笠木恵司の主な著書

  • キャリア・チャレンジ2009-2010
  • 資格試験合格後の本
  • 学費免除・奨学金で行く大学・大学院進学・休学・留学ガイド
  • 価値ある資格厳選200
  • インターネットでMBA・修士号を取る
  • 腕時計雑学ノート
  • 「国際標準」ビジネス資格完全ガイドブック
  • 日本で学べるアメリカ大学遠隔学習プログラム
  • テレビ局完全就職マニュアル
  • 資格の達人
  • MBA入学ガイドブック
  • 学んで! 遊んで! 役に立つ! インターネットキャンパス
  • 日本で学べるアメリカ大学通信教育ガイド

お気に召したら、ポチっと↓

  • 笠木恵司のブログ

福助くん その6

  • D_p1000397_s
    福助くん、9歳の秋です。 ちょっと長めの散歩をして、世田谷公園へ。 紅葉と福助をご覧くださいまし。

福助くん その5

  • 赤いサルビア♪
    2010年秋の福助くん。とある週末に埼玉県所沢市にある航空公園に行ってきました!

福助くん その4

  • 1 毎年恒例の・・・
    今さらですが、今年の花見の福助くん。ご近所の目黒川に行ってきました。

福助くん その3

  • 1 田舎に行ってきました!
    飼い主の田舎に行ってきた福助。うららかな春を迎えた大自然のなかで、いつもと違った表情に。

福助くん その2

  • 定位置
    平日は会社にいる福助。こんな感じの毎日です。

福助くん その1

  • 5djustice3f5d5575e032a1
    笠木の飼い犬。甘えん坊でちゃっかり屋の8歳。雄。

パソコン・インターネット

2019年5月10日 (金)

やっぱiPadだな

 

 ボクが愛用してきたMacBook Airは2012年製なので、かれこれ6~7年にわたって使い倒してきたことになります。日々の原稿やブログはもちろん、スイスの時計取材にも必ず携行。毎晩のように写真の整理からレポートも作成し、日本にメールしていたこともあります。機械に指示されるままにアップデートを繰り返してきたので、ソフトウェアはそれなりに最新だと思うのですが、さすがにハードはくたびれてきたらしい。特にデリートキーの接触が悪くなり、何回も叩かなきゃいけないので、ストレスを感じるようになってきました。

 それで昨日、ヨドバシカメラで最新モデルを視察したのですが、やっぱりこういう機械は何といっても新しいほうが魅力的です。ただし、値段がね。以前よりも小さく軽くなり、画面も高精細になった分だけ高価で、購入に踏み切れません。しかしながら、新品を見てしまうと心が惹かれます。そこで冷静になって検討してみると、最新版のメリットはライターのボクにとってそれほどでもなかったので、ほとんど衝動買い的に既存モデルの2017年製を購入しました。それはそれでCPUなども進化しているはずですから、合理的で納得できる選択だと思うのですが、何しろ見た目が2012年製とまったく同じ。新品を入手したという感動がまったくないんですよね。キータッチは確かに軽快になりましたが、要するにリプレースしたというだけ。何だかなぁ。

 でね、ついでに、というのも何ですが、近年は遠方取材が増えてきたスタッフのために、iPadも買っちゃったのであります。MacBook Airを最新版から既存モデルに変更した差額分が、「どうせなら」と購買意欲を後押ししたわけです。結局はかなりの金額を使ったので、今になって心が痛いですけどね。

 事務所に戻って、さっそくiPadを使ってみると、今さらながらで恐縮ですが、これは凄いなぁと感心せざるを得ません。要するに早い話が、画面を巨大化したスマホですけど、その分だけ使い勝手が実に良いのです。ボクのような老眼でも眼鏡を外す必要がなく、タッチ画面で感覚的に操作できます。別売りのキーボードや入力ペンを活用すれば、ノートパソコンは決定的に不要になるといっても過言でありません。ああ、ボクもこっちにすりゃ良かったと深く後悔したくらいです。

