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福助くん その6

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福助くん その4

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福助くん その2

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2020年11月25日 (水)

人柄と能力

 

 あまりにも品のない言い方ですが、男の下半身に人格はないといわれます。これをうまく飼い慣らす奴もいないわけではありません。ボクにはとてもできないのですが、お誘いがあってもギリギリの段階で踏みとどまることができる。羨ましいなぁ。ボクにはそれができなくてね。そのほうが波乱万丈で面白くはあっても、当人はハラハラのドキドキでトラウマもどきの経験だってあります。真面目で神経質なくせに、足を踏み外すような方向にばかり行きたがるのは、親父の遺伝なのかな。 

 また横道にそれてしまいましたが、テーマは人柄と能力です。かくのごとく、人柄と能力は相関関係にありません。まったく別々といってもいい。ところがね、この2つが出世や成功に大きくかかわってくるのです。トランプ元大統領のようにジャイアンさながらの強引&暴虐な人柄で、能力的にもいささか問題があっても、アメリカ国民の頂点に立つことができましたが、我らが日本ではそうはいきません。

 日産のカルロス・ゴーンが社内の腹心に後ろから刺されたように(あくまでも比喩です)、唯我独尊の独裁者が成功したためしがありません。織田信長もそうですよね。平清盛は謎の高熱だったようですが、病気にならなければ裏切られて暗殺されていたんじゃないかな。

 えーと、そんなわけで、日本で出世したり成功を続けていくためには、高い能力はあくまでも必要条件であって、円満な人格が揃って初めて必要十分条件を満たすわけです。こうした人格または性格は、時に「調整型」と呼ばれることもあります。様々な人たちの立場や利害に目配りを欠かさず、その存在を脅かすような決定を下さないからですが、おかげで改革や革新にはほど遠い。逆にいえば、リスク回避型とも表現できます。

 もうそろそろお分かりかと思いますが、1990年代初頭のバブル崩壊このかた日本が低迷を続けたのも、こうした人たちが君臨してきたからです。何かを変えようという急進派のほとんどは左遷あるいは退けられ、孤立を余儀なくされる。かくて残ったのは、隣が右を向いたら右を向けという同調社会です。その音頭を取ってきたのが、経済産業省や文部科学省などの官公庁なんだよな。彼らに好かれることも、自らの権力を維持するための大切な要素になってきます。

 星製薬という会社があります。SF作家・星新一の実父である星一(はじめ)が設立し、日本で初めてモルヒネの精製に成功するなど事業は飛躍的に発展しました。ところが、星の自由闊達な発想を官僚は嫌い、徹底的かつ執拗に妨害し続けたのです。その詳細を星新一は『人民は弱し 官僚は強し』(新潮社)としてまとめているので、興味があれば読んでみてください。こうした官僚の発想とふるまいは、ボクには清朝滅亡の直前に君臨していた宦官と重なるんですけどね。

 いずれにしても、もしもボクに子供がいたら、算数や国語の勉強の前に「人に逆らうな。誰にも好かれるような人間になれ」と教えるだろうな。もちろん異性だけでなく、同性にこそ好かれなきゃいけません。その上で、高い能力を身につければ鬼に金棒というものです。

 とはいえ、こんな条件はもはやオールドファッションなんだよな。新型コロナの蔓延でおろおろするばかりの政治家や官僚を見るにつけて、何と無能な連中だと思わなければおかしい。都知事が「5つの小」などとつまらない訓示を垂れる国なんてほかにあるでしょうか。首相だって負けずに「マスク食事」ですから噴飯ものです。もっと責任とリスクを背負ったことを言えよ。

 はい、その通りです。人格と能力はやっぱり関係なんかないのであります。人の上に立つのであれば、先を読む洞察力と果敢な決断を下す胆力が必要十分条件。下半身の乱倫なんかどうだっていい。そのどうだっていいことを、鬼の首を取ったかのように囃し立てる風潮も大きな問題です。小者ばかりの社会では、大物や変人は排除すべき化け物に見えるんだろうな。つまり、今の情けない社会を作ったのは誰のせいでもなく、ボクたち自身にほかならないことを自覚すべきだと思うのであります。そこからしか新しい社会は始まらないんじゃないかな。

 

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