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福助くん その6

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    福助くん、9歳の秋です。 ちょっと長めの散歩をして、世田谷公園へ。 紅葉と福助をご覧くださいまし。

福助くん その5

  • 赤いサルビア♪
    2010年秋の福助くん。とある週末に埼玉県所沢市にある航空公園に行ってきました!

福助くん その4

  • 1 毎年恒例の・・・
    今さらですが、今年の花見の福助くん。ご近所の目黒川に行ってきました。

福助くん その3

  • 1 田舎に行ってきました!
    飼い主の田舎に行ってきた福助。うららかな春を迎えた大自然のなかで、いつもと違った表情に。

福助くん その2

  • 定位置
    平日は会社にいる福助。こんな感じの毎日です。

福助くん その1

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    笠木の飼い犬。甘えん坊でちゃっかり屋の8歳。雄。

グルメ

2017年6月30日 (金)

バルサミコ酢

 

 秋田県では、いけないイタズラをした子供には酢を飲ませるそうです。

 

 だってね、なまはげ祭りでは、怖いお面を被った人が「悪い子はヴィネガー」と言いながら家庭を回るではありませんか。

 

 これは冗談ですが、男で酢が好きな奴なんてほとんどいないと思います。ということはサラダドレッシングも好きではなく、野菜そのものが嫌いという男も少なくないんじゃないかな。ボクだって健康のための栄養バランスと、脂にまみれた口直しとして仕方なくサラダを食べるくらいで、積極的に旨いと感じたことはありません。

 

 でもね、そんな男が感動したドレッシングがあるんだよな。

 バルサミコ酢。原料はワインらしいのですが、これをオリーブオイルと混ぜるだけで、上質な甘みのあるサラダドレッシングになるのです。特に和名でオランダガラシと呼ばれるクレソンとの相性が抜群。そのまま食べたら苦みと辛みで口の中がひん曲がりそうになるクレソンが、バルサミコ酢のナチュラルな甘味を加えるだけで美味に変貌するから不思議です。

 

 こんなことを書くとステルスマーケティングと思われそうだけど、具体的な品名を紹介しているわけではないので、決してそうではありません。長年にわたって野菜嫌いだった男が、バルサミコ酢で開眼したというか、それくらいの驚きがありました。

 

 ただし、ピュアなバルサミコ酢は高価なんですよね。小さなボトルにもかかわらず2500円くらいします。女性は知っている人が多いかもしれませんが、まだまだ男には未知の領域。だから彼氏にサラダを食べさせる機会があれば、このバルサミコ酢を使うと、「何これ!」という感嘆詞とともに、一気に仲良くなれるかもしれませんぜ。

 

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2017年6月13日 (火)

カリスマ

 

 あまりチェックしたことがないのでよく分かりませんが、食べログの「カリスマレビュアー」なる人が、飲食店から接待を受けた見返りにベタ褒めの評価を行っていたことが問題になっているようです。

 

 天下の「文春砲」にしては射程距離があまりにも短くて、それよりも政権のゴリ押しを追求して欲しいというのがボクの率直な意見ですが、かのレビュアー氏は、この報道を受けて、それまでの評価をすべて削除してしまったようです。まぁね、皆さんが絶大な信頼を寄せるカリスマですから、接待という裏取引で意見や評価を底上げしていたというのは、確かに問題ではあります。

 けれども、コトは食い物ですからねぇ。

 

 たとえば新聞記者が官邸から日常的に接待を受けており、そのかわりに政権に刃向かう官僚に関する私的な裏情報をリークされて、デカデカと書き散らすなんてことがあったら、こりゃいけません。ましてや報道対象がとっくに退職して公人から一般人に戻っていたなら、そんなもん明らかな情報操作で人権無視の大問題じゃないか、って、最近似たようなことがあったような気がするなぁ。

 

