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2021年1月12日 (火)

生物はノーブレーキ(後)


 こんな状況なので、毎朝のニュース番組を視聴してきましたが、「そろそろいい加減にしろよ」と言いたい。たいていの人が気づいているように、医療資源を急に拡充できるはずがないので、今の段階でやれることは選択と集中しかありません。たとえば公的な大病院を新型コロナに専門特化して、他の診療科や患者は、医師や看護師の移動も含めて近隣の民間病院に任せる。以前にも指摘したように、そうした面的な総力で受け止めなければ、途方もない数の陽性者や重症者をケアできませんよ。だから、討議すべきなのはもはや方法論ではないはずです。どうして政治家や行政は分かり切ったことを迅速に実行できないのか。その理由や原因を探ると同時に、緊急時の総力体制を構築するために何をすべきなのか。そこまで踏み込まなければ、堂々めぐりの不毛極まりない知ったかぶり大会になってしまう。だからこそ「いい加減にしろよ」と腹が立ってくるわけです。テレビなんか見なきゃいいんだけどね。

 さて、前回の続きです。生物は増殖するアクセルはあってもブレーキが備わっていない。このため、生態系が何らかの理由で崩れて、捕食者=天敵がいなくなれば、特定の生物種がどんどん際限なく増え続けていく。それを止める機能は生物の側にはないのですから、いずれエサを完全に蕩尽するなど、食物連鎖のバランスを根本的に破壊することになるわけです。

 ネズミのような小動物のレミングは、過度に増加すると次々に海に飛び込んで自殺する「死の行進」で知られていますが、あれは大変な誤解らしい。食物の欠乏から海でエサを探そうとしたものの、慣れない波打ち際で右往左往・大混乱して溺死する個体が多かったことから、大量自殺と判断されたようです。普通に考えれば、生物が自殺するなんて想像しにくいですよね。それどころか、旧約聖書には「産めよ、増えよ、地に満ちよ」と大変に威勢のいいことが書かれています。その逆に「増えすぎると環境を汚染し、食物も不足するのでヤバイよ」と指摘した宗教書は寡聞にして知りません。

 このように生物のすべてはノーブレーキですから、増殖を阻む役割を果たすのは外的な要因しかありません。それが環境や気候などの激変であり、小惑星の衝突だったのかなと。結果論に過ぎませんが、自然による秩序の回復ともいえそうです。

 そんなわけで、ボクが中学生の頃は戦争が人口の調節手段かもしれないと考えていました。ところが、2度の世界大戦を経ても、人口は減少するどころか、むしろ爆発的に増加しています。1900年の世界人口は約16億5000万人でしたが、第2次世界大戦が終わった後の1950年は25億人を突破。それから50年後の2000年には約61億人と2倍以上に。現在は約78億人とされています。人類は比較的大型の動物ですから、それが120年という短期間で5倍近い増加というのはタダ事ではありません。日本国内では少子化による人口減少が問題になっていますが、地球規模では異常ともいえる人口爆発に直面しているのです。

 それによる危機を初めて本格的に警告したのは、1968年のローマ・クラブですが、いつの間にか忘れられたようになっています。2015年9月の国連サミットで採択されたSDGsはあくまでも「持続可能な開発目標」であって、環境破壊などを抑止できても、人口増加のブレーキになるとはいえません。

 知性を持つ人類ですらブレーキが備わっていない。このままでは、いずれ地球から深刻なしっぺ返しをくらうならまだしも、再び大量絶滅に追い込まれる可能性は否定できないじゃないですか。

 この増殖のアクセルをもう少し深く考え直せば、要するに「強欲」なんですよね。こちらは「産めよ、増やせよ」と主張するキリスト教でも「7つの大罪」に含まれています。この「強欲」が危機や困難に直面すると、保身のためのアクセルが全開になってしまう。おそらくキリスト教は、そうしたメンタルの側から過度な増殖にブレーキをかけようとしたのかな。それにしたって、新型コロナのワクチンを大金で入手しようとする動きが早々と出ているらしいですからね。

 生物は仕方ないにしても、知性を持つ人類だけは、この「強欲」にブレーキがないことを改めて強く意識すべきじゃないかな。だからこそ文明文化が進歩発展してきたことも事実ですが、少なくとも「自分さえよければ」というエゴイズムは種の存続を危機に陥れることになります。酒を飲んで大声で騒いでウイルスをまき散らすなんて迷惑もいいところですからね。その意味では、新型コロナは人類の成熟度、つまり「知性によるブレーキ」の効き目を測る先行的な災厄と考えられるかもしれません。

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