たどり着くことが許される終着点ではないと気づいたのです。ごく簡単にいえば、永遠の目標ってことですよね。

 そのように認識することで、他者にイライラしたり、怒りを感じることが激減しました。人間は完璧ではなく間違いを常に繰り返す。それに基づく改善こそが満点に至るための唯一のプロセスですから、100点満点で90点なら良しとしよう。いや80点なら上等じゃないか、と。 

 もちろん今でも満点主義がぶり返すことがあるので、こんな文章を書き付けているのですが、世の中は自分1人だけで回っているわけではありません。諦めることなく、粘り強く挑戦する目標として、満点を追究し続けるつもりです。でも、満点でなきゃダメという絶対主義は大幅に減速しました。決して失速ではないので、誤解のないように。

 

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