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福助くん その6

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    福助くん、9歳の秋です。 ちょっと長めの散歩をして、世田谷公園へ。 紅葉と福助をご覧くださいまし。

福助くん その5

  • 赤いサルビア♪
    2010年秋の福助くん。とある週末に埼玉県所沢市にある航空公園に行ってきました!

福助くん その4

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    今さらですが、今年の花見の福助くん。ご近所の目黒川に行ってきました。

福助くん その3

  • 1 田舎に行ってきました!
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福助くん その2

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    平日は会社にいる福助。こんな感じの毎日です。

福助くん その1

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ファッション・アクセサリ

2018年5月 8日 (火)

座敷が嫌い

 

 左の膝を痛めてステッキが手放せなくなってから、いよいよ苦手になりましたが、子供の頃から畳の座敷が好きではありませんでした。「しゃがむ」という格好はアジア全域に共通する姿勢といわれますが、ヤンキーの皆さんには申し訳ないけど、それも大っ嫌いなんだよな。

 

 別に西洋文化にかぶれているわけではなく、座敷もしゃがみも、ひどくだらしなく感じてしまうのです。座敷には正座という美しい姿勢があることはボクも認めますが、あれは身体に悪くないのかなぁ。少なくともボクは法事などで15分も正座したら、足が痺れまくってすぐに立ち上がることができませんでした。つまり不自然極まりないってことです。腰に悪影響を与えるという医学的な理由でスポーツ界から追放された「うさぎ跳び」と同じように、いささか無理が伴う美的習慣ではないかとボクは睨んでいますけどね。

 

 靴を脱いで足を締め付けから解放し、座敷で下肢を崩せばリラックスできるじゃん、というカジュアルな意見からして、ボクはもうダメなのであります。そんなに楽になりたいのなら、さっさと自宅に帰ればいいじゃないですか。にもかかわらず、政治家や官僚が行くような高級店から渋谷の格安居酒屋まで、日本には靴を脱がせるところが多いんですよね。

 

 蒸れる梅雨時や猛暑の夏の夕方に靴を脱いだら、たちまち刺激的な匂いが漂う人だっているはずです。それに靴下だけのズボン姿って、どう見てもマヌケだと思いませんか。そもそもズボンの裾は靴を履いた状態で合わせているので、短めの人も長めの人も、どっちにしてもヘンテコな袴のように見えるわけです。でもって用意されたゲタかスリッパを履いてトイレに行かなきゃいけない。そんな不細工な格好で女性を口説くなんて、とてもボクにはできません。

 

 それより何より、女性のスカートやスラックスも含めて、下半身に深いシワを作ることになります。掘りごたつ式なら椅子に座った時と同じ程度でしょうが、あれもボクにはマヌケなスタイルなんですよね。足のあたりがスースーするようで、居心地がすこぶる悪いのです。

 

 そんなわけで、たまに居酒屋に行く時は必ずテーブル席を選んでいます。座敷しかなければ、辞去して別の店を探します。どう考えても、立ち呑みのほうがズボンなどに余計なシワが入らず、深酒だって避けられるじゃないかとボクは思うんですけどね。つまりは洋装したら洋式、和装なら和式が最も合理的なスタイルではないでしょうか。

 

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2018年5月 1日 (火)

バーゲン

 

 今年は暑くなりそうなので、サマージャケットを補充したいなぁと考えてきました。夏物は汗による汚れや劣化が激しいので、着用頻度にもよりますが、高価なブランドものでも2〜3年が精一杯ではないでしょうか。それならデパートのバーゲンで十分だとボクは考えてきたのですが、そのショッピングがね、昨今はいささか負担に感じるようになってきたのです。

 

 というのも、ざっくばらんに正直にいえば、売場で待機しているオバサンたちがどうにも苦手なのであります。先日も他に先駆けてバーゲンをやっていたデパートをチラリとのぞいてきましたが、何かねぇ、似合っても似合わなくても、サイズが大きめであろうがなかろうが、とにかくこの場で買わせようという熱気と勢いと魂胆に閉口してしまうのです。以前に冬物のバーゲンで「ちょっと大きいですよね」と言ったら、「寒いので中に何か着たらちょうどいいですよ」とトンデモなアドバイスをいただいたことがあり、顔を見るのもイヤな気分になりました。

 