 電話もできれば完璧といっていいのですが、あんな大きなモノを耳にあてて会話するのもナニですから、ボクの持論である超小型携帯電話をセットにすべきでしょうね。そうすれば、まさに鬼に金棒。この組み合わせが、これからのトレンドになるんじゃないかな。

 

ランキングに参加しています。お気に召したら、ポチッと↓


人気ブログランキング

 

 

2019年4月25日 (木)

上級国民

 

 12人が死傷した池袋の交通事故をネットで調べていて、見慣れない言葉に遭遇しました。「上級国民」。もちろんテレビではこんなワードを使うことはありません。けれども、ついさっきのニュースショーでは、「明らかな容疑者なのに、どうして『さん付け』を続けるのかという問い合わせをいくつかいただいております」とアナウンス。それについて「容疑者は胸の骨を折って入院中であり、まだ逮捕されていないので」と、あっさり説明していましたが、こうした「いくつかの問い合わせ」の背後に、彼が「上級国民」だからではないかと憶測する人が無数にいるらしいのです。

 ボクは不覚にも昨日知ったばかりですが、ちょいと調べてみると、2015年に起きた東京オリンピックのエンブレム盗用騒動が始まりのようです。そのデザイナーが業界で有名人だったせいか、専門家筋が「素人に盗用の真偽は分からない」とコメントしたことに反発して生まれたネットスラングとされており、対義語は「一般国民」となります。

 池袋の悲惨な事件は、明らかに運転者の過失であり、警察もドライブレコーダーの解析でとっくに把握しているはずですが、ほかの同様な事件に比べて、何だか及び腰に見えるんですよね。それは運転者が大変に立派な経歴を持つ元官僚だからに違いないという声がツイッターで飛び交っており、「上級国民」としてハッシュタグになっています。

 まだまだ事実が判明していないので、「上級国民」であることがどれだけの影響を与えているのか分かりません。また、この言葉は様々な誤解や曲解を生みかねない危険性を孕んでいます。しかしながら、以前から続いてきた「格差社会」どころではない、ものすごい怨嗟が「一般国民」の間で渦巻いていることは率直に認めるべきだと思うのです。

 そして、こんな感情に火をつけるようなことを繰り返してきたのが、もしかすると「最上級の国民」と目される現総理ではないかと。だからね、モリカケ問題などをウヤムヤに片付けてフタをしてはいかんのです。透明感の高い公明正大で客観的な説明や政策運営こそが、「上級国民」なんていう、あまり芳しくない差別的用語を流布させない唯一の方法だとボクは思うんだけど、分かってもらえるかなぁ。

 

ランキングに参加しています。お気に召したら、ポチッと↓


人気ブログランキング

 

 

 

2019年4月19日 (金)

大きなお世話

 スマートフォンを使い始めてそろそろ半年になりますが、便利な反面で、大きなお世話というか、お節介というか、何かと実に小うるさいメディアであることが分かってきました。

 頼んでもいないのに、突然にトップ画面にニュースが表示され、「今すぐ読む」「後で読む」という二択しかないのは、いったいどういう神経なんだろうね。「興味ない」とか「関係ねぇ」というボタンを作っておくという配慮はないのかなぁ。緊急情報なんて地震などの災害関係だけで十分ではありませんか。

 ラインなどの無料アプリになると、ショッピング情報が嵐のように毎日やってきます。これもまたボクが頼んだり選択したわけではありません。とにかく、つまらないとしか思えない情報が向こうから勝手にやってきます。そのたびに、いちいち消すという作業を強いられることになるわけです。余計なものを身近に置いておくと不愉快に感じる潔癖症なので、ジャンクメールや標的型ウィルスメール、それに脅迫メールの処理が毎日のルーチンになっているだけでなく、こうしたスマホのクズ情報も消去しなければならない。非生産的でネガティブな仕事がやたらに増えてきたのです。

 その一方で、最初はあれこれとアプリを試してきましたが、今ではラインとメール、ヤフー・ジャパンにカレンダーとスプレッドシートくらいしか使っていません。100近くもアプリを搭載しているはずなのにね。このため、基本機能にかかわるものは残すとして、近日中に、もう一段の大整理を敢行する予定です。

