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福助くん その6

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    福助くん、9歳の秋です。 ちょっと長めの散歩をして、世田谷公園へ。 紅葉と福助をご覧くださいまし。

福助くん その5

  • 赤いサルビア♪
    2010年秋の福助くん。とある週末に埼玉県所沢市にある航空公園に行ってきました!

福助くん その4

  • 1 毎年恒例の・・・
    今さらですが、今年の花見の福助くん。ご近所の目黒川に行ってきました。

福助くん その3

  • 1 田舎に行ってきました!
    飼い主の田舎に行ってきた福助。うららかな春を迎えた大自然のなかで、いつもと違った表情に。

福助くん その2

  • 定位置
    平日は会社にいる福助。こんな感じの毎日です。

福助くん その1

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ファッション・アクセサリ

2018年10月22日 (月)

今年はホワイト

 

 シアーズ破綻の続編を書く予定だったのですが、いろいろと調べているヒマがありません。締め切りが小さなさざ波から大波になってザッパンザッパンと打ち寄せており、本日も1本を控えているので、根拠なしで気分だけで書ける内容に変更させていただきます。すいません。

 

 さて、ボクの今季ウィンター・ファッションのテーマは「ホワイト」であります。ファッションなどと言えるほど服は持っておらず、むしろ必要最低限のミニマルで通してきたので、呵々大笑したいくらいの過度な表現ですけど、要するにね、冬のファッションというのは何であんなに暗い色ばかりなのかという不満が発端でした。

 

 空が曇りがちで暗くて寒いからダークカラーという、発想そのものがおかしい。寒いからこそ、日が短いからこそ、元気な明るい色にすべきなのであって、真冬の陰鬱な空の下でブラックやグレーを着たら、メンタルまで縮こまってしまいます。

 

 ボクはシーズンを問わず、どんな色にも合わせられるブラックをファッションのベースにしてきたのですが、インナーまでダークでは、まるで影や煙が歩いているようなものじゃないですか。なので、今年はパァッと鮮やかな赤とか黄色をフィーチャーしたいと思っていました。それなら手持ちのブラックのアウターにも似合うはずです。

 しかしながら、ボクの年齢を考慮すると、これでは悪目立ちの印象を免れません。ファッションは目立つことも必要ですが(存在が分かりやすくて何かと便利なんですよね)、ただ派手な格好のオッサンというだけでは知性を疑われてしまいます。

 

 それともうひとつ。年を取れば取るほど、こざっぱりした格好を心がける必要があります。何しろ身体の中身並びに露出した肌が老朽化して薄汚くなっているのですから、そこにマフラーなんかをネジネジしたり、派手なスカーフをアレンジしたところで無駄な抵抗でありまして、いよいようっとうしく見えるだけじゃないかと。かくてオッサンに最も似合うファッションは、第一に清潔で、次にシンプル&ピュア。そしてモノトーンではないかと以前から思っていました。

 

 であるなら、前述の屁理屈から敷衍した冬のイチオシカラーは、「ホワイト」しかないじゃないですか。今のところは、クルーネックとモックネックの長袖Tシャツだけですが(安かったので)、いずれセーターあたりまで展開していく予定です。たとえばブラックのブルゾンを脱いだら、眩しいコントラストで純白のTシャツあるいはセーターが表れるというイメージかな。できればジェームス・ディーンを彷彿とさせる半袖姿が望ましいのですが(映画『理由なき反抗』1955年公開)、他人に堂々と見せられるほど若くて逞しい腕でもなく、さすがに冬は寒いですからね。

 

 ただし、着てみて心底から分かったのですが、ホワイトは想像以上に汚れやすい。特に首のあたりなんか、すぐに黄ばんでしまいます。洗濯機でちゃんと原状回復するのだろうかと心配しております。洗剤に何か特別な添加剤でも加えるんでしょうかねぇ。コスパはあんまり良くなさそうだなぁ。

 

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2018年10月10日 (水)

ワイシャツの問題(後)

 

