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福助くん その6

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    福助くん、9歳の秋です。 ちょっと長めの散歩をして、世田谷公園へ。 紅葉と福助をご覧くださいまし。

福助くん その5

  • 赤いサルビア♪
    2010年秋の福助くん。とある週末に埼玉県所沢市にある航空公園に行ってきました!

福助くん その4

  • 1 毎年恒例の・・・
    今さらですが、今年の花見の福助くん。ご近所の目黒川に行ってきました。

福助くん その3

  • 1 田舎に行ってきました!
    飼い主の田舎に行ってきた福助。うららかな春を迎えた大自然のなかで、いつもと違った表情に。

福助くん その2

  • 定位置
    平日は会社にいる福助。こんな感じの毎日です。

福助くん その1

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    笠木の飼い犬。甘えん坊でちゃっかり屋の8歳。雄。

ペット

2019年6月 4日 (火)

そろそろかなぁ

 

 犬の福助がめっきりエサを食べなくなりました。何を出しても、鼻で匂いを嗅いでから、そっぽを向いてしまう。しかも、寝ている時間がやたらに長くなりました。目が覚めると水を飲み、ヨタヨタとトイレまで歩いていき、再び寝床に戻って横たわる毎日です。

 以前に2回ほどてんかんのような発作を起こし、足を宙で激しく動かしていたこともあります。動物病院で薬を出してもらったせいか、今は落ち着いていますが、朝から何も食べないというのはちょっと心配です。チーズのような柔らかいものや、小さく砕いたものしか食べなくなったので、おそらく歯が弱ってきたんじゃないかな。

 ボクの行きつけ、じゃなかった、かかりつけというのか、歯医者さんが「動物は歯がダメになる時が死ぬ時」と話していました。あちこちに動物病院はあっても、ペットの歯科医というのは聞いたことがなく、ブリッジなんかで義歯を入れるケースなんてほとんどないに等しいんじゃないかな。ごく一部の大金持ちはやらせているのかも知りませんけど。

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 いずれにしても、17歳なので、いつお呼びが来てもおかしくない年齢です。事務所に来た時はやんちゃで元気一杯の子犬だったんだけどなぁ。思い出すことはいろいろあるけど、それは後のこととして、そろそろ覚悟だけはしといたほうがいいと自分に言い聞かせている次第です。

 

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2019年2月20日 (水)

寝てばかり

 

 

 

 犬の福助が病院から戻ってきました。あれほど痙攣していたので、ヘタすりゃ半身不随かなと覚悟していたのですが、ヨタヨタしながらも、自分でトイレに行き、水も飲むので、いくらか気が楽になりました。

 

 

 

 いくらか、というのは、エコーやら血液検査で複数の問題や異常値が発見されたからです。今年で17歳、人間でいえば80歳以上は間違いない年齢なので、問題や異常なんかあって当然、なければ不思議なくらいっすよ。ただし、耳のほうは相当に遠くなったらしい。大声で名前を呼んでもまるで反応しないのです。振動なら軽くてもすぐに感知して起き上がるので、聴力がかなり衰えていると判断せざるを得ません。

 

 

 

 それだけでなく、メシの食いつきが前にも増して悪くなりました。手に乗せて差し出しても、匂いを嗅いでから、すぐに顔をそむける。エサの目先を変えると1回目はノロノロと口の中にいれても、2回目は興味を失ってしまうようで、皿に大半を残したまま。そのかわりに、やたらに水を飲み、やたらに寝るようになりました。厚手の座布団に身体を横たえて、ほとんど寝たきりといっても過言ではありません。ボクの場合は、年を経てから長く寝られなくなり、早起きになりましたが(かわりに昼寝します)、犬は違うのかな。

 

 

 

 たまに眼をあけると、点滴の後に巻いた左前脚の包帯が気になるのか、噛んだりなめたり。いつまで生きてくれるか分かりませんが、こうなったら、できるだけ苦痛なく「往生」してほしいものです。しかしながら、生命が終わろうとする時は、身体のすべてが敢然と反逆するはずなので、実は獣医と安楽死についても簡単に話をしました。それも覚悟しておいたほうがいいですからね。