 放っておくと勝手に自動更新するアプリも少なくないので、「Wifi接続時のみ」という縛りもかけています。うっかり気を緩めると、スマホを使うのでなく、スマホに使われることになってしまう。皆さん、それを自覚して活用しているとすれば、大したもんだと感心せざるを得ません。

ランキングに参加しています。お気に召したら、ポチッと↓

笠木恵司のブログ

 

 

 

2019年4月16日 (火)

ファクシミリの時代

 20年以上にわたってお世話になってきたファクシミリ&コピーの大型複合機を撤去しました。とっくの昔に通常のリース期間は終了。それからは年間数万円で使い続けてきたのですが、何かの電子部品が故障し、その部品の在庫期限も終わっていることから、とうとう引き取ってもらうことにしたのです。

 もとより、ファクシミリ、略してファクスなんて、このインターネット時代には完全な遺物でありまして、ボクの事務所にも年間に2~3回しか受信がありません。ましてや送信なんか皆無。インターネットのファイル便を利用すれば、カラーのデータを大量に、しかも短時間に送受信可能ですからね。今の若い人は、ファクスの使い方はもちろん、その存在理由すら理解できないかもしれません。

 ここで歴史をひもとくのもナニなので遠慮しますが、ファクスは20世紀の画期的な通信手段であり、画像を電話線で送れるなんて、ボクの若い頃でも感動的だったのです。入れた紙が戻ってくるので、「これまだ先方に届いていないぞ!」と文句を言う人もいたなんて冗談もあります。物質転送装置じゃないんですから。

 このファクスに代わって、どんどん重要度を増してきたのがプリンターです。いくらデジタル時代でも、やっぱ紙に印刷しないと資料として役に立たない。そんなわけで、ボクの事務所でも複合機撤去以前に最新のプリンターを導入しました。これがね、小さいくせにスキャナーもコピーもついております。しかも、WiFi対応なのでありますよ。というわけで、ルーターもついでに購入してワイヤレス化を断行しました。マックブック・エアーのデータも瞬時にプリンターに転送して印刷できるので、実に便利なんだよな。

 それにしても、ファクスの時代遅れっぷりは劇的というほかありません。昭和、平成と大活躍してきたはずなのに、ここ10年で決定的に無用の長物になってしまいました。それに関係する技術者や研究者の皆さんはどうしているのでしょうか。

 文学や音楽、絵画などの古典は現代でも立派に生き続けています。ところが、技術は一方的に進化していくので、ひとたび革新されれば、旧世代の製品は骨董品あるいは博物的なアーカイヴとしての価値しかなくなるといっていい。今は中古のスマホも流通しているようですが、限度がありますよね。

 それによって生活が便利になったのですから、悲しむいわれはないのですが、会社を辞めて独立した当時から、校正の受け取りに戻しなど頻繁に利用してきました。そんな歴史を振り返ると、長い間の貢献に心から感謝したくなります。『ファクシミリの時代』という本を書いて追悼してあげたいくらいですが、あんまり売れないだろうなぁ。

ランキングに参加しています。お気に召したら、ポチッと↓

笠木恵司のブログ

 

 

 

 

2019年2月 6日 (水)

「炎上」で喜ぶ人

 

 テレビとインターネットは似ていないようで似ています。なんて書くと、即座に「どっちやねん!」と関西方面から突っ込まれそうですが、経営的なスタイルはまったく一緒なんですよね。基本的なおカネの入口はスポンサーからの広告料、または視聴者への課金しかないのですから。NHKは国民から強制的に徴収する視聴料だけで運営。民放は広告のみで、WOWOWなんかは両方とバリエーションがあるほか、おそらくは広告代理店と組んで視聴率などを詳細に分析したデータをマーケティング資料として販売しているんじゃないかな。もしやっていないとしたら、是非ボクにご用命ください。やらなきゃみすみす損をしていることになりますぜ。

 