 それに比べてグルメ系は、早い話が自分で食べてみれば、巷間言われている評価が的外れか過剰なのか、なんてことは簡単に確認できますよね。接待があろうがなかろうが、「これがそんなに旨いか!」とか、逆に「こんなに旨いものをどうして不味いって言うのかな?」という感想は案外あるんじゃないかな。食べた本人の好き嫌いだってあるし、その時の体調や店の混み具合なんかも影響するでしょう。かのミシュランだっておかしな品評もありますからね。

 

 ボクは昔からオリコンだのベストテンというものを信頼したことがありません。むしろ眉に唾していたくらいです。ライターという仕事柄でもちろん参考にはしますが、アテにはしないってことです。

 ここで、こうしたランキングの問題点をはっきりさせておきましょう。ある映画や音楽がベストワンになったとします。だからといって、あなたが感動したり好きになる映画や音楽とは限らないということです。特に映画なんかボクは失望ばっかりでしたぜ。

 食べログにしても、誰かが「うまい!」とした料理が、あなたにとっても美味に感じる保証なんかどこにもないのです。もしも仮に、必ずそのように感じるとすれば、ある種の錯覚またはブレインウォッシュということになりませんか。せめて食い物くらいは自分の舌で味わいましょうよ。

 

 だから例のレビュアー氏を免罪しないまでも、そんな人間をカリスマに祭り上げてしまった構造のほうに強い違和感を覚えるのです。似たようなことは世の中にいろいろとあるんですどね。

 

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2017年4月27日 (木)

ハンバーガー

 

 ボクの事務所のあるマンションの向かいのビルの1階に、って、やたらに「の」ばっかりの文章になってしまいましたが、ハンバーガーショップがオープンして2年ほどにもなるでしょうか。

 

 まさに目と鼻の先ですから、どんな店なのか興味津々ですよね。それで散歩ついでに外からメニューをチェックすると、ハンバーガー1個が、ななななななななな何と、せせせせせせせせ(はぁはぁ)1000円もするではありませんか。もちろんチーズだの何だのといろいろ選べますが、すべてが1000円以上。それ以下のメニューは金輪際ありません。ハンバーガーといえばマクドナルドくらいしか知らないボクにとって、これは衝撃的なプライスです。

 

 そんな大金を費やしてハンバーガーを食べるかぁ? というのが第一印象でした。1000円の予算なら、かなり充実した昼の定食がいただけるではありませんか。いくら「こだわり」の素材にしても、ハンバーガー「ごとき」にそんな魅力があるのだろうかと思ったわけです。

 

 だから、いつものようにすぐに閉店か移転するに違いないと予想していたら、あにはからんや(もはや古語かな)、今でも昼時には列ができるくらいの盛況なのであります。だったらライターたるもの1度くらいは食べてみるべきですが、こびり付いてしまった常識みたいなものを払拭するのは案外に困難でありまして、たまに店の前で立ち止まりはしても、「ハンバーガーで1000円ねぇ」と溜息をつきながら通り過ぎることを繰り返してきました。

 

 そうこうするうちに、昨年4月に恵比寿駅前にアトレ西館がオープン。その1階にニューヨーク生まれの「モダンなバーガースタンド」をルーツとする飲食店が誕生しました。当初は50分待ちなんていうディズニーランドのアトラクション並みの大人気。そのメニューがね、やはりハンバーガー1個で680円〜。ダブルなら980円〜と、1000円近辺なのです。

 

 さすがに最近は落ち着いてきたようですが、それでも席はいつもほどほどに埋まっています。どこでもそうですが、若い人が多いですよね。とはいっても年齢制限があるはずもなく、ボクだってウェルカムなはずですが、前述したようにハンバーガーで1000円という価格帯がどうにも抵抗があるのです。

 

 これはどう考えても、マクドナルドで育ってきた感覚というほかありません。つまり、ハンバーガー=安いファストフードという認識が骨の髄まで刷り込まれている。ところが日本の食文化はここにきて大きく変化してきたようです。ハンバーガーは依然としてファストフードではあっても、中に挟まれているのは、ボクたちが馴染んできたペラペラのハムのような牛肉ではありません。何㎝の厚さになるか知りませんが、要するに本格的なビーフであり、その挽肉=ハンバーグなのであります。

 

