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福助くん その6

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    福助くん、9歳の秋です。 ちょっと長めの散歩をして、世田谷公園へ。 紅葉と福助をご覧くださいまし。

福助くん その5

  • 赤いサルビア♪
    2010年秋の福助くん。とある週末に埼玉県所沢市にある航空公園に行ってきました!

福助くん その4

  • 1 毎年恒例の・・・
    今さらですが、今年の花見の福助くん。ご近所の目黒川に行ってきました。

福助くん その3

  • 1 田舎に行ってきました!
    飼い主の田舎に行ってきた福助。うららかな春を迎えた大自然のなかで、いつもと違った表情に。

福助くん その2

  • 定位置
    平日は会社にいる福助。こんな感じの毎日です。

福助くん その1

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    笠木の飼い犬。甘えん坊でちゃっかり屋の8歳。雄。

パソコン・インターネット

2016年12月 8日 (木)

小狡い小者

 

 1か月ほど前の2016年11月4日()に、「背中」と題したブログの中で、以下のような文章をアップしました。

 

 やっぱネットというのは、言い方は悪いかもしれませんが、素人のコピペ・メディアであって、誰かが言った分かったふうなことが複写されて拡散しているだけなんですよね。

 

 どうだオレってすごいぜと自慢するつもりは決してありませんが(少しはあるけど)、上記のような実態が明白となり、「まとめサイト」なるものが次々に閉鎖または削除されています。今朝のニュースショーでは、DeNAの社長による謝罪会見が何度も放送されていました。

 

 このDeNAでは他のサイトからの無断転用を積極的に推奨していたというから驚きます。それに比べれば、「マスゴミ」なんて心ない批判をする人もいるようですが、紙メディアでは芸能関係にしても特ダネや独占や特報を争い、しかも裏取りをしています。ウソや根拠のない「飛ばし記事」がなかったわけではありませんが、すぐにバレたり、高額な被害請求が伴う裁判沙汰に突入するのが普通です。

 

 ただし、最近はネットのやり方を逆に真似る人もいるせいか、残念ながら紙メディアでもパクリ記事の発覚が目立つような気もするんですけどね。

 

 ここからはボクの憶測なので眉に唾して欲しいのですが、こうした傾向は受験教育の浸透が背景にあるのではないでしょうか。要するに試験で高得点を取った者が勝ちなんだから、カンニングでない限りはその方法を問わない。むしろ無駄なことは極力排除して、できるだけ効率的に点を取ることが「得」ってものじゃないかと。

 

 学習塾もこうした「消費者」のニーズに応えようと、得点するためのノウハウやテクニックを重視するようになり、無駄な寄り道なんか一切しなくなる。だから、試験の成績は優秀なのに、本といえば教科書と参考書以外読んだことがないという優等生が増えているような気がします。

 

 それはそれで自由競争のもとでは必然的な現象であり、資本主義社会では法に違反しない限り、他人を出し抜くことが大きな利益につながります。だけどね、そんな受験勉強やビジネスなんて、つまらなくないですかぁぁぁぁとボクは呼びかけたいのです。

 

 受験勉強にしても、そこから派生した自発的な学習こそが社会に出てから役に立つんですよね。国語なんかでも、たとえば作者と作品を覚えるだけで次に行くのでなく、源氏物語はエッチっぽいから長編だけど現代語訳から読んでみようかなと。その時は無駄に感じられても、ちょっとばかりの点数を取るよりはるかに自分の勉強になるはずです。

 

 ビジネスも同じで、苦労して新しい業態を創造するより、成功者の真似をするほうが効率的です。たとえばスターバックスをゼロから生み出すよりも、二番煎じの後発で同じことをやったほうがローリスク・ローコストに決まっています。

 

 だけど、そんなことが面白いのでしょうか。賢ければ小狡い方法はいくらでも見つけられるはずです。こうすりゃこうなるというノウハウ本も多く、経営関連の書籍は山のように書店にあります。でもさぁ、そんなことを真似したり小賢しいズルを思いつくより、自分だけのオリジナルを開発するほうが、楽しくて喜びも大きいじゃないかと、ボクは思うんですよね。