 それがトラウマとして残ったらしく、服は見たいけど、さりとてバーゲンに行くのは怖いという症状に昂進したらしい。いい年こいたオッサンがそんな弱気でどうするんだと思う人もいるでしょうが、こう見えてもボクって割と優しいんですよね。結果的にそうはなっていないとしても、なるべく人を傷つけないように生きてきたつもりです。だから、論争はできるだけ避けたいし、文句なんか言いたくもありません。このブログもなるべく過度な批判や悪口を書かないように務めてきました。

 

 ゴールデンウィーク明けにはおそらく夏物バーゲンのラッシュになると思いますが、とにかく人の渦に巻き込まれるのは忌避したい。ちょっと高額になるけど、今年は空いているセレクトショップにでも行こうかな。

 

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2018年4月23日 (月)

上着脱ぎを解禁

 

 普段から意識していない人には唐突かもしれませんが、今年から上着を脱ぐことを解禁することにしました。だってさ、すでに本日も渋谷あたりでは気温27度。全国では30度を超す真夏日の地域もあるくらいで、ちょっと外出したら汗ダラダラですもんね。

 

 こんな陽気にスーツの上着またはジャケットを我慢して着ていたら、たちまち脇の下あたりからグショグショです。にもかかわらず、ボクは上着を脱ぐことを長く躊躇してきました。というのも、欧米ではパブリックな場で上着を脱ぐのは失礼にあたると聞かされたからです。

 

 衆知のように彼らはワイシャツの下に何も着ていないのが普通です。つまり、ワイシャツそのものが下着なのですから、上着を脱いでそんな格好になるのは確かに失礼ですよね。その1枚下は裸なのですから。

 ところがボクたちは、ワイシャツの下に綿などのアンダーウェアを着ています。冬場の保温効果もありますが、湿度の高い夏場にわざわざ下着を着るのは、汗を吸収させる意味があるからです。欧米のように素肌にワイシャツでは、ちょっと汗ばむだけで身体に張り付いてしまいます。素肌とワイシャツの間に1枚下着があるほうが、着心地もスムースではありませんか。

 

 このようにワイシャツを下着とは認識しにくい服装習慣があるため、人前で上着を脱ぐことに抵抗感はあまりないはずです。けれども、ボクは随分以前に「ワイシャツは下着」と知らされたことから、親しい友人などとのプライベートな席以外ではなかなか上着を脱ぐことができなかったのです。

 

 ただし、例外もあるんですよね。スーツのスリーピースのようにベストを着用していた場合は、それだけでも上着と認識されるので失礼にはあたらないというのです。要するにワイシャツの上にベストさえ着用していれば、「下着姿」とは見なされない。ならば、ということで、昨年の夏はベストをやたらと愛用しておりました。たまに「コーヒーください」と言われることもありましたが(冗談です)。

 

 もちろんワイシャツ姿のほうが圧倒的に涼しいとはいうものの、どうにもだらしなく感じて、何かを着たくなるんですよね。ボクにとってノーネクタイのクールビズは失業者と紙一重、ましてやワイシャツだけの姿はホームレスと紙一重に見えてしまうのです。

 

 ベストなら生地面積は小さく、体温上昇もジャケットよりは乏しいだろうと判断していたのですが、それも今年はもう限界ですな。

 

 前述したように、4月の下旬で夏日か真夏日か知りませんが、この気温ですから、今年もどんな猛暑が続くか見当もつきません。そんなクソ暑い陽気に汗をダラダラ流しながらも「上着を脱ぐのは失礼」と言うほうが失礼ではありませんか。礼儀かマナーか知りませんが、冷涼な気候が長いヨーロッパで生まれた慣習を、熱帯雨林気候になりつつある日本で頑なに真似する必要もないじゃないかと決心したわけです。

 

 誰かが同席している場であれば、「上着を脱いでもよろしいでしょうか」などと事前に「許可」を求めたほうが、よりスマートですけどね。

 

 ファッションにビギナーのボクは、できるだけ原理原則に忠実であろうとしてきました。しかしながら、できることとできないことがありますよね。きちんと理由や背景さえ踏まえれば、現実に則した応用主義者であっていいのではないかと。何だかクルリと一周して元のところに戻ったように見えますが、これは決して無駄な回り道ではなかったように思うのです。

 

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2018年4月12日 (木)

ズボンの裾

 

 日頃はジーンズで無頓着に過ごしているのですが、たまにジャケットやスーツで革靴を履いた時に、ズボンの裾の長さというのは、男にとって永遠の課題ではないかと思うことがあります。