 

 

 

 「生きとし生きるもの」かぁ。言葉にしないまでも、福助は果たして歌を詠んだことがあるのでしょうか。

 

 

 

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2019年2月15日 (金)

好事魔多し

 

 あれほど元気に見えた女子のトップスイマーが、“血液のガン”ともいわれる白血病と診断されたようです。昔とは違って、完全治癒も十分に期待できる病気ではあるのですが、日本のみならず世界にも衝撃を与えました。

 

 関係者にとっては「青天の霹靂」(あの大臣もこう言えば批判されなかったのに)、あるいは「好事魔多し」と言うのでしょうか。ボクは後者を長らく「こうずま」と読み、そのような悪魔が想定されていると思い込んでいました。どうもね、諺から勝手に妄想してしまうクセがあるようです。調べてみて、恥ずかしながら「こうじま」だと初めて知りました。良いことにはとかく邪魔が入りがちという意味です。だから意味的には、好事、魔多しと区切って発音するのが正しいわけですね。あーそうか「好事魔」なんていないわけかと。真っ黒な影のような姿で、赤い唇が耳まで裂けているようなイメージだったんだけどな。

 

 それはともかく、人生には良いことがあれば悪いこともあるので、イケイケドンドンの時ほど足元をすくわれるようなことが起きるとも理解できます。でもねぇ、あの若さでオリンピックだって嘱望されていた世界的な選手に、白血病はちょっと酷だなぁ。病気に備えるといっても限度があるじゃないですか。もうボクは神様を信じるのはやめて、魔の存在だけ信じようかなと思っております。

 

 なぜなら、昨日午後4時10分頃に、犬の福助が突然に倒れて激しく痙攣。両足を泳ぐようにバタつかせ始めたからです。口からヨダレを流しながら、眼は宙を見ています。その一方で、老犬とも思えないほどの勢いで脚を動かす。けれども落ち着いてよく見ると、右脚は曲がったままで動いていません。

 脳梗塞や溢血などの血管障害が考えられるので、直ちにタクシーでかかりつけの動物病院に搬送しました。ボクのほうは昨年あたりから好事どころか悪事ばかりの近況なので、踏んだり蹴ったりとか傷口に塩、泣きっ面に蜂あるいは弱り目に祟り目、それに盗人に追い銭、あ、これは違うか、ともかくそんな感じなんだよな。

 

 はぁ。前々から分かっていたことですけど、生き物を飼うには、こういう末期をきちんと覚悟しておかなきゃいかんのですよね。詳細が分かり次第、ご報告させていただきます。

 

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2018年12月 5日 (水)

そろそろかなぁ

 

 このところ、福助のエサの食いつきがめっきりと悪くなりました。

 以前は秒速で食らいつき、あっという間にエサ皿を空にしていたんですよね。ところが、今ではのろのろと鼻先で匂いをかぐようにするだけで、すぐにエサ皿から離れてしまう。

 

 虚空に向けてやたらに吠える時もあり、そんな場合は、しばらくするとエサを食べたので、もしかするとレビー小体型認知症なのかと疑いました。見えないものが見える幻視が特徴的な認知症ですが、人間がそうなるのであれば、犬も同じ哺乳類なのであり得るよなと思っているうちに、この「儀式」もなくなって、昨日からはエサを変えてもほとんど見向きしなくなりました。

 

 そのかわりに、玄関口をずっと見続けるなど、忠犬ハチ公的な行動を取るようになり、それにくたびれると座布団の上でごろりと横たわってしまう。もう17歳で、人間なら完全に超後期高齢者ですから、食欲も減退するのは当然なのかな。それにしても、昨日から本日まで2日にわたって何も食べていません。不思議なことに水だけはがぶがぶ飲むので、すぐに大変な事態にはならないにしても、やはり心配です。

 

 悲しいことですが、もうそろそろという覚悟を持たなきゃいけない時期がきたのでしょうか。

 

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2018年5月10日 (木)

儀式

 