 2回に分けてご紹介するようなテーマでもないので、何だか意欲がすっかり萎えてしまいましたが、中途半端ではなお気分が悪くなるので、続けることにします。それにしても、輪島が亡くなったんですよね。1981年に引退してから37年かぁ。長いよね。第2の人生といっても、スポーツ選手はやはり現役時代が華ですから。そのせいか、悲運な雰囲気が常につきまとう人だったようにボクは感じます。合掌。

 

 さて、ワイシャツの問題ですが、いろいろと熟慮した結果、リフォームを利用することにしました。要するに直し、補修です。ジャケットなどで世話になった店があるので、電話で確認したらワイシャツもできるというのです。それでトライアルとして、まず2枚を依頼。胴まわりを両側から2㎝ずつ詰めてもらうことにしました。もちろん脇の付け根から腹部に向けて次第に詰めていき、裾に向けて再び戻していくということです。前回にオーダーシャツの下胴が93㎝+14㎝という極秘であるべき個人情報を恥ずかしげもなくバラしてしまいましたが、合計107㎝から4㎝のマイナスなので、つまり103㎝の腹回りにしようとする目論見です。

 

 ただし、ワイシャツのリフォームは意外に高いのでびっくりしました。両側の縫い目のところが生地を巻き込んだようになっており、これを広げてカットした後に再び同じように縫製するので、特に手間がかかるらしい。いずれにしても、現状では着用する気になれないので、いわゆる「タンスの肥やし」にするよりマシじゃないですか。

 

 そして、どんな感じに仕上がるかなと待つこと1週間。このトライアルがうまく行けば、6~7枚続けて出そうと考えていたので、待ちかねていたといっても過言ではありません。

 

 予定日に引き取りに行き、合わせてみると、1枚はほぼOK。しかしながら、もう1枚はちっとも絞られていないではありませんか。すぐにクレームを入れて担当者と話した結果、確かに約1㎝程度の端切れが4枚くっついていたので、合計で4㎝を詰めたことは間違いないのですが、どうもワイシャツの作り方が違うらしい。トライアルとしてお願いしたのは既製品とオーダーの2枚ですが、このうち既製品はほぼ予測した通りの仕上がり。オーダーシャツのほうが前とあまり変わりがなかったのです。

 

 だったら最初から「仕上がり寸法」を指定するほうが確実ではないかとなり、「どうしますか」と。当初の計算では103㎝になるはずなので、それで問題の1枚をやり直すだけでなく、追加で6枚を依頼することにしました。けれども、ですよ。支払いを終えたギリギリの段階で、何を血迷ったのか「102㎝に変えてください」と口走ってしまったんだよなぁ。

 

 どうやらライアン・ゴズリングのピッタリした白シャツ姿が脳内にフラッシュバックした結果と考えられますが、あのサイズ感で上がってきたら大変なことになります。あまりにもキツくて腹部が割れたり、ボタンがちぎれることもあり得ます。かくて「やっぱり103㎝にしておくべきだったかなぁ」と前回冒頭の述懐に戻るわけです。

 

 たかだか1㎝のことですから、現実には大した違いがあるはずもないのですが、ボクの頭の中では妄想がどんどん膨らみ、今では1㎝が5㎝くらいに感じられるのであります。

 

 では、結果はどうだったのか。大多数の皆様にはとっては、どうでもいいことの極みでしょうね。ちなみに、本日がその引き取り予定日なのです。

 

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2018年10月 9日 (火)

ワイシャツの問題(前)

 

 やっぱり103㎝にしておくべきだったかなぁ。

 

 近年は太陽がまだ顔を出していない明け方に目覚めて、些細なことに悶々とすることがあります。ボクの脳内センサーが記憶の隅々を嗅ぎ回って、余計なことばかり探し出してくるんだよね。それはとっくに解決済みじゃないかと高ぶった神経を宥めようとしても、ああじゃないかこうではなかろうかと、針でつつくように刺激してくるのです。

 

 そんなにも頻繁に起きるわけではなく、たいていは昼間になるとすっかり解消されることばかりなのですが、今回はちょっと長引くことになりました。ああくだらねぇと笑われそうですが、問題はワイシャツの胴まわりなのであります。