 

 上着に関しては、腕をおろした状態で袖口からシャツが1~2㎝ほど見える長さというのが不文律になっており、それを知りさえすれば話は簡単。長すぎたらリフォーム屋さんで合わせて詰めて貰えば一丁上がりですが、ズボンの裾はそうはいきません。

 

 なぜならトレンドがあるからで、近年はどんどん裾が短くなってきました。それだけでなく、素足に革靴ですからね。ここはイタリアかよ、って感じです。厳密には短い靴下を履いているみたいですが、要するにくるぶしを見せる「抜け感」が流行らしい。

 

 それに対してオッサンたちのズボンは、靴の上に布が蛇腹のようにたるんでいるのが常識的です。これは「靴下を他人に見せるのはみっともない」という、これまた伝統的な不文律を守っているからですが、真冬ならともかく、今のように暖かくなってくると、どうにも長い。長すぎて見た目に暑苦しいじゃんかとボクだって感じます。

 

 だったらさぁ、どんな長さが適正なんだよ、と思いますよね。それこそが難しいところなのであります。長さだけで済む問題ではなく、裾幅が大いに関係してくるからです。

 

 たとえばロジャー・ムーアが主演していた頃の007映画なんか典型的ですが、ズボン自体がいまよりはるかに太いんですよね。あんな大きな袴みたいなズボンを履いて強敵と格闘できるのかなぁと心配させるくらいです。

 

 ともあれ、裾幅が20㎝をはるかに超える幅広の場合は、これを綺麗に着地させるためにはある程度の長さが必要になってきます。でなければピノキオみたいになってしまう。そこで、後ろ姿でいうなら、地面につかないカカトぎりぎりに合わせていたようです。これなら全体として靴を覆うようにスムースなカタチが出来上がります。

 

 それが、なぜだかあれよあれよという間にズボンが細くなっていき、裾幅は20㎝程度からそれ以下が普通になってきました。中には、そんなズボンにどうやったら足が入るのか首を傾げるほどの極細を履いている若い人も見かけます。近頃は女性のジーンズも足にぴったり張り付いたタイツみたいになっていますけどね。

 

 とにかく、ズボンの裾幅が細くなれば、足元のシルエットもシャープにしないと格好がつきません。そこでたるみをなくした短いスタイルへと発展してきたわけですね。ビジネススーツの場合は裾が「靴の甲にかかる程度」=ワンクッションからハーフクッションで靴下を見せない長さが推奨されてきたのですが、渋谷あたりではブラックスーツにもかかわらず短い裾の若者を結構見かけます。こんなことは「首相案件」でも「官邸主導」でもないので、着る奴の勝手ですけどね。

 

 流行に従うか、それとも伝統的な不文律に従うか。さらにズボンの裾は1~2㎝で印象がガラリと変わるので、自分の望むシルエットが実現できる寸法を見つけるのが最も大切なことになってきます。裾の調整は、切って短くすることはできても、元に戻したり伸ばすことはできないので、自腹でトライアル&エラーを繰り返していくのが男の宿命といえるでしょう。そこに流行も少なからず絡んでくるので、「永遠の課題」なんて大げさに表現したのですが、尻から下のラインを綺麗に見せられるズボンとの出会い自体からして相当に困難なことなのです。ましてや幅や長さをや、ってなことになるわけですね。

 

 そんなにも神経質になったところで、他人が気にとめることなんてほとんどありません。だったら、どうせ自分のためなんだから、自分自身が納得できればいいじゃんかと。大変に素朴な結論で恐縮ですが、紳士は泰然自若が基本。あれこれとトレンドを追いかけるのも何だかなぁとボクは思うんですよね。

 

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2018年4月10日 (火)

2枚のハンカチ

 

 あくまでも個人的な意見なので、何をどうしろと言うつもりはありませんが、目下のところ絶賛大流行の背中のリュックがそんなに便利ですかねぇ。どこに行って何をしようとしているか知りませんが、果たしてそんなリュックに入れるほどの荷物を持って移動する必要があるのでしょうか。

 

