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福助くん その6

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    福助くん、9歳の秋です。 ちょっと長めの散歩をして、世田谷公園へ。 紅葉と福助をご覧くださいまし。

福助くん その5

  • 赤いサルビア♪
    2010年秋の福助くん。とある週末に埼玉県所沢市にある航空公園に行ってきました!

福助くん その4

  • 1 毎年恒例の・・・
    今さらですが、今年の花見の福助くん。ご近所の目黒川に行ってきました。

福助くん その3

  • 1 田舎に行ってきました!
    飼い主の田舎に行ってきた福助。うららかな春を迎えた大自然のなかで、いつもと違った表情に。

福助くん その2

  • 定位置
    平日は会社にいる福助。こんな感じの毎日です。

福助くん その1

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    笠木の飼い犬。甘えん坊でちゃっかり屋の8歳。雄。

住まい・インテリア

2013年8月 5日 (月)

間引き

 

 東急ハンズで「キュウリの栽培セット」が売られていたので、試しに購入してみました。紙製の鉢に肥料入りの土も入っており、後はタネを蒔いて水をあげるだけですから、実に楽ちんで簡単です。

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 スーパーに並んでいるキュウリは真っ直ぐなものばかりですが、現実の農業では曲がったものも結構あります。途中でくびれていたりして見た目は良くない反面で、ぬか漬けにすると、なぜだかそうした不細工なヤツのほうが美味しいんですよね。太さが異なる分だけ、部位によって味の浸み方が違うことも食べる楽しみにつながるようです。

 

 けれども、そうしたキュウリは出荷前に排除されるので、スーパーで扱うことはほんどありません。ならば、ということでベランダ栽培をやってみようと決心したのです。

 

 金額も手間も「決心」というにはあたりませんが、水やりした翌日に早々と葉っぱが出てきたのには驚きました。その翌日はもっと伸びていたので、「次はどうするんだ」と慌ててマニュアルを見たところ、「間引きする」と書いてあるのではありませんか。

 

 子供たちのことを想う熱い心情だけはかつての金八先生レベルと考えていたボクにとって、「間引き」というのはまったく殺生な作業です。もしかすると、6334の学校制度は人間の段階的な間引きなのかもしれないと考えつつも、そうしなきゃホントにダメなのかと、いろいろ調べてみたのですが、やっぱりそうしないと育たないらしいんですよね。

 それで泣く泣く最初の間引きを実行。すると、ですね。2日ばかりして大きな葉っぱを持つヤツが出てきたのです。

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 マニュアルによれば、しばらくするともう一回、大胆な間引きが必要になってくるようです。それによって、どうやら最終的には一鉢で一本、そのツタに複数のキュウリが実るというのが理想型みたいですね。

 まぁ、今回は初めてなので、マニュアルに従ってみようではありませんか。けれども、いつになるかは分かりませんが、次は鉢を分けるなど、間引きを極力避ける方向での工夫にトライしてみようと思います。それぞれの鉢によって出来上がりが違ってくるんでしょうかねぇ。

 

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2012年7月 5日 (木)

スケルトン・オフィス

鳩山さんのように何十億とは言いませんが、もしも余計なお金ができたら変えたいな、と思ってきたのが事務所のインテリアです。机はありきたりのスチールで、イスも普通の極み。会社を作った時からずーっと同じですから、さすがに飽きました。歴史だけはあっても、守るべき価値なんてありませんからね。

では、どんな事務所にしたいのか。

基本的なポリシーはすでにあります。

できれば全部のオフィス家具をガラス製の透けとるん、じゃなかったスケルトンにしたいのです。会議用のデスクだけはすでにガラスなので、それに合わせて個人の机もロッカーも、書棚やパーティションなども、とにかくイスを除いたすべてをクリアな透明モードにしたいわけです。