 

 始まりは、2017年2月公開の映画『ラ・ラ・ランド』でした。衆知のように、第89回アカデミー賞の6部門を受賞したミュージカルですが、音楽やダンスのほかにボクが気になったのは、ジャズピアニストを演じたライアン・ゴズリングのワイシャツだったのです。清潔な白いシャツ姿が多かったのですが、それが身体にぴたりと貼り付くように仕上がっていました。首まわりはもちろん、肩幅からアームホール、腕の太さ、そして腰回りに至るまで、ギリギリのサイズ感で完璧にフィットしており、こんな着方もあるのかと瞠目させられたのです。

 

 スーツやジャケットはキツめのジャストフィットを心がけてきたのですが、その下に着るワイシャツはまったくの盲点でありまして、安手の既製品で十分だと考えてきました。というのも、ボクの体形はみごとに標準的なので、首回りと裄丈さえ合っていれば、あとは色と柄を選ぶだけだったのです。ところが、ライアン・ゴズリングのシャープなシルエットと比べてみると、特に胴まわりがぶったるんで見えるではありませんか。ベルトあたりで生地が余ってしまって、ブカブカなんですよね。アメリカントラッドの上着はボックス型のスタイルなので、大きめのオーソドックスなボタンダウンシャツが似合うのですが、ヨーロピアンのタイトフィットなスーツにルーズなワイシャツは不格好というほかありません。

 

 そりゃね、人間はモノを食べないと生きていけない動物ですから、下着となるシャツは満腹時にも苦しくならない程度の余裕が必要です。それに、毎日着るものを映画のコスチュームのようにしたら、仕事どころか息もロクにできなくなりそうです。けれども、それやこれやを考慮したとしても、やっぱり余裕あり過ぎではないか。

 

 そんなわけで、今年の春に一念発起して某百貨店で2枚のワイシャツをオーダーしました。これならライアン・ゴズリングのようになれるのではないかと期待したのです。ところが、おっとどっこいだったんですよね。今となっては採寸時に希望を言えば良かったのですが、ベテランらしきシニアのオジサンが測ってくれたので、それに甘えて何もかもお任せにしてしまったのが敗因といえるでしょう。結論からいえば、相も変わらず胴まわりは太かったのです。しかも、各部のサイズがね、アッパレと自分を褒めてやりたいほど既製品と同じ。つまり、そこらの店で買ったシャツと着心地はほとんど変わりがない。もっと失望させられたのは、胴まわりも同じサイズだったのです。こんなことなら高いカネを払ってオーダーした意味がありません。

 

 あまりにも不愉快なので「ワイシャツお仕立て承り伝票」を調べてみと、問題の「下胴」のところには「93+14」とあります。ボクの胴まわり=腹まわりは恥ずかしながら93㎝なので、それに14㎝を足して仕立てるということです。この数字がオーダーワイシャツの慣例になっているようですが、それはあくまで過去の常識であって、タイトフィット全盛の今ではタルミ過ぎなんですよね。採寸したオジサンは昔ながらのやり方に則っただけかもしれませんが、ファッション業界にいるなら、もっと流行に敏感にならなきゃ。少なくとも「細めに仕上げますか、それとも普通に余裕を持たせますか」くらいのことを客に確認する姿勢が不可欠だと思うんだけどなぁ。いま時は既製品だってノーマル、オーソドックスからスリムフィット、スーパースリムまで揃っていますからね。

 

 この失敗のおかげで、ボクがワイシャツをオーダーすることは2度とないと思いますが、ダブダブと感じられる新品の2枚のシャツは、もはや着る気持ちも失せてしまいました。かといって、ほかの手持ちのシャツも似たようなサイズ感ですから、もし自分の希望にこだわるなら、前述のスリムフィットなんかを新しく購入していくほかありません。そして、もしもそれが気に入ったなら、手持ちのシャツを着ることはなくなるので、不良在庫と化すのは間違いないと思います。


 さて、どうしたものかと、例によって明け方に深く悩んでしまったのであります。長くなったので、このテーマは明日も続けます。

 

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2018年9月19日 (水)

白シャツは要注意?