 それはともかく、混み合った電車の中で背中のリュックは大変に迷惑なのであります。ボクは幸いにそこそこの身長なので、リュックの上のほうがアゴに当たったりする程度ですが、背の低い男性や女性は顔面がふさがれて息苦しくなるのではないでしょうか。このため、メディアでは「電車などの中では下に置くか手に持ちましょう」と指導しているようですけど、それを励行している人をあまり見たことがありません。人間というのは背中に目がついていないので、想像力に欠けた人は他人迷惑が分かりにくいんですよね。

 

 ちなみにボクは、仕事で外出する時以外は完全に手ぶらです。パーティなんかも同様で、ドレスアップしたスタイルに手荷物は不粋極まりないですよね。女性は別なので念のため。キラキラ光るラメを敷き詰めた小さなポーチなんかは、ドレス姿をより印象付ける華やかなアクセントになります。

 

 だから仮にリュックを持っていたとしても、そこに何をいれるのか見当もつきません。女性が持つ柔らかい大きなバケツみたいなバッグも不可思議な持ち物ですけど、各種の化粧品とかクリームとかブラシとか手帳とかスマホとか中にはゴキブリの死骸とか、ま、いろいろ荷物はあるんでしょうね。

 しかしながら、たとえば男がデートなんかで繁華街に行くとして、いったい何が必要というのでしょうか。最低限として、カネとカードと携帯電話と2枚のハンカチがあれば十分じゃないかとボクは思うんだけど。

 

 あ、ここで注釈しておくと、2枚のハンカチのうち1枚はもちろん自分のため。でね、もう1枚は女性のためなのです。だから新品で真っ白が大原則。このところ、というか、正直に言えば今まで使ったことはありませんが(笑)、女性が涙を流すような事態に遭遇した時のために、これだけは無駄と知りつつも常備するのが習慣となっています。紳士たる者は、淑女の緊急時を想定した準備を怠ってはいけないのです。

 

 では、リュックの中に、あるいはズボンや上着のポケットの中に、そうした2枚目のハンカチを忍ばせている人がどれだけいるかといえば、調べたことはありませんが希有でしょう。つまりは、皆さん流行を追っかけてカバンを背負ったから荷物が増えるだけで、荷物があるからリュックを背負っているわけではないはずです。そんなことが分かってしまうから、渋谷に行くたびに、何だかなぁと吐息を漏らす今日この頃なのであります。

 

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2018年3月 2日 (金)

オジサンたち(後)

 

 さて、ニッポンのオジサンたちをカッコ悪くしているのではないか、という第2の理由であります。あくまでもボクだけの仮説に過ぎないので、あまり目を吊り上げないようにしていただきたいのですが、昨日に予告したように、原因はどうも奥様=ご夫人にあるような気がするんだなぁ。

 

 というのも、某百貨店の中に一時期行きつけだった服のリフォーム屋さんがあります。そこでボクの前に店員さんと打ち合わせしていた中高年のご夫人がいました。旦那様のジャケットを補修する相談らしいのですが、あれだといくら、こうするといくらなんて、実に細かいんですよね。何万円でなくて何千円でもなく、おそらく千数百円程度の違いにもかかわらず、ああこうだと随分長くこだわっているのです。おカネは大切だとボクも思いますが、その千鳥格子のジャケットをチラリと見てみると、相当に着古している感じなんですよね。何か深い事情や特別な執着があるのかも知れませんが、ボクは「どうして新しく買ってあげないんだろう」と訝しく感じたのです。

 

 そのリフォーム屋がある近辺は高級住宅街でございまして、件のご夫人もちゃんとした服を着られています。ボクなんかより絶対的にカネ持ちであるはずなのに、旦那の服はそれかいっ! という怒りに似たものを感じたくらいです。

 

 それでね、つくづく考えてみたのですが、結婚した男は半分くらい冗談で、ということは半分くらい本気で「釣った魚にエサはやらない」なんてことを言います。とすれば、ご夫人のほうも、実は同じようなことを考えているのではないでしょうか。

 

 少なくとも、浮気につながりかねないようなオシャレな服装を亭主にさせるはずがないと気づいたのであります。「亭主元気で留守がいい」だけでなく「服なんて汚れてなければいい」とは言わないまでも、絶対に浮気を誘発するものであってはならないと決めているような気もします。

 

 そうでも考えないと、オジサンたちのあまりにもテキトーな服装が理解できないんですよね。利害関係的にも、旦那が格好良くなって女の子たちにモテると不愉快になるのは奥様ですもんね。それに女性はおしなべて優しいわけではないというのが、ボクの信念でもあります。特定の狭い範囲に対して献身的なほどの優しさをみせるのに、それ以外にはかなり冷淡な振る舞いを平気でする。だから、あくまでたとえばですけど、子供に集中するようになると、ご亭主の関心が急速に薄れるということもあるのです。