 シンデレラだってガラスの靴だったじゃないですか。あれはあれでなかなかエロティックというか含みを感じさせる設定だと思いますけどね。

 ただ、ガラスでは大きな地震がきて倒れたりすると非常に危険なので、50歩くらい譲ってアクリルパネルでもいいかな。引き出しの中まで外から丸見え状態になりますけど、それはそれで整理整頓しなきゃという動機になるでしょう。

 とにかく、それによって室内の視界は開けて、外からの光を遮ることもありません。ということは、狭いところでも広く見えるようになるわけですね。名付けて、スケルトン・オフィス。

 けれども、そんなオフィス家具を作っているところは、残念ながらボクの知る限りありません。オーダーメイドになってしまうので、「余計なお金」がなければできないわけです。

 どこかのメーカーがチャレンジしてくれないかなぁと秘かに願っているんですけどね。

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2011年5月 2日 (月)

温水洗浄便座

 今度の節電はいろいろなことを教えてくれました。何よりも、福島原発が事故で稼働していなくても、東京は停電なんかしないという事実に驚きませんか。もちろん国や東電の企業努力があるにせよ、それでも何とか社会が回るのであれば、福島原発はそもそも必要だったのか、となりますよね。

 それに、何をどう節電するかと考えると、現代社会の無理や無駄に気づくようになります。石原都知事が指摘したように、パチンコはともかく、確かに自動販売機は多過ぎます。店が少ない田舎ならまだしも、コンビニが林立する東京都内にあれだけの自動販売機なんて必要あるのでしょうか。少なくともボクは、タバコの自動販売機が東スポ、じゃなかったタスポ対応になってからは、まったく利用していません。

 そうした「過剰な便利さ」を端的に象徴するのが、温水洗浄便座だろうと思います。誤解してほしくないのですが、あれは実に日本的な素晴らしい発明であり、お年寄りや痔主の方などには必需品かもしれません。

 しかしながら、東京電力の管内ではコンセントを抜いている家庭がほとんどじゃないでしょうか。家庭内で節電といっても、冷蔵庫を切るわけにはいきません。早い話が待機電源のカットと照明の細かな管理くらいでしょう。だからこそ、夏場のエアコンが問題になるわけです。

 つまり、温水洗浄便座は、多くの健康な人たちにとっては、今のような電力不足の状態でも、なお必要とされる機能ではなかったのです。その反面で、トイレメーカーは汚物を洗い流す排水量の削減努力を続けてきました。水道水をドンと流すのは無駄ですから、便器の排水機構を様々に工夫して水量を抑えています。

 温水洗浄便座をまったく無駄な贅沢とはいいません。けれども、今の状態では節水のほうが評価されるのは仕方ないでしょう。そうした「温水洗浄便座」的な「利便性」は、電気を自由に使える社会が前提であって、今のような状態では無用の長物になりかねないということなのです。

 社会が経済的にバンバン成長していくなら、そうした「利便性」の発展・進化は必要です。けれども、日本は少子高齢化から人口減少に転じており、国内に限れば、成長・発展主義ではもうやっていけないでしょう。電気をどんどん消費して、足りないから発電所をドンドン作り、さらに電気を消費するといった拡大再生産モデルは、日本に限らず先進国では「無理な背伸び」になってきたと思うのです。

 実際に、給料が毎年必ず上昇する時代はとっくに過ぎました。それでもボクたちの家にはトイレも風呂も、冷蔵庫もエアコンも、電子レンジもクルマだってあります。それをもっと贅沢に便利にするという方向ではなく、エネルギー消費を削減しながらも、長く使える耐久性とエコに進歩の方向を変えていかなきゃいけない。すでに省エネやゼロ・エミッションが大きなテーマになっているので、これは理解しやすいはずです。

 その上でもうひとつ、何とかしなきゃいけない「無理な背伸び」が、ボクは住宅だと考えています。ほとんどの人は一生かけて支払うローンを背負って住宅を購入します。しかし、それがたった60年程度で老朽化。家もマンションも建て替えとなります。そうなれば、子供世帯も親と同じように長いローンを背負うことになるわけです。