 

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2016年11月14日 (月)

背中

 

 気にし過ぎといえばそうかもしれませんが、最近は背中が気になって仕方ありません。

 

 背骨が痛いとか肩が凝るといった肉体的疾患ではないので、「後ろ姿」というべきかな。ジャケットはともかく、スーツなんかを着た時に、最近は後ろからどう見えているのかと考えるようになりました。

 

 だってね、ネットでは「スーツは背中が勝負」とか「後ろ姿が大切」などと頻繁に書いてあるではありませんか。ファッションに素人のボクは、クルマの運転だってバックミラーに注意しろと教習所で教えられたのだから、「そうか背中か。後ろ姿もチェックしなきゃいけないんだな」と素直に信じますよね。

 

 そこで自分の後ろ姿を見ようとするのですが、これがね、容易なことではないのです。少なくとも鏡が2枚必要ですもんね。そもそも自分の顔が期待から大幅に外れており、まったく希望通りではないことから、鏡を見るのが大嫌いだったので、そんなもん洗面所にしかありませんでした。50歳を過ぎてから姿見をプレゼントされて、初めて自分の体形の全貌をまじまじと見たくらいです。

 

 それで、何とか背中を見ようとするのですが、あり合わせの小さな手鏡を使っても、どうしても身体をねじ曲げることになるので、普通ではない状態になってしまいます。みなさんはどうやって自分の後ろ姿をチェックしているのでしょうか。まぁね、気にしなきゃしないでも生きてはいけるし、ボクも何十年間をそうやって過ごしてきましたから。

 

 ちなみに、ネットではどうなんだろうと検索してみました。これがまた、実にワハハハでございまして、いかなるファッション関係のサイトでも、背中や後ろ姿の画像なんて極めて僅かなのです。ボクの調べ方が悪いのかも知れませんが、あのピンタレストですら出現率はコンマ以下のパーセンテージです。

 

 スーツは背中だ後ろ姿だと文章では言っても、まともな画像はほとんどありません。やっぱネットというのは、言い方は悪いかもしれませんが、素人のコピペ・メディアであって、誰かが言った分かったふうなことが複写されて拡散しているだけなんですよね。異なった視点や深掘りした情報蓄積がほとんどないのです。

 

 だから前方から撮影した、ありきたりの写真ばかりが並ぶことになるわけで、そんなネットのどこがニューメディアなのでしょうか。

 むしろ、オールドメディアである紙媒体のほうがよほど工夫しており、だからこそ有料なのですが、衆知のように目下の形勢はとても不利です。前述してきたようなネットの不備をもっと指摘すべきではないでしょうか。これまでネット万能論みたいなことが言われ過ぎてきたのであって、クラウドにしても絶対に限界があります。「3人寄れば文殊の知恵」と言われても、3人ともが同じ意見や感想だったら「文殊の知恵」にはならないからです。特に日本固有の強烈な同調圧力は単純な二元論しか生まないので、いよいよネット過信はあかんよな、と再認識した次第です。みなさん、そのあたりを本当に分かっているのかなぁ。

 

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2016年10月27日 (木)

迷惑メール

 

 毎朝のゴミ掃除、という感じで迷惑メール、いやウィルスメールを削除するのが日課になってしまいました。ホントいい加減にして欲しいなぁ。

 

 どこかでボクのアドレスが漏れているのか、怪しさ満点の英語のメールがやたら多いのです。毎日軽く20通以上は来ているんじゃないかな。最近はこちらも文面なんか読まず即座に削除して完全消去していますが、たまにドイツ語までありますからね。やり口はまったく簡単で、怪しいウェブサイトへの誘導か、Zip形式の添付ファイルを開けさせてウィルスに感染させるという2種類です。

 

 そのために「高収入が得られるジョブがあなたに」だの「グーグルがあなたを指定した」「そろそろ期限なので早く登録しないとチャンスを失うよ」などなど、くだらん思いつきを書きたい放題。そのくせメールの文頭は「Hey!」とか、メルアドのまんまで無礼極まりない。フッターもなかったり、あっても名前だけとかグズグズで電話番号もなし。いかにもありそうな住所が書かれていたりすることもありますけどね。