 

 そんなわけで、ボクは宗教改革のカルヴァンのように、全国の亭主の皆様に、奥様の呪縛からの解放を訴えたいわけであります。たとえば突然にスーツにポケットチーフを挿すようになると、「そんなにいいカッコしてどうすんのよ」と詰問されるに違いありません。そんな時には「これは女の子にモテるためじゃないんだ。自分のためにするオシャレってことは女性にもあるよね」と言い訳していただきたい。

 

 けれども、こうするともしかしてモテるかもしれないなぁ、あるいはちょっとでもモテたいなぁと努力すると、本当にカッコ良くなるものです。でね、晴れてそうなった時には、会社の若い女の子ではなく、奥様と一緒に素敵なレストランやコンサートなんかに出かけましょうよ。だから「お前にもっとモテたいからオシャレするんだよ」なんてキザなことを言ってもいい。そんな関係を作れるようになって初めて、ニッポンのオジサンたちは心からカッコ良くなるとボクは思うのですが、いかがでしょうか。

 

 全国の奥様には、ボクの勝手な推測並びに憶測を心からお詫びいたします。

 

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2018年3月 1日 (木)

オジサンたち(前)

 

 こんなことを言えばきっと嫌われるだろうけど、ニッポンのオジサンたちをカッコ悪くしているのは、大きく2つの理由があると思います。最近はカッコいいオジサンも少なくないようですが、ここではカッコ悪い方にフォーカスした意見だとご理解ください。

 

 まずもって第一に、すでにこのブログで何度も指摘しましたが、服屋の店員さんがあまりにも不勉強ということです。典型的なのは、やたらにオーバーサイズをススメるだけでなく、袖や裾をギリギリまで詰めるのを嫌がる。

 おかげで、どこかのレンタル屋で慌てて借りてきた服のようにダボダボですもんね。実際にボクは、これまでに5着のジャケットの袖と、2本のズボンの裾を詰め直しました。ジャケットが長すぎて、袖からシャツがまるで出ないんだから仕方ないじゃないですか。ズボンの裾だって袴じゃないんですからね。

 

 それもこれも、服を売るほうが常識を知らなかったとしか考えられないのです。新卒学生の就活で世界的には非常識なブラックスーツが普及してしまったのも、それが理由だと指摘する人がいます。加えてボク自身も、ファッションにこだわるなんて男らしくないと思っていましたからね。そうなると店員さんに言われるがままですから、「こんなもんかな」「こんなもんですよ」と、お互いに言い合っていたわけです。

 

 ところが服屋の店員さんは、ボクの体験に従えば、ファッションに関する専門的で体系的な勉強をしていないんだよな。定着率も低いみたい。ボクもそれなりに関係知識を調べてみてようやく分かったのですが、ファッションの本質は感性=センスなんかではなくて、あくまでも理屈・理論なのであります。

 そりゃね、ハイファッションのデザイナーやファッションリーダーと目される人は独特の感覚でぶっ飛んだ格好をしたりします。しかし、ボクたちのような平民並びに庶民は、そんなことはそもそもできないじゃないですか。むしろ悪目立ちはできるだけ避けたい。

 

 であるなら、理屈・理論に基づいた常識に従うべきですよね。ここでは詳しく説明しませんが、たとえばネクタイの幅はラペル(襟)に合わせるというのは、バランス的に最も妥当な理論というほかありません。だってさ、細いラペルに幅広のネクタイなんて、今は亡き大橋巨泉じゃあるまいし、見た目にも落ち着きません。広いラペルに細いネクタイもアンバランスです。いずれそんな組み合わせが流行する時が来るかもしれませんが、ボクたちはその先頭を切るほどのセンスも勇気もないじゃないですか。だったら、やはり理論やルールを知っておくべきです。たとえば学校で勉強した反対色や同系色なんてことも、本当はすごく役に立つわけですよ。

 

 にもかかわらず、服屋の店員さんはどうにも不勉強だと痛感させられることがしばしばあります。某有名店でもサスペンダー(ブレイシーズ)にサイズがあることを知らない人がいたくらいですから。なのに「あなたは着用したことがありますか」と念を押すと「もちろん!」と強弁したので、二度とその店には行っていません。