 インターネットも基本的に同じですが、視聴者からの直接的な入金は圧倒的に少なく、広告料金が大きなウェイトを占めています。このため、視聴率=PV(ページビュー)はテレビよりも重要となります。それによって広告の値段も変われば、前述のマーケティングデータなどの価値も高くなるからです。

 

 でね、ここまでは誰でも指摘することなので新味はまったくありません。ボクが問題にしたいのは、番組の制作料なのです。テレビの場合は、スポンサーからの収入の一部をそれに回して、ドラマなりバラエティをこしらえます。時には数千万円を投じた劇場用映画なみの番組もあるようです。

 

 ところが、インターネットのSNSではそうした種類の投資は希有ですよね。このブログが典型的ですが、最初のフレーム=枠組み作りには知恵とカネが必要でも、日々のコストはメンテナンス経費くらいじゃないですか。なぜかといえば、その中身、つまりコンテンツはボクたち視聴者自身が制作しているからです。サイト運営者から見れば、制作経費ゼロでコンテンツがどんどん更新されていくわけですね。こんなにもローコスト&ハイリターンのビジネスは、人類の歴史上かつてなかったんじゃないかな。そのかわりに、気にしなきゃいけないのはPVなので、ユーザーがどんなテーマで何を書こうが結構。とにかく頻繁に、何度も更新してもらうことがサイト側の願いといっていい。

 

 ボクなんか毎日書き続けて10年にもなるので、相当に貢献しているはずですが、原稿料は1円たりとも貰っていません。そうした人たちの膨大な無料の寄稿によってPVが増加し、それによってバナーなどの広告がつくという仕組みなわけです。もうこのあたりでお分かりかと思いますが、タダで何かを見たい読みたいという視聴者にとっては、ボクのような正統派でクソ真面目な論評よりも、奇天烈でヘンな、あるいは超極端な意見や奇妙な写真のほうが面白い。さらに、サイト運営者にとって最も喜ばしいのは、意見が2つに分かれて議論が沸騰するようなテーマです。それによって新たな人たちのPVが集まるので、論争が長引けば長引くほどハッピーこのうえない。その内容や主義主張なんかどうだっていいんですよね。

 

 この構造はTwitterLINEなどもまったく同じ。つまり「炎上」ほどサイト運営者にとって嬉しい出来事はないんじゃないかな。わざと火をつけて知名度を高める「炎上商法」もあるようですが、それによって誰が傷つこうが関係ないわけです。みんなが騒げば騒ぐほど、安全地帯にいる一般視聴者も野次馬となって参加するようになりますが、それによって誰が喜んでいるのかを1秒でも考えたことがあるのかなぁ。

 「炎上」で喜ぶ人たちは、ボクたちには見えないところにいる。それを何とか視野に入れようとすることが、本来的な知性の働きではないでしょうか。2.26事件の青年将校や分派した学生運動の闘士たちも、血気盛んなあまりに、それができなかったんですけどね。

 

ランキングに参加しています。お気に召したら、ポチッと↓


人気ブログランキング

 

 

 

 

 

2019年1月31日 (木)

迷惑メール

 

 ネット社会は便利には違いないけど、ムダな仕事も増えましたよね。そのひとつが、迷惑メールの処理です。

 

 ボクのメルアドがどこかから漏れたらしく、「私は25歳。あなたは素敵な人だから付き合いたい」とか、そのものズバリで「ファーーーーーック!」なんていう放送禁止用語や、「お前のパスワードを知っているぞ、これだろう!」という脅迫メールを受け取ったこともあります。念のために付け加えると、これらはすべて英語。たまに翻訳ソフトを使ったヘタクソな日本語になっているものもあります。流行みたいなものがあるらしく、似たような怪しいメールが断続的に頻繁にやってくる時期もあるんだよな。

 

 いずれにしても、添付ファイルにウィルスが仕込まれていたり、個人情報を抜き取るサイトへの誘導や、ビットコインを振り込ませることが目的なので、迷惑メールどころかレッキとした違法行為、紛れもなく犯罪ではないかと思うんですけどね。