 

 さらに近頃は日本語のメールも来るようになりました。「請求書を確認してください」とか「写真です」あるいは「配送書類です」とか何とか、こちらも添付ファイルをどうにか開けさせようとする文面になっています。何かで誰かとやりとりしていたら、ついクリックしてしまいそうなほど簡略化されているのがポイントかな。でも、いきなり「お世話になっています」とかで具体的な宛名はなし。もちろんフッターもなく、あっても社名だけとかね。

 

 すぐにバレるようないい加減さなのですが、JTBの顧客情報が流出したきっかけもこうしたメールらしいので、ひっかかったらこっちのものという「数打ちゃ当たる」方式なのでしょう。それもこれもアドレスさえ入手できればメールはタダってことが大きな原因です。もちろん有料になったら大騒ぎで大反対となるでしょうが、そのかわりにこんな負担も我慢しなきゃいけない。

 

 この話題を続けるのも騙されているような気がするのでもうやめますが、性善説はいよいよ通じなくなってきたみたい。技術革新は人間の暗黒面を表出させる、なんちゃって。あーあ、つまらん社会になったものです。

 

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2016年10月 5日 (水)

集中と分散

 

 新型iPhoneでは日本向けに「お財布ケータイ」機能が加わったそうです。このブログで何度も説明してきたように、ボク自身は当分スマホに替えるつもりはありませんが、何でもかんでもスマホに集約=搭載していくという動きはますます加速されているように感じます。IoTだってあるし。

 

 最初の頃は携帯電話にカメラという組み合わせに驚きましたが、あれよあれよという間に専用機を上回るほどの解像度と機能を持つようになりました。現在では動画すら撮影できますからね。

 でも、自分が取材された時に「ちょっと失礼してお顔の写真を」とケータイまたはスマホを向けられたら気分を害しませんか。「いやいやこれで十分に印刷できますから大丈夫」と言われても、特に年配者ほど釈然としないはずです。

 

 音楽関係も、よく分かりませんが、iPodなんかと同等以上の機能があるんじゃないかな。新型iPhoneではイヤホンがワイヤレスに進化したらしいので、これはすごく羨ましい。そうかと思えばスマホでピコピコとゲームをしている人も少なくありません。先日も山手線で「ポケモンGO」に打ち込んでいる娘さんを見ました。

 

 それに加えて、冒頭でご紹介した「お財布ケータイ」ですもんね。簡単にいえば、もはや携帯パソコンもデジタルカメラも、携帯ゲーム機もiPodも必要なくなり、Suicaや現金すら不要になりつつあるということです。この勢いが続けば、外出する時にはiPhoneまたはスマホが1台あれば、ほかには何もいらないってことになるでしょうね。

 

 それはそれで大変に便利なのですが、いろいろな機能を集約すればするほど、当然のことですがリスクも集約されることになります。盗難や紛失ならまだしも、悪質なウィルスが侵入してすべてを失ったり、写真やメールを暴露されたりする危険性もあるはずです。

 

 証券・投資業界には「卵をひとつのカゴに盛るな」というみごとな格言があります。卵とはカネのことで、カゴは投資先を意味します。ある企業の株に全額を投資すればリターンも大きいがリスクも大きい。もしもカゴがひっくり返ったら卵のほとんどが割れてしまう。だから「分散投資」を心がけなさいといった意味ですが、スマホはカゴで、情報や機能を卵と考えることもできるではありませんか。

 

 随分前のブログでも、ネットに接続しない完全にスタンドアローンのパソコンを用意して、それに重要データのバックアップや、上司や取引先に関する悪口雑言や恨み言なんかも(ここ笑うところです)ストックしておくべきだと書きました。

 それと同じように、そろそろ情報や機能の「集中」から、効果的な「分散」に向けた工夫や配慮が必要な時代になりつつあるとボクは思うのですが、いかがでしょうかねぇ。

 

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2016年5月10日 (火)

勘弁してくれ

 