 さすがに高齢のせいか、福助のメシの食いつきがめっきりと悪くなりました。おっと、人間のことではなく、飼い犬のミニチュアダックスのことです。

 

 犬の名前はショコラとかレモンとかハッピーなんていうカタカナ系が圧倒的に多く、ボクは民族主義者ではありませんが、そんな風潮がイヤだったので敢えて日本語で命名しました。それから15年ほど経ってみて、なかなか良い名前だったなぁと自己満足しております。同じ日本名にしても、太郎とか次郎、翼や健太、春樹だったりすると、ちょっと問題が発生します。散歩の時に大きな声で犬を呼んだつもりでも、近くの人間が「!?」と振り返ったりしてね。

 

 ところが、この21世紀に福助なんていうヴィンテージな名前を子供につける親はボクと同程度に変わり者と思われるので、誤認される可能性もかなり低いのではないでしょうか。次はビリケンとかドサ健にしようかな。意味はネットで調べてみてください。

 

 トイレの中で突然に「福助」を思いついた時は、ブラックタン、つまり体毛は黒ベースで、顔と脚から腹のあたりに茶褐色が混じった美しい姿でした。ところが、どこで玉手箱を開けてきたのか、タンの部分がすっかり白くなってしまい、今では完全にジジー面になっております。足腰もめっきり弱って、あっちにヨタヨタ、こっちにヨタヨタしながら、水を飲みに行ったりするんですな。

 

 それだけでなく、目下のボクの悩みは、何を考えているのかメシ時にエサ皿の前で必ず吠えるんですよね。一応、こちらを見ながらバウッバウッと何度も繰り返すので「ホントに食っていいのか」とか「もっとうまいものは出せないのか」といった文句なのかなと想像して、「食っていいぞ」とか「贅沢言うな」と声をかけるようにしております。

 

 ところが、たまにね、あらぬ方向を見て吠えることがあるのです。こうなると、幻視が伴うレビー小体型認知症かもしれないと、いきなり心配になってくるんですよね。自分のエサを狙ってワラワラ集まってきた犬たちに向けて、牽制や威嚇でもしているのかなぁ。

 

 2~3分くらい吠えてから、今度はクンクンとエサの匂いを嗅いで、おそるおそる舌を出し、顔を横向きにしてかじるように食べ始めます。歯が弱っている可能性も否定できませんが、決まった時間に似たようなものしか出していないのに、まるで初めて食べるかのような態度なんですよね。人間でいえば80歳近いといっても過言ではない年齢なので、やはり認知症の気配が濃厚ってことなのでしょうか。

 

 ただまぁ、エサを食べる前の「儀式」みたいなものと考えると納得できなくもないのです。人間だって、敬虔なキリスト教徒は食事の直前に祈りを捧げるじゃないですか。そのほかには特に異常な行動は見当たらないので、ちょっとうるさいお祈りですが、許してやろうかなと。

 高齢化すると、人間も犬もいろいろな変化が現れてくるようですね。

 

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2017年8月 2日 (水)

ペットロス

 

 犬の福助もとうとう15歳となり、ヨタヨタ歩く姿を見ると切なくなってしまいます。昔は飛び跳ねるように走り回っていたのに、水飲みに行くだけでひと苦労という感じですもんね。

 

 だったらお前はどうなんだと。少なくとも福助が生まれてから15年の年齢を重ねていますからね。ええまぁ、いろいろとありますよ。心肺機能は昔から丈夫でしたが、腹筋背筋などの低下が著しく、その結果として頬を含めて重力に引っ張られる部分が目立ちます。たまに若い人を取材する時がありますが、肌の色艶を見て愕然とすることがしばしばですもんね。

 

 でもキャリアとか知識とか中身なら負けないんじゃないかと思われがちですけど、んんんんんんんなこたぁまるきりありません。そりゃまぁ少しくらいは経験値が上昇しているはずですが、その分だけ固定観念って奴が居座っているので、新しいことにはからしき対応できない。特にIT系はトリセツのカタカナばかりの日本語からして拒否反応を感じてしまう。もっと日本語をちゃんと使えよ!

