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福助くん その6

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福助くん その5

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福助くん その4

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福助くん その2

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福助くん その1

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2021年2月12日 (金)

税制は国政の根幹

 

 生まれて初めて、いや2回目かな。税務署に提出する確定申告の準備をようやく済ませることができました。

 業態はフリーランスでも、法人として法務局に登録したおかげで給与所得者を続けてきたので、確定申告なんてまったく縁がなかったんですよね。ずいぶん以前に、出版した時計の本の印税が手違いで個人口座に振り込まれたせいで、税務署のお世話になったことはあります。「高級時計を紹介する本ですから、かなりおカネがかかったでしょう」と経費に水を向けられたにもかかわらず、「いやいや、いちいち新作時計を購入していたらたちまち破産しますよ」と返したんだからアホです。もしかすると課税されるところでしたが、正直の頭には神が宿るんですな。結局は課税ゼロで放免された記憶があります。安月給に助けられたのかもしれないけどね。

 これだけが超例外でありまして、大多数のサラリーマンと同様に、確定申告より年末調整のほうがお馴染みであり、12月の給料だけは天引き、すなわち源泉徴収がないので、ボーナスと合わせてハッピーな気分になれたものです。自分が会社の代表になってみると、毎月の給料日は嬉しいどころか最も憂鬱な日に変貌しましたが、年末調整だけは相変わらず。要するに払いすぎた所得税が戻ってくるだけで、税金という名目で貯金していたようなものですが、それでも天引きがゼロで翌年も還付があったりすると、トクしたような気分になるんだよな。

 ところが、今年はある事情から確定申告が必要になったのです。国税庁のウェブサイトには自動的に作成できるフォームが用意されているので、これを利用すれば簡単に計算してくれるのですが、説明がいちいち分かりにくいんですよね。税務用語がそのままナマで記載されているので、素人には意味不明ということも少なくありません。ライターで編集者のボクとしては、ジーサンバーサンでもすぐに理解できるように言い換えたほうがいいと思うのですが、それでは行政事務の正確性が担保されないせいか、そうした配慮は御法度らしい。ネットや本を参考にしなさいというわけです。それで意味自体は分かったとしても、ある項目に含まれるモノと含まれないモノがあったりする。曖昧な「など」が頻出するので、数学的な正確さに欠けるんですよね。

 にもかかわらず、すべてをきちんと理解しようとするから、どんどん深みにはまってしまう。もっと簡単な税制にできるはずなのに、まるで古手の大型旅館のように増築が繰り返されてきた気配があるんだよな。おかげで税理士も失業することなく繁盛するわけですが、ボクはハタと気づいてしまったのであります。税制というのは、つまり政治であり国策だったんですよね。

 それこそ面倒で長い話になるので簡単に言い換えれば、税金のありようこそが国政の根幹といっても過言ではないのです。それを象徴するのが相続税でありまして、3代継承したらゼロといわれるほど急峻な累進課税になっています。これは太平洋戦争敗北後にアメリカからシャウプ博士が来日。「税制はこうしなさいね」という勧告を受けた結果ですから、占領軍の強い意向が反映されています。代々続く大金持ちを許しておいたら、自由で民主的な資本主義国家にはならないと判断したのでしょうか。日本国憲法も戦争放棄が高らかにうたわれているので、当時の統治担当者はアメリカではもはや不可能な理想を日本で実現しようとしたらしい。

 少なくとも、累進課税の相続税ならびに所得税は、税制というより政策の一種であることは間違いないわけです。法人税も含めて、税金に取られるくらいなら銀座のホステスクラブで散財しようと考える人もいるので、重要な経済政策でもあるんだよな。トランプ元大統領だって大金持ちを優遇する税制改革を実施。再選で勝利するために味方を増やそうとしましたからね。消費税ともなれば、これは思想とすらいえます。所得税はおカネの入口で課税するのに対して、消費税は出口で支払うことになります。おかげで金持ちも貧乏な人も等しく負担しなきゃいけないという不公平が発生する。社会主義的な理念とは真逆といっていいじゃないですか。

 この消費税を増税するということは、甚だしい所得格差を是認することになり、公平な競争を旨とする民主主義を阻害するのではないかと、ボクが野党なら言いたくなりますが、かくのごとく税制というのは政策にほかならないわけです。

 もしも政治を語るのであれば、税金を知らないでは済まない。代議士の方々は、そのあたりをちゃんと把握しているのかなぁ。財政の源泉は税金以外にあり得ないですからね。

 

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