 もちろん生活スタイルの変化や住宅ストックの質的向上という背景はありますが、戦後の日本は、建てては壊してまた建てるという、前述の電気と似たような自転車創業で内需を拡大させてきた側面があります。一般に住宅ローンや賃貸料といった住居費は収入の3分の1が限度なんて言われますが、これを逆に考えれば、収入の3割を不動産に消費することで日本経済は回ってきたのです。

 このため、日本の住宅はどう考えても「一世代の使い捨て」で設計・建築されており、だからこそ「土建国家」なんてね。スイスなどに何度も行った経験から言わせてもらえば、日本ほど街の様相が頻繁に変わる国はないように思います。もちろん新興国は別ですよ。

 もしも仮に、次世代も少しの補修で継承できる住居であれば、収入の3割は別の消費に回すことができます。イギリスなどでも、古いマンションを補修して住むのは常識です。

 メンテナンスは必要だけど、軽く200年以上は構造的に大丈夫という家やマンションであれば、子供世代は長期ローンを借りて経済を回す必要がなくなるじゃないですか。そうした社会資本の蓄積とエネルギーの節約によって、週に3日程度働いて、今より給料は安くても、余裕のある生活は可能なはずです。

 もちろん、もっといい家に住みたいから起業するとか、人より贅沢したいからという理由で必死で働くことも自由です。そうした生き方の社会的なキャパシティが今より格段に広がると思うのです。苦労してローンを返済したら、土地代しか資産が残らないなんて、絶対におかしいですよね。

 その意味では、戦後の日本経済はやはりどこかイビツで「無理な背伸び」を繰り返してきたような気がします。

 今回の大震災で東北に新しい町や村を作るとするなら、エコの観点からも「200年住宅」を目指して欲しいなあ。逆に格安の「300万円住宅」でもありかな。いずれにせよ、子供たちは経済的に楽になって、国債や年金の負担も相対的に軽減されると思うのです。

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2010年12月 7日 (火)

イケアとニトリ

 事務所の玄関マットが必要になったので、新横浜のイケアとニトリに行ってきました。ボクの感想としては、やはりイケアに軍配に上がります。ニトリは店舗を急拡大しているせいか、陳列棚に空きがチラホラ。これは小売業としてマズいんじゃないかな。

 というより、やっぱ「安い」だけではダメなんですよ。

 もともと会社の玄関マットはダスキンのレンタルを利用していました。1か月に2回の交換です。それほど来客は多くないのに、マットの交換だけで1回1155円(税込)。おそらく機械でジャッと洗って届けるだけです。現場では料金の受け取り含めて1分もかからない仕事です。このご時勢ですから、それで月に2310円はちょっと高いのではないかとずっと思ってきました。少額でも納得できなきゃ浪費です。

 月1回に変えようと訊ねてみると、別料金体系になってひどく高い。これってフザけた商売ではないかと、およそ10年も続けてきた契約をスッパリと切りました。けれども、その理由すら聞かれず「はい」で終わったのも何だかなぁ。やる気あるのでしょうか。

 さて、土曜日のニトリ新横浜店です。エスカレータからワンフロアまるっと見通せるのが、イケアとの大きな違いでした。イケアは順路が複雑で、目的のモノがある場合は、慣れないとパッと行けません。その点ではニトリのほうが便利であり、ついでにフライパンも探していたのですけど、安くて種類が多い。

 おそらく、他の商品も全体的にはニトリのほうが安いかもしれません。

 けれども、何だか面白くないし、ワクワクしません。なぜだろうと、理由を考えていましたが、要するに価格以外に商品的な魅力が感じられないのです。特に商品のデザインが凡庸で、フライパンですらインテリアの一部なはずですけど、そうは考えていないようです。

 だから、必要とする機能と価格はマッチしていて安いけど、購入はためらってしまう。この理由は、後でイケアに行ってはっきりと分かりました。

 それに、瞬間湯沸かしポットも目的の一つでしたが、その棚がガランと空いているではないですか。パラパラと商品はありますが、これは小売店として寂しい、というより棚の空きって失格じゃないですか。その部分の面積経費がムダになり、かつ販売チャンスを自ら失うことになるからです。