 このところ英文のジャンクメール、いやウィルスメールに悩まされております。いわく「グーグルが毎日1800ドルから4300ドルをあなたに支払います。もちろん受け取るよね、だったら今すぐここにアクセスしよう!」という感じです。グーグルに知り合いなんて1人もいないので、明らかに大嘘のコンコンチキ(どんな意味でしょうか)です。第一に、姓名も書かずにHeyとかHalloで始まるメールなんてあまりにも失礼じゃないか。一時期流行した日本語のウィルスメールで「こんにちは」というのもありますけどね。こっちのほうがマヌケな雰囲気が漂っていてむしろ笑えます。

 

 この英文ウィルスメールには「登録を確認してください」とか「早くアクセスしないと期限切れになるぞ」とかなんとか脅しまがいの文面もあるのですが、どれも基本パターンは同じで、怪しいウェブサイトへのアクセスまたは添付ファイルを開くように要求しているのです。

 

 差し出し人の名前と住所もフッターとして文末にありますが、こんなもの信じられるはずがありません。電話番号だってないもんね。こうしたクズメールをゴミ箱に入れて、即座に削除することが朝の日課になってしまいました。

 

 出す方はどうせコンピュータのプログラムにお任せでしょうが、貰ったほうは手動ですから、積もり積もればすごい負担になります。ボクの場合は英文が多いのですが、日本語でもカスやクズみたいなくだらなくておぞましいジャンクメールは少なくないようなので、おそらく皆さん似たようなことをしていると思うんですけどね。

 

 情報通信が便利でタダ同然になったからこそ、こんなことが起きるわけです。昔のように郵送料が必要なDMなら誰がこんなアホなことを続けるでしょうか。こういうジャンクやウィルスメールに耐えなければ、ネットの利便性は享受できないのでしょうかねぇ。

 

 ホント近頃は勘弁してくれとお願いしたいくらい閉口しています。と、日本語で書いたって、どうせ奴らには読めないもんなぁ。もっとクローズドでセキュリティのしっかりしたメールシステムは作れないのでしょうか。

 

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2016年2月26日 (金)

自制と節度

 

 銃の発明によって、人間は指一本だけで人間を殺すことができるようになりました。それ以前は刃物を振り回したり、人間の手によって何度も殴ったり首を絞めたり、崖の上やビルの上から突き落とすような体力が必要だったので、それに比べれば簡単に人を殺せる時代になったといえるでしょう。

 

 ものすごく危ない話をしているようですが、何が言いたいかというと、「てめぇこの野郎!」とか「ふざけんなよ!」という憎悪や立腹を容易に他者に対して発動できるようになったわけです。アメリカでは銃による死者が年間約3万人とされていますが、その中の多くは暴発的な事件であって「妻の無神経な叱責に思わず逆上した」などと後悔している人も少なくないんじゃないかな。

 

 もしも机の上に銃があって、あなたを侮辱する憎たらしい奴が目の前にいたら、それを手に取って引き金を絞るだけで相手は死ぬか重傷を負います。直後に「ありゃしまった」と思っても死んだら生き返ることはありません。 

 けれども、仮に刃物ならそれを振り回すうちに息が切れてきて「こりゃちょっとヤバいよな」と考え直す機会もあるじゃないですか。刃物を持った奴が近くにいると認識できたらダッシュで逃げることも可能ですよね。手を使うとなればなおさらで、そうそう簡単に人間を絞め殺せるものではないでしょう。もちろん経験したことはありませんが。

 

 つまり、手間や体力が必要な行動であれば、感情の暴発を押しとどめる時間や機会がそれだけ多いということなのです。そうした労力をほとんどゼロにしたおかげで、取り返しのつかないことを簡単にできるようになったのが銃の本質ではないかと。

 

 幸いに日本で銃を入手するのは困難ですから、アメリカのようなことにはなっていませんが、安心なんてできません。ちょっと前にバカ発見器とも呼ばれたツイッターなどのSNSによって、キーボードひとつで人間の心を傷つけ、自殺に追い込むこともできるようになったからです。

 