 

 ワイシャツはホワイトシャツが語源なのですが、ボク自身は近年まで白いシャツは冠婚葬祭用の1~2枚しか持っていませんでした。フリーランスという、反社会勢力では決してないにしても、不安定な身分と職能を識別してもらうシグナルとして、色つきやストライプなどの柄つきシャツを愛用してきたわけです。ある種の矜持もあったのかな。それに、白はどうしても汚れが目立つので、ライフサイクルも必然的に短くなるじゃないですか。

 

 しかしながら、夏がどんどん暑くなり、開襟のクールビズが浸透するに従って、ホワイトシャツの魅力が次第に分かるようになってきました。何より清潔で、しかも若々しく見えるじゃないですか。着用してみると「おおおっ」と驚くほど白が輝くことに感動いたしました。

 

 年を取れば取るほど人間はあちこちが老化してむさ苦しくなっていきます。不精髭にしても、若いうちは精悍とか無頼に見えることもありますが、オッサンともなれば薄汚れた印象のほうが強くなります。そこで、蒸し暑い夏場に、さっぱり、すっきり感を皆様にアピールするには、やはりホワイトシャツだよなと決定して2~3年たつでしょうか。

 

 もちろんフトコロ具合の関係で数枚程度ですけど、ボクの個人史にとっては革命的な変化なのであります。ただし、ホワイトシャツに馴染んでみると、問題点がないわけではないことに気づくようになりました。

 

 特に下着がね、布地が薄手の場合は目立つのであります。参考までに地下鉄の車内などで観察してみると、U字の首まわりが明瞭に浮かび上がっている人だけでなく、驚くことに絵柄のついたTシャツを平気で下着にしている若者もいるんですよね。それがモロに透けて見える。皆さん、この問題をあまり気にしていないのかなぁ。

 

 日本の家屋では、襖や障子戸1枚を閉めれば別室と認識され、何かが聞こえても聞こえないことにするのが常識であり礼儀だったようです。それと同じで、ホワイトシャツの下に着るアンダーウェアも、仮に透けても見えないことにする不文律でもあるのでしょうか。

 

 そんなはず、ないですよね。本人は意識しないだけで、見えるものは見えます。というわけで、ホワイトシャツを着ようとする時には、下着が気になるようになってきたのです。冬場のネクタイ姿ならそれほど問題はありません。狭い丸首にしておけば、襟のところに縫い目などが隠れてしまいますからね。

 

 やはり問題は夏場の開襟なのであります。最も簡単な解決法は下着をつけないことです。しかし、そうすると汗でシャツがピタリと肌に張り付いて、より悲惨なことになってしまいます。

 

 では、ボクはどうしているか。首まわりに縫い目のないシームレスの半袖で、しかも肌色を愛用しています。シャツに合わせて下着も清潔な白にしたいところですが、透けることを考慮すれば、人間の肌の色に近いほうが目立たないとされています。そりゃそうですよね。

 

 ただね、こんなに気を使ったところで、ボク自身に興味のない人は、カエルのイラスト入りTシャツを着ていても気づかないでしょう。オシャレとは、かくも虚しいものであるよなと、痛感させられる次第であります。

 

 なお、本日夜から北陸方面に出張なので、20日はお休みをいただき、21日にブログを再開いたします。

 

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2018年7月 3日 (火)

和服

 

 若い頃はあまり意識しなかったのですが、いくらか年齢を経ると、和服ほど色っぽい装いは世界にないと思うようになります。

 

 欧米のパーティドレスでは、肩はもちろん背中までモロ出しです。映画祭なんかでは裸に薄手の布きれをまとっただけという女優さんも珍しくありません。それに比べて、和服で露出しているのは、腕の一部と胸もとに首筋、それに足袋の上部から覗く足もとくらい。身体のほとんどが隠されているにもかかわらず、だからこそ後れ毛などの艶っぽさが際立つんですよね。世阿弥は「秘すれば花」と言いましたが、ボクの持論である「引き算」と同じで、見えないからこそ逆にイマジネーションが刺激される。つまり、大脳皮質のエロスを刺激する、ものすごくインテリジェントな装いなのであります。