 語源から考えれば、こちらのほうがどう考えたって本筋ですよね。むしろボクたちのほうがまがいモノとは言わないまでも、原型を相当に簡略化した廉価版ではないでしょうか。にもかかわらず、それに囚われると「ハンバーガーで1000円?」という抵抗感になってしまう。しかも実際に食べないでこんな文章を書くなんて、お恥ずかしい次第です。

 

 その意味では、こうした店で行列をつくる若い人たちはボクよりもはるかに自由な意識を持っていることになります。最近の若い奴は………、と始めるとロクな文章が続かないのが普通ですが、なかなか見どころがあるんだなぁと感心しました。やっぱね、あの店にいちど顔を出して見ようかな。

 

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2016年10月26日 (水)

次はあんこ?

 

 2013年末に和食がユネスコの「無形文化遺産」に登録されたせいか、日本の料理や食材に世界が注目しているようです。

 

 昔からインチキなラーメンや国籍不明の寿司はありましたが、今やアメリカのテレビドラマでも「今夜は一緒にスシに行かないか」なんていうセリフが飛び交い、ニューヨークに一風堂が出店するくらいですから、そうした「なんちゃって和食」も次第に淘汰されていくんじゃないかな。

 

 でね、ボクが目下のマイブームとしている小豆=あんこものが、次のトレンドになるのではないかと、ここに予言しておきたいのです。バターや卵白なんかを中心にした欧米のスイーツと違って、ヘビーなカロリー感や砂糖っぽい甘さがないじゃないですか。このあたりの感覚は人によって違うので異論反論は大ありだと思いますが、とにかく、あんこというのは日本特有の自慢できるスイーツではないかとボクは思うのです。

 

 個人的にはツルツルした食感の練りあんよりも、小豆のゴツゴツ感を残した粒あんが大好きで、特に最近は金つばに凝っています。これがまた1個300円という高級品を売る専門店が事務所の近くにあって、それが美味なので困っちゃうんですけどね。ギフトならいざ知らず、そんな高いものをいつも食べるわけにはいかんでしょ。

 

 金つばだけでなく、あんみつだとか小倉アイスとか、あんこもののバリエーションは大変に広いので、西洋のスイーツとも相性がいいんじゃないかな。かき氷のミルク金時なんか最高のコンビネーションであり、名古屋には小倉トーストもあるくらいです。

 

 そんなわけで、世界的に人気が急上昇しているマグロの刺身に続いて、次は小豆のあんこものがトレンドになるような気がしてなりません。資本と人脈があったら、ロンドンやニューヨークにタイ焼き屋を出店するのになぁ。パリあたりの有名スイーツ店とコラボしてあんこものを開発するというのも方法ですよね。

 

 ボクが知らないだけで、すでにあんこが世界的に普及しているなら喜んで訂正しますが、まだまだ豊かなチャンスが残されているフロンティアではないでしょうか。

 

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2016年7月29日 (金)

裂けるチーズ

 最近妙にハマっているのが、裂けるチーズ、商標では「さけるチーズ」です。

 貧乏家庭で育ったボクにとって、チーズはもともと馴染みのない食べ物で、決して好きではありませんでした。大人になって取材でスイスに行くようになり、チーズフォンデュをきっかけに、なかなか美味しいものであるなぁと分かってきた程度です。

 それでも、フランスの田舎を旅行した時に、まるで食後のデザートのようにチーズセレクションが出てきたのは驚きました。メシの後にチーズかよって思いませんか。

 およそ和食に似合う食べ物ではないので、それから長く固形のチーズには縁遠かったのですが、体質が変わったせいか酒があまり飲めなくなると同時に、好んで食べるようになったのが6Pチーズでした。それもプロセスチーズ限定で、カマンベールのようなテロテロの柔らかなものはアウトです。

 このあたりでお分かりかと思いますが、必ずしもチーズ総体が好きというわけでもないんですよね。

 そんな時にたまたま出会ったのが「さけるチーズ」なのです。これはチーズの本場にもない素晴らしい発明だとボクは思います(あまり調べていないので)。裂けるだけならまだしも、裂けた後の食感もイカの燻製ほどではないにしろ、かなりの弾力があります。