 それほどに怖い機械でありシステムであることを認識している人はまだ少ないかもしれません。でも、昔と比べてみれば、銃と同様にその簡便さがもたらす危険性が理解できるはずです。たとえば人を罵倒するなら、そいつの前に立たなきゃいけませんでした。電車代と時間を使って相手の近くまでやってきて「お前はバカヤローだ」と言うのは相当な変人です。手紙ならこうした移動は不要になりますが、「お前は本当にイヤな奴だ。なぜなら……」とか何とかの文章を書いて、それを封筒に入れて切手を貼って、近隣のポストに投函するという手間をかけるうちに「こんなバカなこと書いちゃいけないよな」と反省する機会はいくらだってあるじゃないですか。

 

 けれども今では、某巨大掲示板を見ていただければ分かるように、知性が欠如した落書きのような内容を匿名でいつでもアップできるようになりました。それだけでなく正義を錦の御旗にした集団リンチのような「炎上」という総攻撃も可能ですよね。心の強い人は無視できても、中には自殺に至ることだって考えられるではありませんか。それすら面白がる奴がいるとしたら、こりゃもう銃より始末の悪いシロモノということになります。すでに現実になっているはずですが、仲間ハズレやイジメに使うならSNSはかつてなかった史上最強の武器ではないでしょうか。

 

 さらに、銃であれば射程距離の範囲内しか対象にできませんが、SNSにはそうした空間距離というものがありません。こういう空恐ろしいモノを若い人たちが日夜使いまくっているというだけでも、旧世代のオッサンには驚きを禁じ得ないのです。

 かくて、毎晩のようにSNS経由のバトルが展開されているのではないかと想像しています。なぜなら若い人たちは社会経験が乏しいので、感情の暴走が引き起こす危険な事態がうまく想像できないからです。

 

 もっとも、大人にしても語彙の貧弱さや非論理的な文脈から、本人のバカさ加減や無知ぶりがモロバレな文章を書きながらも、社会性に乏しいことからそれを自覚できない人も見かけますけどね。ちなみに、この社会性は学力とは別の能力なので学歴とは相関しません。ボク自身も日々のブログで知識や知能程度が判断されているんだろうなと思っています。

 

 いずれにしても、昔は「言わなくてもいいこと」を世間に向けて表現するには大変な苦労があったのに、今では簡単にネットにアップできるということです。そういうことが本当に分かっているのかなぁ。

 

 ボク自身も、ブログ用の文章が完成したにもかかわらず、諸般の影響を鑑みてボツにしたことが何度もあります。繰り返しますが、ボタン1つでEメールを送れるように、ボタン1つで自分の文章をネットにアップできるというのは本当に便利なことでしょうか。それを正しく使いこなすには、何よりも自制と節度が必要だと思うのですが、それをどれだけの人が意識しているだろうかと懐疑的になる今日この頃なのであります。

 

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2015年12月24日 (木)

ひと手間(前)

 

 何をどうすりゃそうなるのか分かりませんが、一昨日の夜中はメールに悩まされました。いつものように寝入る直前にノートパソコンでアウトルックをチェックすると、同じ文面のメールが8本も入っているではありませんか。発信したのは見も知らぬカナダの会社ですが、おそらく時計関係のルートからボクのアドレスを入手したのではないかと考えられます。

 

 こうした海外からの「いきなりメール」はよくあることでも、同じ文面を何本も受け取るケースは初めてです。フランス語も後に併記された英文を読んでみると、「お問い合わせありがとうございます」みたいな内容で、ちゃんと会社の所在地や電話番号、ファックス番号まで記載されています。もちろんボクは問い合わせなんかしていませんが、少なくとも怪しい出所からのジャンクメールではありません。

 

 テキストだけで添付ファイルもないですから、その段階では特にパソコンに実害はなくても、何だか不愉快じゃありませんか。それでしばらく後に再びチェックしてみると、倍増していたのでにわかに不安になってきました。このまま増え続ければ記憶容量がパンクするかもしれないと、文科系らしい根拠レスな恐怖を感じて削除しまくることになったわけです。

 

 それでもちょっと時間をおいてチェックすると、またまた同じメールが増加している不快感って理解できるでしょうか。ほとんどホラーですよね。

 