 

 最初の頃は面白がって英文を最後まで読んでいたのですが、今では速攻でゴミ箱行きです。役に立たないメルマガなども同様に処分。そんなわけで、迷惑メールを仕分けて片っ端からゴミ箱送りにすることが毎朝の仕事になってしまいました。1週間で相当な量が溜まるので、これまた金曜朝には完全消去するようにしています。

 

 マウスをちょいと動かしてクリックするだけですから、大した労働量ではないとはいうものの、ネットがなかった時代に、こんなことはやりませんでした。つまり、明らかにネット社会が生み出したムダということです。全世界の人たちがボクと同じことを毎朝しているとすれば、膨大なエネルギーが迷惑メールの後片付けのために消費されていることになります。

 

 こういう非生産的な仕事がボクは大嫌いなので敏感なのですが、LINEなどのSNSも何の役にも立たないムダなコミュニケーションが多いんじゃないかなぁ。もちろん人助けになったり、重要な情報も流通しているはずですが、大半はお互いの存在を確認して、つながりを維持するための会話に終始しているのではないかと思います。それはそれで情報の意味があるので否定できませんが、要するに現代人はリアルとバーチャルの2つの世界を生きなきゃいけないわけですね。

 

 ゴミ掃除も2倍となり、交流による負担や心労も2倍。現実の社会だけでなく、ネットの中でも他者に気を使わなきゃいけないってことです。かといって、楽しみや喜びも2倍になったかというと、少なくともボクはそうではありません。何だかなぁ、これから人間はどこに行こうとしているのでしょうか。

 

 とにかく、迷惑メールだけやめてくれないかなぁ。誰に頼めばいいのか分からないネット特有の匿名性もボクには不愉快なんですよね。

 

ランキングに参加しています。お気に召したら、ポチッと↓

笠木恵司のブログ

 

 

 

 

 

2018年12月28日 (金)

パソコン時代の終焉

 

 近いうちにパソコンの時代は終わりになるんじゃないかな。だってさ、スマホのほうがハンディで、圧倒的に便利ですからね。

 

 長らくガラケーを偏愛し、超薄型のマックブックエアーを国内外で駆使してきたボクだからこそ、この予感は正しいと確信します。より厳密に言えば、キーボードとマウスと大きなディスプレイを備えたパソコンは、ごく少数の特定の人たちだけが利用するものとなり、大多数はスマホまたはタブレットに移行していくはずです。あのホリエモンだって、もはやパソコンなんか使っていないと思うぞ。

 

 というのも、かなり遅れてきたスマホ・オッサンだからこそ、その利便性が明確に認識できるだけでなく、パソコンの世界は複雑でマニアックになり過ぎだと思うのです。昨日も会社のステーションとして使ってきた大型のマックがなぜだかクラッシュ。サポートセンターに電話したのですが、その対応がさっぱり要領を得ません。挙げ句の果てにアップルはソフトウェアのマイクロソフトに原因があるからそっちに聞いてくれとたらい回し。マイクロソフトにしても、動作環境を根掘り葉掘り確認するだけで、通り一遍のマニュアル的なアドバイスしか言えない。

 

 ボク自身は最初から、バージョンアップしたOSと既存のソフトウェアであるオフィス2011の不具合だろうと睨んでいたので、1世代遡ったOSを再インストールするか、オフィス自体を新しいものに変えるしかないと判断していました。そこでインターネットを調べてみると、再インストールは3つほど方法があるので、それぞれトライしてみましたが結局はうまくいかない。もはやこれまでと、オフィスの最新ソフトをダウンロード。その前段階で、昔は1本いくらの売り切りだったものが、毎年の支払いに変更されていたことに仰天しました。プリンターのトナーのように、イニシャルでなくてランニングコストで儲ける方向に転換したわけですな。そのケチくさい商人根性(あきんどこんじょう)に呆れつつも、受け入れなければパソコンが粗大ゴミになってしまうので、仕方なく登録しましたよ。

 