 

 年齢や体形を問わないことも、女性には見逃せないメリットではないでしょうか。欧米の服が体形に合わせて立体的に縫製されているのに対して、和服は平面裁断なので、着付けによって「ジャストフィット」させることになります。つまり、少しばかり太っても痩せても、背が低くなっても高くなっても(あり得ないか)、着付けだけで調整できる。だからこそ母親の和服をそのまま娘に譲渡できるわけです。洋服ではよほど似通った体形でない限りは、補修や調整が必要になってきますからね。

 

 このため、和服で問われるのはカタチやスタイルではなく、「色・柄」であります。逆にいえば、和服は「色・柄」を着るファッションではないでしょうか。ちなみに、和服はいかなるドレスコードでもオールマイティですから、大変に便利な装いでもあります。

 

 子供の頃に母親の着付けを手伝わされた時には、「何て面倒くさい衣服なんだろう」と思っていましたが、今ではまるで逆です。あの格好でどこに行ったのか知りませんが、母親にとって数少ない楽しく浮き立つ瞬間だったに違いないと思います。グローバル社会だからこそ、男は日本史と論語と茶道、女性は和服の着付けと正しい所作を必須教養にすべきではないでしょうか。

 

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2018年5月 8日 (火)

座敷が嫌い

 

 左の膝を痛めてステッキが手放せなくなってから、いよいよ苦手になりましたが、子供の頃から畳の座敷が好きではありませんでした。「しゃがむ」という格好はアジア全域に共通する姿勢といわれますが、ヤンキーの皆さんには申し訳ないけど、それも大っ嫌いなんだよな。

 

 別に西洋文化にかぶれているわけではなく、座敷もしゃがみも、ひどくだらしなく感じてしまうのです。座敷には正座という美しい姿勢があることはボクも認めますが、あれは身体に悪くないのかなぁ。少なくともボクは法事などで15分も正座したら、足が痺れまくってすぐに立ち上がることができませんでした。つまり不自然極まりないってことです。腰に悪影響を与えるという医学的な理由でスポーツ界から追放された「うさぎ跳び」と同じように、いささか無理が伴う美的習慣ではないかとボクは睨んでいますけどね。

 

 靴を脱いで足を締め付けから解放し、座敷で下肢を崩せばリラックスできるじゃん、というカジュアルな意見からして、ボクはもうダメなのであります。そんなに楽になりたいのなら、さっさと自宅に帰ればいいじゃないですか。にもかかわらず、政治家や官僚が行くような高級店から渋谷の格安居酒屋まで、日本には靴を脱がせるところが多いんですよね。

 

 蒸れる梅雨時や猛暑の夏の夕方に靴を脱いだら、たちまち刺激的な匂いが漂う人だっているはずです。それに靴下だけのズボン姿って、どう見てもマヌケだと思いませんか。そもそもズボンの裾は靴を履いた状態で合わせているので、短めの人も長めの人も、どっちにしてもヘンテコな袴のように見えるわけです。でもって用意されたゲタかスリッパを履いてトイレに行かなきゃいけない。そんな不細工な格好で女性を口説くなんて、とてもボクにはできません。

 

 それより何より、女性のスカートやスラックスも含めて、下半身に深いシワを作ることになります。掘りごたつ式なら椅子に座った時と同じ程度でしょうが、あれもボクにはマヌケなスタイルなんですよね。足のあたりがスースーするようで、居心地がすこぶる悪いのです。

 

 そんなわけで、たまに居酒屋に行く時は必ずテーブル席を選んでいます。座敷しかなければ、辞去して別の店を探します。どう考えても、立ち呑みのほうがズボンなどに余計なシワが入らず、深酒だって避けられるじゃないかとボクは思うんですけどね。つまりは洋装したら洋式、和装なら和式が最も合理的なスタイルではないでしょうか。