 念のためにメールを読んでみて増えた理由が分かりました。「RE:」を冠にしたものが加わっていたのです。こちらも英語の文面で「すでにお前のところからのメールを30本以上も受け取っている。そんなものを受け取る覚えはない!」「ストップ、ストップ、ストップ!」「早急にパソコンをフィックス(調整)しろ!」といった内容です。この怒りはボクも同様ですが、おそらく「全員に返信」ということで増殖したんですよね。

 

 これらの返信を担当者が見たらすぐに終熄するだろうと思っていたのですが、なかなかそうはなりません。いったんは止まったかと思うと、しばらくすると繰り返されます。こうなると寝られなくなるじゃないですか。

 

 ボク自身も対策を講じようとネットを調べてみて、迷惑メールのブロック機能を利用することにしました。おかげでこの会社からのメールはすべて迷惑メール扱いとなっても、そのファイルの数字が増えていくだけで、完全な「受け取り拒否」にはならないんですよね。もし続くようならプロバイダーに相談しようと、取りあえず寝ることを決めたのが午前3時頃。ボクはいつも5時頃に起床しているので、異例の夜更かしです。

 

 翌日は天皇誕生日。朝の起き抜けにメールをチェックすると、数が激減していたので、先方もシステムを調整したようです。それでも、たまに「RE:」があって、皆無とはなったのは昼前くらいかな。ようやく解放されたとはいっても、これが小さなトラウマとなり、英文メールを受信するとギクリとします。ホントに迷惑な話です。

 

 すでに述べたように、悪質な意図がないことは明らかで、だったら何をどうしたのか文科系のボクには想像しがたいのですが、メーリングリストによる一斉送信の時に、不用意にヘンな設定にしてボタンを押しちゃったのかも知れません。コンピュータ・ウィルスにしては、やることがバカ過ぎますもんね。

 

 これを機械ではなくヒューマンエラーと仮定すれば、操作が簡便なことが逆にミスを呼び込むといえそうです。

 通常の郵便なら、年賀ハガキにしても宛名を書いて切手を貼り、その後でポストに投函しなきゃいけません。宛名は印刷ラベル、切手は「料金別納」があるにしても、郵送作業はそれなりに面倒臭いアナログですから、そのプロセスで「ありゃ同じ人に2通も!」みたいなミスが発覚することがあります。もちろん見逃されることはあるにしても、同じ住所に同じ郵便物を大量に送りつけることはあり得ません。カネだってかかりますから。

 

 ところが、電子メールの場合はボタンひとつで基本的に無料。ボクだって添付ファイルを忘れたり、書きかけの状態で誤って送信ボタンを押したことがあります。秘匿処理をしなかったのか、送り先らしい多数のメルアドが記載されたメールを受け取ったこともあり、直後にお詫びのメールをいただきました。ボクは直ちに廃棄しましたが、中にはメルアドを悪用する奴もいるかもしれませんよね。

 

 これらはすべて、人間の動物としての生理が機械ほど進化していないことから発生するミスではないでしょうか。ご老人によるブレーキとアクセルの踏み間違いなんかも同じことで、そもそも人間はそういう機械を器用に扱えるような生き物ではないのです。

 

 原因が判明すれば、こうした人間特有のヒューマンエラーを防止する方法は簡単です。要するに「ひと手間」を追加すりゃいいだけのことなんですよね。

 

 おっと、例によって長くなったので、その「ひと手間」の続きは明日ということで。

 

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2015年11月20日 (金)

パソコンがクラッシュ

 

 買ってから3年もたっていないのに、日本製のデスクトップパソコンがクラッシュしました。サポートセンターのおかげでようやく再起動できましたが、メルアドも含めた過去のデータすべてが消滅。こういう事故をメーカーはいったいどのように受け止めているのかなぁ。

 というのも、やはり同じメーカーのノートパソコンでひどい目にあったからです。この時は海外で起動不能になり、仕事にも大きな支障がありました。だからといってメーカーが賠償なんかするはずないですからね。

 

 そんな理由から、予定していた「修業(後)」は連休明けにアップということで、テーマを変更しました。

 