 

 つまり、何の根拠もないのに、ファッションの店員であるというだけの理由で、自分のセンスと感覚が消費者より優位だと妄信しているわけです。なので「どうしてこれが?」「カッコいいじゃないですか」という論理不在の不毛な感覚的会話になったら、すぐに眉にツバをしてください。

 アウトレットやディスカウントや量販店やGMSだけでなく、ブランドショップやセレクトショップにしても、そんなことは珍しくないんですよね。

 

 けれども、前述したように、ファッションなんてものにこだわるのは男らしくないという伝統的な意見や気持ちがあるわけです。着ている服はカッコいいけど、中身はどうかねぇなんて誹られることはままあって、実際にそうだったりするので困ってしまいますが、ボクはある時期から、どんなことでもカッコ悪いよりカッコいいほうがいいに決まっていると思うようになりました。「ボロは着てても心は錦」(水前寺清子『いっぽんどっこの唄』)がカッコいいという人もいるでしょうけど、精神性が「どんな花より綺麗だぜ」なんて威張れる人はそうそういるものではありません。

 

 だったら、できればボロは避けて、心が錦になれるような格好をしたほうが良くはないですか。というわけで、ちゃんと納得できる理屈や理論を言えるスタッフがいる服屋さんを行きつけにしてくださいね、というのが今回の結論となります。

 

 オッサンたちをカッコ悪くしているもう1つの重大な理由は、あなたの奥さんなのですが、いよいよ嫌われそうなので明日にしましょう。

 

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2017年12月12日 (火)

多様性

 

 先が尖った革靴が流行した時は、みんなイタリアのピノキオになっちまうぞと心配したのですが、どういうわけだか、すっかり定着してしまったようです。ネットでは若い女性の評判は決して良くないんですけどね。

 

 そして今年の夏。激増したのが裸足に革靴であります。どうやら見えない部分に小さな靴下をはいているようですが、このスタイルが知らないうちに若い人たちを浸食。やがてビジネスマンまで素のくるぶしを見せるようになりました。冬になれば寒いのできっとなくなるだろうと思っていたら、おっとどっこいでそうでもないみたいですね。

 

 誤解して欲しくないのですが、ボクはそうしたトレンドを批判する気はまったくありません。今は常識になっているファッションだって、始まりは似たようなものだったんですから。スリーピースを着た時にベストの最下段のボタンを開けておくのは、デブの王侯貴族が閉め忘れたことがきっかけというのは有名な話ですよね。彼に恥をかかせないように、みんなが真似したわけです。ズボンの裾を折り返すダブルにしても、馬車から降りようとしたら道がぬかるみだったので、端を巻き込んだことが流行したといわれます。この出自から、ダブルは今でも正礼装として認められていません。

 

 というわけで、いかに違和感があろうがなかろうが、40~50年も経ってみれば、みんながどんな格好をしているか分からないのです。ここでヘンだよとケチをつけてしまうと、後になって先見性のなさを嘲笑される可能性だって大いにあり得るでしょう。

 

 ただね、だからこそ無意識の「追っかけ」だけはやりたくないないなぁと。たとえば、素足の革靴ですが、くるぶしを見せるとなると、ズボンも短くなきゃダメですよね。これでは夏にしても風がスースー入り込んで涼しすぎる。というのは冗談ですが、ボクには見た目の感覚的にどうしてもできません。けれども逆に、面白そうだし目立つから寒くても率先してやってみる、という感覚も高く評価します。勇気と我慢が必要ですからね。

 最もイヤなのが、みんながやり始めたからやる、という追従&横並びなのです。

 

 とはいえ、ファッションというのは非言語のコミュニケーションなので、ある程度の共通項がなければ、それこそ話になりません。言語にしても、誰かが使った言葉や用法を、それイケてるじゃんかとみんなが流用しまくって現代に至っています。それと同じで、服装も完全なパーソナルメイドでない限りは物真似の集積であり、最大公約数かつ最小公倍数なわけです。

 

 それでもね、だからこそ「意識して為したことはすべて善」という立場を取りたいんですな。なぜそうするのか、と自問するところからしか本当の満足は生まれないだろうとボクは思うのです。そりゃ何から何まで全部を理解することも説明することもできませんが、自分が大切だと思うことくらいは頑固でありたい。そうした頑固も許容するのが多様性だとボクは思うのですが、この国はやっぱり同調圧力がものすごく強いんだなぁと、つくづく感じる今日この頃なのであります。