 

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2018年5月 1日 (火)

バーゲン

 

 今年は暑くなりそうなので、サマージャケットを補充したいなぁと考えてきました。夏物は汗による汚れや劣化が激しいので、着用頻度にもよりますが、高価なブランドものでも2〜3年が精一杯ではないでしょうか。それならデパートのバーゲンで十分だとボクは考えてきたのですが、そのショッピングがね、昨今はいささか負担に感じるようになってきたのです。

 

 というのも、ざっくばらんに正直にいえば、売場で待機しているオバサンたちがどうにも苦手なのであります。先日も他に先駆けてバーゲンをやっていたデパートをチラリとのぞいてきましたが、何かねぇ、似合っても似合わなくても、サイズが大きめであろうがなかろうが、とにかくこの場で買わせようという熱気と勢いと魂胆に閉口してしまうのです。以前に冬物のバーゲンで「ちょっと大きいですよね」と言ったら、「寒いので中に何か着たらちょうどいいですよ」とトンデモなアドバイスをいただいたことがあり、顔を見るのもイヤな気分になりました。

 

 それがトラウマとして残ったらしく、服は見たいけど、さりとてバーゲンに行くのは怖いという症状に昂進したらしい。いい年こいたオッサンがそんな弱気でどうするんだと思う人もいるでしょうが、こう見えてもボクって割と優しいんですよね。結果的にそうはなっていないとしても、なるべく人を傷つけないように生きてきたつもりです。だから、論争はできるだけ避けたいし、文句なんか言いたくもありません。このブログもなるべく過度な批判や悪口を書かないように務めてきました。

 

 ゴールデンウィーク明けにはおそらく夏物バーゲンのラッシュになると思いますが、とにかく人の渦に巻き込まれるのは忌避したい。ちょっと高額になるけど、今年は空いているセレクトショップにでも行こうかな。

 

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2018年4月23日 (月)

上着脱ぎを解禁

 

 普段から意識していない人には唐突かもしれませんが、今年から上着を脱ぐことを解禁することにしました。だってさ、すでに本日も渋谷あたりでは気温27度。全国では30度を超す真夏日の地域もあるくらいで、ちょっと外出したら汗ダラダラですもんね。

 

 こんな陽気にスーツの上着またはジャケットを我慢して着ていたら、たちまち脇の下あたりからグショグショです。にもかかわらず、ボクは上着を脱ぐことを長く躊躇してきました。というのも、欧米ではパブリックな場で上着を脱ぐのは失礼にあたると聞かされたからです。

 

 衆知のように彼らはワイシャツの下に何も着ていないのが普通です。つまり、ワイシャツそのものが下着なのですから、上着を脱いでそんな格好になるのは確かに失礼ですよね。その1枚下は裸なのですから。

 ところがボクたちは、ワイシャツの下に綿などのアンダーウェアを着ています。冬場の保温効果もありますが、湿度の高い夏場にわざわざ下着を着るのは、汗を吸収させる意味があるからです。欧米のように素肌にワイシャツでは、ちょっと汗ばむだけで身体に張り付いてしまいます。素肌とワイシャツの間に1枚下着があるほうが、着心地もスムースではありませんか。

 

 このようにワイシャツを下着とは認識しにくい服装習慣があるため、人前で上着を脱ぐことに抵抗感はあまりないはずです。けれども、ボクは随分以前に「ワイシャツは下着」と知らされたことから、親しい友人などとのプライベートな席以外ではなかなか上着を脱ぐことができなかったのです。

 

 ただし、例外もあるんですよね。スーツのスリーピースのようにベストを着用していた場合は、それだけでも上着と認識されるので失礼にはあたらないというのです。要するにワイシャツの上にベストさえ着用していれば、「下着姿」とは見なされない。ならば、ということで、昨年の夏はベストをやたらと愛用しておりました。たまに「コーヒーください」と言われることもありましたが(冗談です)。

 