 

 おっと、本題からどんどんズレしてきましたが、要するに犬の福助ちゃんの死期は近いんですよね。そんなことを話していたら、「犬は20歳まで生きるわよ」という女性がいたので驚きました。犬の1年は人間の7歳とすれば、単純計算で140歳ですぜ。そそそそんなはずはないだろうけど、それを信じている人の夢みたいなものを壊す権利はボクにはありません。実際にそこまで長寿の犬が1匹でも実際にいれば、あり得ることですからね。

 

 ただ、少なくとも福助の様子を見ている限りでは明らかに老化しています。だからこちらも覚悟しておかなきゃいけない。ペットロス症候群という言葉があるように、喪失感が大きな精神的ダメージになりますから。人間もそうだけど、もうちょっと死について勉強なり、準備教育なりをしておくべきでしょう。カネに関する相続や事業承継は銀行のメシのタネになるのであれこれとセミナーが開催されているみたいだけど、心の問題は昔からほったらかし。だからヘンなカルトにやられたりするんだよな。確固たる軸がないから、喪失感に襲われて不安になると、自分の外に軸を求めてしまう。それでは心の奴隷になるのと同じですよね。

 

 例の池上さんが何かで紹介していましたが、読書というのは他人の考えを真似するのと同じという意見があるそうです。要するに本を読めば読むほど、他人の思考が入り込んできて、自分がいなくなってしまう。そういう読み方をしている人も確かにいるので、すごい洞察力だとボクは感心しました。だからといって本を読まない人が必ずしも独創的であるはずがない。むしろ無知というべきでしょう。

 

 というわけで、ある知識をインプットされたら、バイ菌に対する体内の免疫反応と同じで、それまでの自分自身と葛藤しなきゃいけない。そこで生き残ったバイ菌こそがオリジナルなわけです。細胞内のミトコンドリアみたいなものですな。死に対する概念も同じで、何かに憑依または帰依することだけでは心は安寧になりません。自分なりに考え方に決着を付けておく。これを死ぬ前にきちんとやっとおかないと、ペットロスになっちゃうぞと自分に言い聞かせている昨今なのであります。

 

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2016年10月 7日 (金)

ハチ公

 

 人間だって銅像になる人は滅多にいないのに、銅像にされた犬が「ハチ公」です。歴史的には「忠犬ハチ公」という名称で親しまれてきたようですが、ボクは「忠犬」という言葉にいささかの抵抗を感じるので、「ハチ公」と呼ぶことにします。

 

 渋谷駅のランドマークであるハチ公の銅像は、戦時中の金属不足で政府に接収されたと聞いていましたが、ウィキペディアによれば敗戦前日に溶解されて機関車の部品になったそうです。物資が足りない戦争中に銅製の像が堂々と鎮座しているのは体裁が悪いという理由から、それまでどこかに隠されていたみたいですね。1944年10月に接収された時には国旗のタスキがかけられらしいので、死んで顕彰された犬までプロパガンダに利用していたのかと悲しくなります。当時は軍事政権でしたからね。

 

 敗戦後の1948年に再建されましたが、かのヘレン・ケラーも直後に銅像に触れたということから、ハチ公は世界的に有名な存在だったようです。2009年にはリチャード・ギアが映画『HACHI約束の犬』を製作・主演しています。

 

 もっとも、リチャード・ギアが映画の中で「ハッチー」と呼びかけるのはちょっと違和感がありました。というのも「ハチ」の名前は、飼い主だった大学教授が、幼犬の時に踏ん張った2本の前脚が「八」という漢字に似ていることから命名したとされています。だったら「エイト」と呼べよってことでもないのですが、リチャード・ギアが演じた主人公は相当の日本通でなきゃおかしい。「8」をラッキーナンバーとする欧米人もいますけど、「ハチ」とは言わないもんなぁ。

 

 この名前の由来は1987年に公開された日本映画『ハチ公物語』で紹介されていますが、かなりの部分が実話に基づいているそうです。リチャード・ギアは脚本を読んで大泣きし、ハリウッド版としてリメイクしたのが前述の『HACHI約束の犬』というわけです。けれども、舞台がアメリカ東海岸だけに、ボクにはちょっとイタい映画に感じられました。