 実際の体験なので、堂々とメーカー名を出すべきかもしれませんが、どうやらウィンドウズのOSに問題があったようなので、敢えて自粛して「日本製」という表記にとどめました。でも、ノートパソコンのほうは2回の故障いずれもディスプレイと本体との配線不良が原因と特定されたので、ボクは免責しておりません。

 

 それに比べて、アップルのマックブックエアーは、スタッフが所有するマックもそうですけど、まったく故障したことがありません。このことから、ボクが個人的に無知ながらも仮説として想像しているのは、そもそもマイクロソフトのOS自体に無理があるのではないかということです。

 

 今のように文房具感覚で使えるパソコンのGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェース)は、アップルが開発しました。画面をあたかも机の上のように構成。ファイルのフォルダーからゴミ箱まで用意されているほか、マウスで視覚的・体感的に操作でき、マルチタスクも最初から前提だったようですが、そのためには大容量のユーザーズメモリーと高速のCPUが不可欠となります。ところが、当時のパソコンはそんなレベルには至っていなかったのです。

 

 つまり、スティーヴ・ジョブズの革新的な発想に技術環境が追いついていなかったことから、現実的な使い勝手に対応したマイクロソフトのほうがシェアを拡大していったわけですね。

 

 けれども、記憶容量や処理速度などの飛躍的進化に伴って、マックの圧倒的な便利さ、というよりも、マックでパソコンを使う楽しさを知った人たちが多いのではないでしょうか。

 

 しかしながら、マックがかなり普及した段階でも、CPUの負担が大きかったせいか、あるいは後にスティーヴ・ジョブズが批判したジョン・スカリーのせいなのか、「爆弾アイコン」が頻出しました。いかなる理由にしても、これが画面に出たら完全にアウト。作業中のデータが消えるだけでなく、再起動にえらく苦労した記憶もあります。バックアップを常に意識しなければならない実に心配な機械だったのですが、それでもボクはマイクロソフトよりもアップルの先進的な発想力を支持していました。

 

 そのうちに、マイクロソフトも遅ればせながらGUIを導入したOSを開発。派手な宣伝とともに売り出しました。それがウィンドウズです。初めて画面を見た時にはマックの完全なパクリだと感じたので、特許関係はクリアしたのだろうかと余計な憶測をしたくらいです。

 しかし、使い始めてすぐに、そうした特許の網を巧妙にかいくぐったOSであることが分かりました。だってね、いちいち面倒くさいツリー状の階層で構成されており、マックのようにいきなりアプリケーションを開けることができなかったのです。途中で問題が起きれば、それを解決しない限りは次の段階に行けない。システム内部に何か問題があっても、マックのようにパッと中を見ることもできませんでした。

 

 初期の頃のウィンドウズに限れば、A地点からBを経由してCに至るアルゴリズムを、わざわざ遠回りすることで特許の抵触を避けたのではないかというのが素人のボクの印象なのです。実際にウィンドウズはマックよりも大きなユーザーズメモリーを必要としていました。

 

 このような姑息なやり方は生来的に大っ嫌いなので、ことココに至ってボクはマイクロソフトを見限ったのですが、どういうわけだか世間はウィンドウズのほうが圧倒的な大全盛。新しいOSを出す時はお祭りのようになったくらいですから、会社用として1台は置いておく必要があったのです。

 

 その後継機種が昨日にクラッシュしたわけですね。ボクはコンピュータの専門家ではないので原因は分かりませんが、やはり1か月ほど前に取り替えた最新のウィンドウズOSが何らかの不具合かトラブルで起動不能になったようです。

 

 こうした経緯も含めて、ボクは現在でもマックOSのほうが優秀ではないかと思っています。もはやマイノリティですけどね。

 

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2014年12月24日 (水)

コンテンツ

 

「企業の幹部はプロセスばかりを大切にして、コンテンツの重要性を軽視している」

「ビジネスには、なぜそうするのかを考えないで慣習的にやっていることが少なくない」

 

 先週の日曜日にWOWOWで放送されたドキュメンタリー映画『スティーブ・ジョブズ1995~失われたインタビュー~』(2012年公開)の一部です。ジョブズはマスコミ嫌いで知られていましたが、1995年に珍しくテレビのロングインタビューを受けました。希少な記録にもかかわらず、長くお蔵入り状態になっており、2011年に彼が惜しくも56歳という若さで亡くなったことをきっかけに映画として再構成されたそうです。