 かくて、ようやく動き始めたのですが、そもそもOSをバージョンアップしなければ良かったんですよね。古いOSに古いソフトで何の問題もなかったのに、機械がしつこく勧めるから、それに従った結果がこのトラブルです。

 

 これではスマホが繁栄するのは当然です。それぞれのバージョンアップやセキュリティのスキャンが自動的に行われているだけでなく、サポートの電話もそれほど待つことなく通じますからね。ドコモの遠隔サポートなら、それぞれのスマホに直接アクセスして教えてくれます。パソコンとは世界観がまるで違うんだよな。スマホは電話から始まっただけに、最初から素人を前提にしており、システムも上げ膳・据え膳のように構築されています。機械がバックグラウンドを丁寧にケアするので、基礎知識ゼロでも楽しく使えるかわりに、もろもろの年間手数料やランニングコストをいただきますぜってことです。だからこそ、ハードもアプリの業者もこぞって群がるわけですな。1回の契約で永続的に儲かりますからね。

 

 一方のパソコンは、もともと電子オタクのオモチャであり、彼らが育ててきたといっても過言ではありません。だからユーザーといえども、ある程度の基礎知識は不可欠。また、これまでは機械1台、ソフト1本から買い切りが常識だったので、ハードが壊れるまで古いシステムを使い倒す、なんてことも可能だったのです。マックであれば、内部のシステムも分かりやすかったので、メモリー増設などでカスタマイズする人も少なくなかったんじゃないかな。それはそれでパソコンならではのメリットだったのですが、前述したようにマイクロソフトは年間支払いに移行。いったん不具合が起きたら面倒極まりなくなるパソコンに、スマホの狡猾で不愉快な仕組みを導入してしまった。これでは、パソコンから人が離れていきますよ。

 

 現実的にも、パソコンはハンドバッグに入りません。ボタン一発で何もかもシームレスに連携していくスマホに比べると、パソコンはサポートの姿勢も含めて、ユーザーフレンドリーにはほど遠いのです。このあたりをメーカーやソフトウェア・エンジニアが認識して抜本的に改善しない限り、早晩、過去の遺物になってしまうでしょう。

 

 最後になりますが、グーグルの音声認識にも感動しました。これまでは事前に発声を録音して機械に慣れさせるタイプが普通でしたが、グーグルはいきなり声をかけても正確に反応して文字化します。テレビを見ながら間違って起動させたことがありますが、アナウンサーが話した言葉まで拾いましたからね。

 試しに「幸せって何?」と訊いたら、ウィキペディアを紹介されました。

 

 というわけで、キーボードやタッチバッドによる文字入力もいずれ必要なくなるはずです。修正はあり得ますけどね。そうなると必然的に文章のあり方も変わってきます。書き言葉が衰退して、よりリアルな口述筆記が常識化していく可能性が高い。ボクたちの書き方だって、明治期に文語を口語にするという言文一致が進展した結果ですからね。

 

 ま、そんなわけで、パソコンに将来性はまったく感じられないのです。優秀なエンジニアがそれに気づかないはずはないので、どんどんスマホ業界に転職しているんじゃないかな。それによって格差はますます広がっていくでしょう。

 これはユーザーインターフェイスというより、哲学や思想の違いであることを知るべきです。やはりスティーブ・ジョブズは凄かった。ビル・ゲイツなんか足元にも及ばない正真正銘の天才、いや革新的な創造主ではなかったかとボクは追悼するのであります。

 

【追伸】

 明日から正月休みに入るので、このブログもお休みとさせていただきます。1月7日から再開する予定ですが、興味深い出来事があればアップするので、たまにチェックしてみてください。珍しく新年1日の夜はジャズのライヴを予約しているので、今から楽しみにしています。

 

 それでは皆さま、良い年をお迎えください。

 

ランキングに参加しています。お気に召したら、ポチッと↓

笠木恵司のブログ

 

 

 

2018年10月12日 (金)

パスワード地獄

 