 

 さて本題です、って、どうも近頃は前置きが長くなってすいません。

 

 ハチ公は、飼い主が亡くなっても、約9年にわたって渋谷駅で待ち続けたことがエピソードのコアになっています。ところが、これには異論があって、駅前の屋台の焼き鳥が目当てだったという解釈があります。それが「忠犬」=忠義という軍事宣伝に利用されて全国に広まったとしており、説得力はそこそこにあるのですが、ボクが犬の福助を飼ってからの印象は違います。

 

 福助は、ボクが事務所に帰ってきてドアを開けると、いつも玄関口で待っていました。そこはエサをあげる場所ではありません。さすがに老犬になった近年は横たわったままということが多くなり、首を曲げて「おかえり」という感じで振り向く程度ですが、主人を「待つ」習慣というのは決して嘘偽りではないだろうと思うのです。

 

 「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」という言葉がありますが、戦争に負けてからは反軍国主義のあまりに、事実を思想的に曲解するケースも多々あったのではないかと。ボク自身はニュートラルなリベラルでありたいと思っていますが、そんな立ち位置から見れば、ハチ公は死んでから右にも左にも都合良く利用されてきたことになります。そのこと自体をボクたちは知るべきではないかと考えて、敢えて紹介することにしました。

 

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2015年7月22日 (水)

犬の死

 

 知人が飼っていたラブラドール・レトリバーが死んだと連絡を受けました。

 

 体重が40キロ近くある黒毛の大型犬ですが、初めて見た時はブルドッグかと思うくらい顔がデカくて不細工でした。それだけに迫力ある面構えだったのですが、性格は実に温和で、吠えたことがありません。空港で横たわって、退屈そうにじっと待っている姿をよく覚えています。

 

 そんな犬が急によろよろするようになり、様子がおかしいので獣医に診察を受けたところ「細菌感染の疑い」ということで、抗生物質が投与されたのですが、一向に体調が改善しません。

 

 知人は「もしや」ということでMRIを依頼。それによって、ようやく治療不可能な脳腫瘍であることが分かりました。悩みに悩んだのですが、結局は安楽死を選択したそうです。

 

 このように事実だけを紹介するとあまりにも冷たく感じますが、その知人が犬をどれだけ大切に考え、家族の一員のように、時にはかけがえない仲間のように親密に接してきたことを知っています。死を伝えるメールは事実だけを簡潔に表現していましたが、愛情が深ければ深いほど悲しみも大きくなり、言葉で説明する気力が失われるのはよく分かります。

 

 悠揚とした動きで、「おお、よく来たな」と言わんばかりにボクの靴のところに大きな前足を置いて横たわった感覚はもはや帰ってきません。人間だって死ぬんだから、犬が死んでもちっともおかしくない。そんなことは飼い始めた当初から常に言い聞かせてきたことなのに、生きていた頃をちょっと想い出すだけもで涙が出てくる。きっとそんな気持ちで1年くらいは過ごすことになるのでしょう。

 

 ボクのところの福助も13歳ですから、おそらくその日は近いうちにやってきます。でもね、いくら心の準備をしたところで、こればっかりは対処しようがありません。あーあ、犬なんて飼うんじゃなかった、って、結論はそっちかいと失望させてすいません。

 

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2014年10月 9日 (木)

福助その後の後

 

 相変わらず背中全体を覆うコルセットから解放されない犬の福助ですが、本人いや本犬はいたって元気になってしまい、以前のように走り出そうとするくらいに回復してきました。ついでにソファに飛び乗ろうという格好をするので、「今度落ちたらどうすんだよ!」と慌てて押さえにかかるくらいです。

 

 それにしても、手術した後なので何かと仕種や態度を気にしていたら、調子に乗りやがって、「メシまだっすか」という感じでワンワン、タオルを咥えながら「おーい遊ぼうぜ」とガルルル、「外のトラックのエンジン音が気になるんですけど」ワホワホなどとうるさくて仕方ありません。この「」の中は別にボクの創作では決してなくて、たとえば本当にメシを要求しているから面白いんですけどね。