 同社のサイトを見てみると活発に新規出店しているようなので、おそらくですけど、商品供給が追いつかないのではないでしょうか。

 いずれにしても、ニトリは確かに安いのだけど売場にも商品にも魅力が乏しい、というのがボクの個人的な感想です。

 一方、イケアは相変わらず人出が多く、家族連れが目立ちました。ピンポイントで玄関マットだけ欲しい、というボクには店内の順路がメンドーくさいのですが、それでもあれこれと見て回るのは苦痛ではありません。ほほう、こんなモノがあるのかとか、いろいろと勉強になります。

 それに商品のデザインがなかなかに優れており、子供の食器などでも原色の使い方がウマいわけですね。

 たとえばニトリで揃えると、よほど意識しないとインテリアは散漫な印象になるでしょう。しかし、イケアならテキトーに買い揃えても、ほどほどの統一感を与えます。

 店づくりにしても、イケアはショッピングが一つのイベントであることをきっちりと意識しています。

 かくて、イケアのない地方ではニトリは便利でしょうが、競合する大都市部では苦戦するでしょうね。

 ニトリの思想は昔のダイエーそのものであって、それ以上とは思えません。時代的に消費者の大きな興味が「衣」「食」から「住」へと展開してきただけで、ある機能を持つ商品を、時には納入業者を叩きまくって(あくまでボクの想像です)、できるだけ安く揃えるというスタイルは共通しています。

 今のようなデフレ不況下では合理的なビジネスに見えますが、成熟市場の消費者の購買動機はそんなに単純でしょうかねえ。

 では、イケアとニトリでいったい何が決定的に違うのか。

 それが「文化」であることを、はっきりボクは感じました。背後に「文化」が感じられない商品は、いくら安くてもダメなんです。iPhoneもiPadもしかりで、文化を売るという意識のない製品や小売業は、これから難しくなると予想します。

 そして、その「文化」は小売り段階だけでなく、モノを企画して材料を仕入れて製造して、さらに流通していくすべてのレベルで発動されなければならない。店頭も含めて、そのどこかで、誰かが泣かなきゃいけないような安売りで、お客さんは果たして喜ぶでしょうか。そのお客さんだって、会社や業種は違っても、同じようにどこかの段階に従事しているわけですから。

 みんなが納得して、それぞれがそれなりにハッピーになれるような、無理のない合理性に裏打ちされた「安売り」が、これから目指すべきビジネスモデルではないかと考えます。国政や行政だって、実は同じですよね。

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2010年3月 2日 (火)

アートが足りない!

 事務所が渋谷の隣駅という関係で、仕事に飽きたり、ヒマを持て余すと、センター街からヤマダ電機、ビックカメラ、ロフトに東急ハンズなどを見て歩きます。

 様々なモノが大量に並んではいますが、最近の率直な感想は「つまんねえ」です。

 買いたくなるようなモノに、ほとんど出会っていません。設計者や技術者、それに生産ラインの人たちから流通に携わっている人たちにもホント申し訳ないのですが、ただでさえ不景気なのに、これで市場を刺激できるのでしょうか。

 ボクの場合は、インテリアに興味があって、ずっと事務所を模様変えしたいと考えてきました。事務機器のショールームもほとんど回ったことがありますが、全然ダメ。なぜなら、ありきたりの四角いデスクしかなかったからです。

 おお、これはっと思ったのはグニャグニャの雲型定規のようなデスクでしたが、何とかいうアーティストの作品で価格は約100万円。フザけんな、ですよ。思い切って、いつか見たガラスのデスクで統一しようとしたら、もう売場にはないわけです。