 

 あくまでもボクの想像ですが、「ジョン・スカリーがこだわっていたのはアップルのCEOを継続することだけだ」「マイクロソフトには理念もビジョンもなく、製品にはおよそセンスが感じられない。悲しいのは、そんなプロダクトを大多数の人が使い続けていることだ」といった辛辣な内容が当時は問題視されたのかもしれません。

 

 衆知のように、ジョブズは先進的なGUIを導入したアップル=マッキントッシュのパソコンから、iPod iPhoneiPadという現代の情報インフラを作り上げた人です。いずれ教科書に偉人の1人として掲載されることは間違いないと思いますが、本人もそれを自覚しており、時代の劇的な転換期に生まれて、それをリードする役割を担えた僥倖に感謝していると語っていました。

 

 ただし、ジョブズはダ・ビンチやエジソンのような発明家ではありません。基礎的なアイデアは彼の発想としても、それを実現したのは彼が招集した天才的なプロフェッショナルによるチームです。このあたりも彼は正確に認識しており、「自分だけの業績ではない」と明言しています。こうした謙虚さの一方で、天才肌らしい遠慮や配慮に欠けた率直さが、時として軋轢や嫌悪感につながったのでしょう。

 

 いわば事業家であり、プロデューサーだっただけに、ゼロックスやインテル、IBMといった大企業に対する評価も興味深いのですが、冒頭で紹介した文言のように、およそ20年も前のインタビューとは感じられない、現代でも通用する内容が少なくないことに驚かされました。

 では、この20年間、MBA=ビジネススクールは何を教えて、修了者はどんなことをしてきたのかなぁと、つい考えてしまうんですよね。

 

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2014年12月 2日 (火)

YouTube

 

 昨年あたりからデジタルクリエイターの取材が続いています。うち2人は海外にも事務所を持っていることから、もはや日本国内だけがマーケットではないことが分かります。先日の取材なんて、Skype(だと思いますが)でニューヨークの事務所とテレビ電話ですもんね。衛星経由の電話でありがちなタイムラグもなく、案外スムースに会話できたので驚きました。

 

 こんなことは子供の頃には夢物語の世界でしたから、ものすごい勢いで社会が変化しているにもかかわらず、普通に暮らしているとなかなか気がつきません。よって、ボクは現代を「デジタルによる地殻変動期」と考えるようになりました。この変動は、いずれ社会の表層も揺るがすようになるはずです。そもそもデジタルクリエイターという仕事だって、20年前には存在しなかったじゃないですか。

 

 こうした地殻変動を端的に示しているのがYouTubeだと思います。

 

 というのも、2人のクリエイターが、このメディアによって短期間に国際的な評価を獲得したからです。そこにアップロードされた彼らの作品は、世界中の人たちに視聴され、面白い話題としてたちまち拡散していきました。

 

 ちょっと前なら、作品が奇抜で面白ければ面白いほど、理解されるのに時間がかかりました。テレビや新聞・雑誌は基本的に保守的であり、「新しい話題」を求めるくせに、評価が定まったものを志向します。このため、新人が世に出るまでには様々なプロセスと時間がかかるのが普通でした。ところが、現代のクリエイターは世界の視聴者とダイレクトにつながることができる強力なメディアを持っているわけです。

 

 そして、そのデジタルワールドの評価が、現実社会に逆流していくというスタイルが生まれつつあります。つまりクリエイターが一晩で世界的な名声を勝ち得ることも、決して絵空事ではないのです。

 ただし、それは非言語の映像作品に限ることであって、言葉による文芸などではないわけです。YouTubeに解説までアップするなら、少なくとも日本語でなく英語にしないと世界に通用しません。

 というわけで、ボクたちにとって便利このうえない日本語は、逆にボクたちを日本に縛りつけていたと考えることもできるわけです。あーあ、オレの仕事なんて所詮はタコツボかよと、つい思ってしまうんですけどね。

 

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