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 前よりも甘えん坊になったのではないかと獣医に訊いてみると、「そうね、それは感じるわね」と軽く肯定されてしまいました。どうやら手厚くかまい過ぎたらしく、甘えれば何でもしてもらえると勘違いしているようです。このあたりの感覚も人間そっくりなので驚いてしまいます。相手の顔色を見るというか読むというか、お前はヒラメ社員かというくらいで、しょーがねぇーなぁまったくという日々でございます。

 

 犬の12歳は人間の6070歳らしいので、それを前提にすると「ふざけんな」と怒鳴りつけたくなりますが、人間のお爺さんも子供に還るって年齢がありますからねぇ。ボケてないだけマシってことでしょうか。

 

 まぁ何にしても生き物と同居するというのは、癒やされることもないわけではありませんが、何かと難しいことがあります。そのうちにどちらかが絶対に死んじゃうしね。そんなわけで、犬の近況をちょっとだけ。

 実は締切りで本日の夜半から原稿に集中しており、それがアップしたところのゼンマイ切れ気味のヒマネタです。どうも失礼いたしました。

 

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2014年9月 5日 (金)

コルセット

 

 右にヨタヨタ、左にフラフラという感じですが、犬の福助が何とか自力で歩行できるようになりました。すでにご報告したように、ソファに飛び乗り損なって緊急入院。椎間板ヘルニアということで、神経を圧迫している背骨の髄核を除去する外科手術を経て2週間ほど病院にいましたが、8月27日に無事退院にこぎつけました。

 

 背骨に負担を与えないように半年くらいはコルセットが必要と獣医さんに言われたのですが、福助は体重7キロオーバーという規格外のミニチュアダックスで、胴体も特別に長いんですよね。このため既製品では不十分ということで、何と専用品をオーダーすることになったのです。コルセットですから、ファッションで言えばビスポークのフルオーダーではなく、パターンオーダーと言うのでしょうか。

 退院時には「取りあえず」ということで、病院に残っていた「間に合わせ」を装着。オーダーしていた特注品が9月1日の月曜日に完成したので、それと取り替えたのが下の写真です。

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 獣医さんから「最近は迷彩柄も人気なのよね」と言われましたが、福助は黒毛なのでやはりブラックじゃないですか。いつもの毛まみれボコボコな姿よりも精悍で、特殊警察隊SWATとか軍の特殊部隊が着用する戦闘服のイメージです。腰のあたりには長めの「取っ手」が付いており、これを持ち上げることで下半身のリハビリや排便排尿などを支援できる工夫も施されています。

 

 福助は小さい頃から腰や後脚を触られるのが大嫌いで、噛まれそうになったことが何度もあります。ところが、この防弾ベスト、じゃなかったコルセットを着けていると振り向くのも容易ではありません。このため脚やケツを拭いてやると「ガルルル」とは吠えるものの、身体的には完全な無抵抗状態。犬の扱いが大変に楽になるというメリットもあります。

 

 ただし、オーダーだから仕方ないとは思いますが、料金が何と約4万円なんですよね。コナカや洋服の青山なら人間のスーツが買えてお釣りが返ってくるような金額です。かといって「じゃいらない」と言えるわけもなく、価格競争が成立する市場規模でもなさそうなので無理は言えませんが、ペットが病気やケガをすると意外にカネがかかるということは覚悟しておいたほうがいいでしょう。

 

 それでも、最悪の場合は両後脚完全麻痺という事態も想定していたので、ヨタヨタでもフラフラにせよ歩けるようになったのは不幸中の幸いです。こちらを見つめながら尻尾を振って覚束ない足取りで向かってくるのを見ていると、健気というか哀れにすら感じますが、福助にとっては悲劇でも何でもなく「ちょっと不便な日常」程度の違和感かもしれません。

 その意味では、ボクたちを喜ばせるのも過剰に苦しめるのも、人間だけが持つ想像力の働きにほかならないということでしょうね。

 

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