 インテリアといえばIKEAですけど、あの店はそれなりに評価できます。たとえば応接セットはこれまで一生ものが常識で、高価なイタリア製なんか買うと、死ぬまで使い続けなければなりませんでした。ところがIKEAでは、ソファベッドでも7万円程度。自分で組み立てるのが面倒でも、5~6年使えばモトが取れて、模様変えも可能になります。これはインテリアでは意外に画期的な発想なんですよ。

 ただねえ、北欧の家具センスも悪くはないでしょうが、もっとシャープでモダンなものが欲しいとなると、IKEAの専門ではなくなってしまいます。つまり、ボクにとっては飽きてしまうわけです。

 とにかく、家電もパソコンも、文房具も、「おっ、こりゃ面白い」というものに最近はほとんど巡り合っていません。

 こちらの勉強不足もあるかもしれませんが、昨今の消費不況で、メーカーも「こんなご時勢にバクチみたいなことはできない」と小さく縮こまっているような気配を感じます。ほぼ、多分、おそらく売れるだろうというモノしか作らないのでは、消費不況は決して回復しないと思うのです。

 そして人間は、いつまでも安い生活必需品だけで満足できるわけではなく、タマには贅沢したいし、気に入ったものを手に入れたくなります。でなければ、高級腕時計が人気を集めるわけがないですよね。

 そこで提案したいのは、機能重視の発想をスッパリと辞めてしまうことです。大昔なら洗濯機やエアコンという機能自体が必要でしたが、今ではそんなものは家電売場にあふれています。ということは、選択要件は必ずしも機能だけではありません。

 ちなみに、ある刃物メーカーは、斬新なデザインを取り入れたことで、世界的なヒットになったそうです。

 敢えていえば、ほとんどのモノは「感性消費財」と考えていいのではないでしょうか。つまり、消費者のアタマではなく「感性」にアピールできないモノは売れないのです。

 かつてタマゴッチなる奇妙なオモチャが大流行しました。大人まで、小さな液晶の中でキャラクターを育てることに熱中しました。あのオモチャは、生活に役立つような機能は一切みごとに持っていません。それでも売れたのは、「感性」を刺激したからです。

 あんな爆発的な大ヒットはそうそう生まれるものではありません。ヘタすれば在庫の山ですから、景気のいい時しかできないバクチの一種かもしれませんが、売れてるモノに右へ習えでは、どうしようもない。

 そこで思うのは、大人の「感性」を刺激するのはアートであります。芸術性というと行き過ぎですが、もっともっとデザインを遊んだほうがいいのです。率直にいえば、街の中も、売場にもアートが足りないのです。

 だから、アーティスティックなデザインを優先して、その後できちんと機能を付加していくという逆転のプロセスでモノづくりを考えてもいいのではないでしょうか。機能を無視するわけではなく、デザイン優先で考えていくわけです。

 そう言うと「すでに高名なプロダクトデザイナーが作った」とか何とか反駁されそうですが、まず第一に、アートといえば実績ある大御所に丸投げという姿勢からおかしい。稟議書に判子をズラリと並べないとゴーが出ないような組織だからこそ、誰も否定できない大御所を持ってくるわけですよ。

 新しいもの、画期的なもの、面白いものや、魅力を先取りしたようなものは、それこそ理屈をつけにくい「感性」なのですから、多数決や最大公約数で生まれるはずがないのです。

 前述のIKEAでは、家具などのデザインを無名の若手デザイナーに委託しているといわれます。この方法をどんどんマネして、多品種少量を条件として、デザインを武蔵美や多摩美とか芸大の学生諸君に依頼してもいいじゃないですか。

 そしたら、ユニークで面白い商品が一杯出てきます。すべて売れなくても、それを見るために売場に来る人だって増えますから、全体の売上には貢献できます。

 もっと個性を、もっとユニークに、もっともっとアーティスティックなものづくりをしようではありませんか(って誰に言っているんでしょうか?)。

 さもなければ、世の中ちっとも楽しくありません。死なないから生きているとは限らないのですから、そろそろ元気を出して、若い人たちを信じて殻を破らせるのが、正しいオジサンたちのマネジメントだと思うのですけど。

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