 

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2017年11月22日 (水)

マフラー

 

 喧嘩を売るつもりはまったくないので誤解しないで欲しいのですが、あくまでも個人的な意見として、マフラーが大っ嫌いです。

 

 毎年11月始めくらいから活発に増殖する、首のところに巻くアレでございます。どんなにカッコいいファッションでも、あのマフラーをつけた瞬間に、石焼き芋屋さんか明星ラーメンチャルメラのオッサンにしか見えないんですけど。グルグル巻きのモコモコ状態で、顔だけポッカリと出している女性も少なくありませんが、可愛いというより、ボクはアザラシなど海棲の鰭脚類(ききゃくるい)やジャバ・ザ・ハットを連想してしまうのです。

 

 暖かいといえば確かに暖かいのは事実でしょうけど、そうした機能性ではなくて、みんながやっているからやっているオシャレ、という感覚がね、年を取ったせいか、最近はいよいよ気持ち悪くなってきたのです。

 

 休日の繁華街に行けば、誰も彼も似たような格好でございまして、ボクはまるでマフラーの国に迷い込んだアリスって感じになってしまうんだよなぁ。オシャレというよりも、逆に没個性で横並び、自主性や独創性に乏しい感性がモロに露呈されているように思えるから不快になるのであって、マフラーに罪はないので念のため。

 

 ちなみに、ボクはある時から「引き算」を心がけるようになりました。持ち物だけでなく、生き方も、そして服装も同様なので、首にぶら下げるマフラーなんて明らかに余計な「足し算」になってしまうのです。若い娘なら「足し算」が可愛いとなるかもしれませんが、ある年齢を越えたら煩雑で邪魔くさくてみっともなく感じないでしょうかねぇ。だからジャラジャラ系も大嫌いでございます。むしろ「引き算」のほうがシンプル&ベイシックで、それゆえにスッキリと美しく清潔に見えるのではないでしょうか。

 

 そんなわけで、ボクも1本だけマフラーを保有しておりますが、もはや美意識に合致しないので何年も使っていません。そんなのはアンタの勝手な意見だろ、と言われたら、ハイそうですと素直に引き下がりますけどね。

 

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2017年11月17日 (金)

カバンレス

 

 昨日の大阪出張はカバンを持たない手ぶらでした。最近は取材時でも百円ショップで買った網入りの透明バッグの中に筆記具を入れることにしており、カバンを持つことが激減しました。必要なものを突きつめていけば、それで十分なんですよね。

 

 今回も要件は新しい店の内覧会であり、オーナーが挨拶するだけだったので、筆記具と小型のメモ帳、それにICレコーダーだけが基本的な装備。だったら、わざわざ重いカバンを持ち歩く必要なんてないじゃないですか。パーティ用のダークスーツならポケットを膨らませたくないのでカバンに入れた方がいいでしょうが、革のジャケットだったので、それくらいは内ポケットに収納できます。

 

 とはいっても、さすがに東京から600KM近く離れた大阪ですから、不安を感じなかったわけではありません。それで思ったのは、カバンというのはビジネスマンにとっての「習慣」あるいは「常識」になっているだけで、必ずしも「必要」とは限らないということです。何かを持ち運ぶなら、紙のバッグでもいいじゃないですか。それをわざわざ高級な牛革のバッグにするというのは、やはりファッションのひとつということになります。であるなら、夏のクールビズがノーネクタイになったように、カバンレスだってありじゃないかと。

 

 必要性だけでなく、自分の個性を表現することも目的というなら、女性のバッグと同じくらい多彩でなきゃいけません。ところが、メンズのバッグはブラックかブラウンが圧倒的に多く、形も似たようなものばかり。もちろん高価なブランドものはしっかりと作られていますが、それでも男のバッグというカテゴリー的常識の中に収まっていると思います。さもなきゃ売れませんからね。

 

 そうした不文律みたいなものを見直してみようじゃないか、というのがボクのカバンレスなんですよね。みんなが持っているから持っている、みんながやっているからやっている。それでいいのでしょうか。

 

 日本という国はどんな国にも増して同調圧力が強く、常に標準=スタンダードを求めてしまう。優等生ほどその傾向が強いのですが、それを突き破っていくことが、精神的なグローバリゼーションではないかとボクは思うのであります。

 

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