 もちろんワイシャツ姿のほうが圧倒的に涼しいとはいうものの、どうにもだらしなく感じて、何かを着たくなるんですよね。ボクにとってノーネクタイのクールビズは失業者と紙一重、ましてやワイシャツだけの姿はホームレスと紙一重に見えてしまうのです。

 

 ベストなら生地面積は小さく、体温上昇もジャケットよりは乏しいだろうと判断していたのですが、それも今年はもう限界ですな。

 

 前述したように、4月の下旬で夏日か真夏日か知りませんが、この気温ですから、今年もどんな猛暑が続くか見当もつきません。そんなクソ暑い陽気に汗をダラダラ流しながらも「上着を脱ぐのは失礼」と言うほうが失礼ではありませんか。礼儀かマナーか知りませんが、冷涼な気候が長いヨーロッパで生まれた慣習を、熱帯雨林気候になりつつある日本で頑なに真似する必要もないじゃないかと決心したわけです。

 

 誰かが同席している場であれば、「上着を脱いでもよろしいでしょうか」などと事前に「許可」を求めたほうが、よりスマートですけどね。

 

 ファッションにビギナーのボクは、できるだけ原理原則に忠実であろうとしてきました。しかしながら、できることとできないことがありますよね。きちんと理由や背景さえ踏まえれば、現実に則した応用主義者であっていいのではないかと。何だかクルリと一周して元のところに戻ったように見えますが、これは決して無駄な回り道ではなかったように思うのです。

 

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2018年4月12日 (木)

ズボンの裾

 

 日頃はジーンズで無頓着に過ごしているのですが、たまにジャケットやスーツで革靴を履いた時に、ズボンの裾の長さというのは、男にとって永遠の課題ではないかと思うことがあります。

 

 上着に関しては、腕をおろした状態で袖口からシャツが1~2㎝ほど見える長さというのが不文律になっており、それを知りさえすれば話は簡単。長すぎたらリフォーム屋さんで合わせて詰めて貰えば一丁上がりですが、ズボンの裾はそうはいきません。

 

 なぜならトレンドがあるからで、近年はどんどん裾が短くなってきました。それだけでなく、素足に革靴ですからね。ここはイタリアかよ、って感じです。厳密には短い靴下を履いているみたいですが、要するにくるぶしを見せる「抜け感」が流行らしい。

 

 それに対してオッサンたちのズボンは、靴の上に布が蛇腹のようにたるんでいるのが常識的です。これは「靴下を他人に見せるのはみっともない」という、これまた伝統的な不文律を守っているからですが、真冬ならともかく、今のように暖かくなってくると、どうにも長い。長すぎて見た目に暑苦しいじゃんかとボクだって感じます。

 

 だったらさぁ、どんな長さが適正なんだよ、と思いますよね。それこそが難しいところなのであります。長さだけで済む問題ではなく、裾幅が大いに関係してくるからです。

 

 たとえばロジャー・ムーアが主演していた頃の007映画なんか典型的ですが、ズボン自体がいまよりはるかに太いんですよね。あんな大きな袴みたいなズボンを履いて強敵と格闘できるのかなぁと心配させるくらいです。

 

 ともあれ、裾幅が20㎝をはるかに超える幅広の場合は、これを綺麗に着地させるためにはある程度の長さが必要になってきます。でなければピノキオみたいになってしまう。そこで、後ろ姿でいうなら、地面につかないカカトぎりぎりに合わせていたようです。これなら全体として靴を覆うようにスムースなカタチが出来上がります。

 

 それが、なぜだかあれよあれよという間にズボンが細くなっていき、裾幅は20㎝程度からそれ以下が普通になってきました。中には、そんなズボンにどうやったら足が入るのか首を傾げるほどの極細を履いている若い人も見かけます。近頃は女性のジーンズも足にぴったり張り付いたタイツみたいになっていますけどね。

 

 とにかく、ズボンの裾幅が細くなれば、足元のシルエットもシャープにしないと格好がつきません。そこでたるみをなくした短いスタイルへと発展してきたわけですね。ビジネススーツの場合は裾が「靴の甲にかかる程度」=ワンクッションからハーフクッションで靴下を見せない長さが推奨されてきたのですが、渋谷あたりではブラックスーツにもかかわらず短い裾の若者を結構見かけます。こんなことは「首相案件」でも「官邸主導」でもないので、着る奴の勝手ですけどね。