 いやもう大変な世の中ですな。

 セキュリティのことを考えて、メインのパスワードを変更したのですが、それからが面倒くさいことになってしまいました。キーチェーンがどうたらこうたらで、どうもすべてに登録済みだったパスワードまでリセットされたらしく、メールがつながらなくなってしまいました。

 

 それやこれやで、朝の7時頃からいろいろと格闘。まず第一に意味がとんと分からないカタカナが頻出するので、もうちょっとでブチキレるところでした。何とかメールがつながってホッと安心なのですが、新しく登録したパスワードなんてすぐに忘れそうだもんね。

 

 そんなこんなで、とりあえずご報告のみ。まともなブログは後でアップするので、しばしお許しください。

 

ランキングに参加しています。お気に召したら、ポチッと↓

笠木恵司のブログ

 

 

 

 

 

2018年8月20日 (月)

遊び感覚だよっ(後)

 

 どうもね、ボクたちは仕事と人生について、あまりにも生真面目に考え過ぎてきたのではないでしょうか。経験がきっちり豊かな識見として蓄積されていくなら、まさに「石の上にも3年」ですから、真面目も価値あるライフスタイルだと思います。

 ところが、ここまで述べてきたように、若い人でもネットさえ参照すればプロ並みの本格的な料理をこしらえることが可能です。都内のややこしい道路でも、カーナビを使えばプロのドライバーと同じ最短ルートを利用できますよね。それと同じように、先輩がコツコツと苦労して身に付けたことを、ネットとAIを利用して新人が易々とやってしまう、なんてことがこれからはどんどん起きてくるはずです。

 

 つまり、指示されたことを真面目にやり続ければ、それなりのベテランになれる社会はもはや過去のものといっていい。だったら、仕事と人生に対する考え方を根底から変える必要があるんじゃないかな。

 

 そこで、いささか飛躍するようですが、そろそろ仕事も人生も実は遊びの一種と考えていいような気がするんですよね。「遊び」というと誤解されるかもしれませんが、不真面目ということではありません。子供の成長が象徴的ですが、知恵や創意工夫を発揮するのは、実は勉強よりも遊びなんですよね。学校の勉強は定型的で範囲も定められていますから、それこそ「真面目」にやるだけである程度は伸びていきます。だから教師に従順な女子の成績が良いということになるんじゃないかな。ところが「遊び」のほうはそうはいきません。ゲームにしても相手に勝つためには自分の頭を使った作戦が必要になってきます。慣れが必要と思われるけん玉にしても、自分なりに工夫しなければ上達できるはずがなく、新しい技だって思いつかないでしょう。

 

 どっちの脳を使っているかは知りませんが、少なくとも「真面目」の蓄積をネットやAIが軽々と乗り越えていく時代であるなら、ボクたちは「遊び感覚」で人間としての能力を発揮したほうがいい。

 

 仕事を大人の遊びの一種だと考えることができれば、通勤も苦痛ではなくなります。会社に行けば面白いことが待っているんですからね。退屈に感じるルーチンワークも、遊びの一種として見直せば、いろいろな発見があり、そこから改善・改革が生まれることだってあるはずです。

 

 考えてみれば、ボクたちは「真面目」という別称の「我慢」を随分長いこと強いられてきたのではないでしょうか。唐突ですが「愛国心」も同じで、時の政府の意思に唯々諾々と従うのでなく、革命の反旗を翻すことも国や郷土に対する愛情の発露といえるではありませんか。

 

 近頃は「働き方改革」が流行語になっていますが、論議されているのは労働時間や就業規則、それに給与体系といった外枠ばっかり。働き方の中身も改革するというなら、ボクは「遊び感覚」を是非オススメしたい。これは労働者を本質的に解放する革命的な概念なんですけどね。

 それはまぁ大げさとしても、人生も仕事も楽しくて面白いほうがいいじゃないですか。そのために何よりも必要なのが「遊び感覚」ということなのです。大学のキャリア教育は、そこのところをきちんと教えているのかなぁ。

 

ランキングに参加しています。お気に召したら、ポチッと↓

人気ブログランキングへ

 

 

 

2018年8月17日 (金)