 

 流行に従うか、それとも伝統的な不文律に従うか。さらにズボンの裾は1~2㎝で印象がガラリと変わるので、自分の望むシルエットが実現できる寸法を見つけるのが最も大切なことになってきます。裾の調整は、切って短くすることはできても、元に戻したり伸ばすことはできないので、自腹でトライアル&エラーを繰り返していくのが男の宿命といえるでしょう。そこに流行も少なからず絡んでくるので、「永遠の課題」なんて大げさに表現したのですが、尻から下のラインを綺麗に見せられるズボンとの出会い自体からして相当に困難なことなのです。ましてや幅や長さをや、ってなことになるわけですね。

 

 そんなにも神経質になったところで、他人が気にとめることなんてほとんどありません。だったら、どうせ自分のためなんだから、自分自身が納得できればいいじゃんかと。大変に素朴な結論で恐縮ですが、紳士は泰然自若が基本。あれこれとトレンドを追いかけるのも何だかなぁとボクは思うんですよね。

 

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2018年4月10日 (火)

2枚のハンカチ

 

 あくまでも個人的な意見なので、何をどうしろと言うつもりはありませんが、目下のところ絶賛大流行の背中のリュックがそんなに便利ですかねぇ。どこに行って何をしようとしているか知りませんが、果たしてそんなリュックに入れるほどの荷物を持って移動する必要があるのでしょうか。

 

 それはともかく、混み合った電車の中で背中のリュックは大変に迷惑なのであります。ボクは幸いにそこそこの身長なので、リュックの上のほうがアゴに当たったりする程度ですが、背の低い男性や女性は顔面がふさがれて息苦しくなるのではないでしょうか。このため、メディアでは「電車などの中では下に置くか手に持ちましょう」と指導しているようですけど、それを励行している人をあまり見たことがありません。人間というのは背中に目がついていないので、想像力に欠けた人は他人迷惑が分かりにくいんですよね。

 

 ちなみにボクは、仕事で外出する時以外は完全に手ぶらです。パーティなんかも同様で、ドレスアップしたスタイルに手荷物は不粋極まりないですよね。女性は別なので念のため。キラキラ光るラメを敷き詰めた小さなポーチなんかは、ドレス姿をより印象付ける華やかなアクセントになります。

 

 だから仮にリュックを持っていたとしても、そこに何をいれるのか見当もつきません。女性が持つ柔らかい大きなバケツみたいなバッグも不可思議な持ち物ですけど、各種の化粧品とかクリームとかブラシとか手帳とかスマホとか中にはゴキブリの死骸とか、ま、いろいろ荷物はあるんでしょうね。

 しかしながら、たとえば男がデートなんかで繁華街に行くとして、いったい何が必要というのでしょうか。最低限として、カネとカードと携帯電話と2枚のハンカチがあれば十分じゃないかとボクは思うんだけど。

 

 あ、ここで注釈しておくと、2枚のハンカチのうち1枚はもちろん自分のため。でね、もう1枚は女性のためなのです。だから新品で真っ白が大原則。このところ、というか、正直に言えば今まで使ったことはありませんが(笑)、女性が涙を流すような事態に遭遇した時のために、これだけは無駄と知りつつも常備するのが習慣となっています。紳士たる者は、淑女の緊急時を想定した準備を怠ってはいけないのです。

 

 では、リュックの中に、あるいはズボンや上着のポケットの中に、そうした2枚目のハンカチを忍ばせている人がどれだけいるかといえば、調べたことはありませんが希有でしょう。つまりは、皆さん流行を追っかけてカバンを背負ったから荷物が増えるだけで、荷物があるからリュックを背負っているわけではないはずです。そんなことが分かってしまうから、渋谷に行くたびに、何だかなぁと吐息を漏らす今日この頃なのであります。

 

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