遊び感覚かよっ!(中)

 

 長い期間をかけて積み重ねてきた経験や知見が、もはや新人でも瞬時に共有できる環境になってきた、みたいな意見を昨日のブログで解説しました。つまり、職場では10年選手のベテランだからといって安心することなんてとてもできないわけで、これからは新卒の若手社員とも同じ土俵で勝負していかなきゃいけない。立派な学歴や地位や経験があるからといってエラソーな顔ができたのは大昔の話で、素というか真の能力や実力がより一層求められるようになってきたわけです。

 

 けれども、そんなことはボクのようなフリーランス稼業では常識でありまして、そもそも学歴や年功序列の原稿料なんて聞いたことがありません。名前が知られていなければ、駆け出しのライターも10年選手もギャラは同じ。むしろ、雑誌が大好きな若い人の流行を追いかける場合は、年齢がハンディキャップになってきます。裏原宿のファッショントレンドをオジサンが取材しようとしても、相手が心を開いてくれない可能性が高くなるからです。このあたりの年齢的な感覚ギャップは昔よりも広がっているんじゃないかな。

 

 水商売も同じで、若手もオッサンも給与体系にほとんど変わりはありません。ということは、年を取れば取るほど不利になるといっていい。

 

 つまり、「やがては功成り名を遂げて」なんて気楽なことを言っていられる業界のほうが恵まれているわけです。戦後の一時期は確かに存在した日本型社会主義はとっくに崩壊しており、国際競争の激化と高度情報化がそれに追い打ちをかけたおかげで、ちょっと前までは大企業でも高給中高年のリストラ、即ち「姥棄て」ならぬ「オジ棄て」による人件費圧縮が課題になっていたはずです。幸いに少子化の進行でコンビニなどの働く場所は増えてきたようですが、新聞のスクラップなどをして1日をつぶせば月末に高給を貰えるなんていう組織は、もはや役所くらいしか考えられません。

 

 そんなわけで、いわば「上がり」といえる安楽な状態はどんどんなくなり、引退する直前まで厳しい競争が続くと考えられるんじゃないかな。というより、これまでが楽過ぎたんじゃないかとボクなんかは思いますけどね。

 

 前向きに考えれば、能力や実力さえあれば、いつまでもどこでも活躍できるともいえそうです。学歴や肩書きや地位のパワーが将来的になくなるとは思えませんが、少なくとも現場では「無冠の帝王」みたいな評価が広がるんじゃないかな。ここに至って、ボクの念願であった本来的な能力主義が実現しそうな気配をみせていると解釈するのは不可能ではありません。

 

 ただね、こういう社会が生きやすいとは思えないんだよなぁ。仕事が厳しいのは甘受できても、他者との競争がね、しんどいのであります。誰かを追い落とさなきゃ上に行けない豊かになれないというのは、すごく悲しいじゃないですか。このためウソかホントか、欧米では若い時にメチャメチャ働いて蓄財し、早期の引退を目指す人が少なくないといわれます。それもまた極端な話ですから、もうちょっと生きやすく、働きやすくならないものでしょうか。

 

 ボクは漫画『釣りバカ日誌』の浜崎伝助がかつての理想だったと信じますが、現実的にはちょっと無理ですよね。しかしながら、彼の「遊びの精神」は今でも生き方や仕事で大いに活用できるのではないでしょうか。それこそが、「生きにくい世の中を、何とか生き良くする方法」を生み出すモチベーションにできると思うのです。そうした自己流の働き方改革をみんなが意識的にやらない限り、ますますギスギスした競争社会になっていくのではないでしょうか。

 

 またまた長くなったので、来週に続きます。

 

ランキングに参加しています。お気に召したら、ポチッと↓

人気ブログランキングへ

 

 

 

より以前の記事一覧

*禁・無断転載

  • このブログ内に掲載されているすべての文章、画像の無断転載、転用を禁止します。他のウェブサイトなどへの転載を希望する場合は、必ず著者へご一報ください。
2019年8月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

Amazonウィジェット

無料ブログはココログ