 味もあまりチーズっぽくないので、裂いて口に入れる、また裂いて口にという繰り返しがクセになるんだよなぁ。たまに、細く裂いて縛ったりしてね。犬の福助も好物らしく、裂いた奴を鼻先に出すと飛びついてきます。

 とにかく、この「さけるチーズ」は世界に誇れる独創的な発明ではないでしょうか。でも、酒のつまみ以外に食い方があるのかと思ってウェブサイトを調べたら、「しゃぶしゃぶ」とか予想外なレシピがいろいろ並んでいました。

 中には裂いたチーズを「三つ編み」にした料理もあったので、次はこの「編み方」をコンテストにできるような気がします。日本人というのは、不思議なところでクリエイティビティを発揮する国民のようです。もちろんこれは褒め言葉なので念のため。

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2016年4月 7日 (木)

商売

 

 事務所のマンション1階にあったジュース屋さんが、いつの間にか閉店していました。その前は靴屋さんで1年ほどは保ったと記憶します。さらにその前は古着屋さんでした。このジュース屋さんはオープンして2か月も経っていないので最短記録かもしれません。

 

 なぜだか近年やたらと「住みたい」度を高めているらしい恵比寿ですが、飲食店などの店舗が圧倒的に多いのは西口でありまして、ボクの事務所がある東口は会社が多く、駅前の繁華街的な雰囲気はありません。

 それでもそこそこの店はあって、それなりに繁盛しているところも少なくないのですが、このジュース屋さんの営業品目がちょっと特殊でありまして、スクイーズというのか、健康的な生ジュースというのか。それだけでもボクにはよく分からないのですが、何しろ価格がコップ一杯で1000円前後なんですよね。

 

 会社員の昼食がワンコイン=500円で推移してきたというのに、ジュース一杯でこの値段はないんじゃないかなとボクは感じたわけです。景気が回復してきたように見えても、給料はほとんど上がっておらず、個人消費も停滞していますからね。一杯1000円なんて、カクテルならありでも、ノンアルコールだもんなぁ。それともどこかですごいトレンドになっているのでしょうか。

 

 入口のガラスに「一時休業します」という張り紙があったので、いつか再開するのかなと思っていたら、内部の什器などが撤去されてがらんどう状態。とてもじゃないけど「一時休業」の雰囲気ではありません。

 

 そんなに広くない店舗面積なので、最初からハンデがあったといえなくもありませんが、隣も似たような店舗面積なのに結構な繁盛ぶりなんですよね。スペイン風のバル=立ち飲み屋ですけど、もう何年も営業を続けています。銀座コリドー街にも同名の店があるので系列かもしれませんが、いったい何が違うのかと研究すると勉強になるかもしれません。

 

 ボクの独断的な見立てをちょっと紹介しておくと、店員や経営の本気度が違うように思います。「何だよ」っていう失望した声が今あっちのほうから聞こえてきたように感じましたが、飲食店経営というのは会計学や経営学だけで成立するものではありません。あたりまえのことですが、店員のやる気や楽しさが伝わってこなきゃダメですよね。それと、料理が美味しいこと、何を今さらという人もいるかもしれませんが、それができていない店が最近はホントに多いのです。

 

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2016年2月24日 (水)

焼きハマグリ

 

 週刊誌を見ていたら、ボクの生まれ月で「年下の異性を誘って遊びに行くと吉」なんて書いてありました。「年下」でホントに良かった。思い当たるような異性なんていませんが、これがもしも「年上」と書いてあったら大変なことになるからです。だってね、ボクより年上といったら結構な年齢の熟女ばっかりですぜ。

 

 確か宇野千代かと記憶しますが、晩年に「これからデートするとしたら、どんな男性が好みですか」と質問したテレビレポーターがいたそうです。彼女は「そうね、やっぱり年上の落ち着いた方かな」なんて答えたと知人から聞いたことがあります。98歳で他界されたので、その晩年というなら少なくとも80歳以上。それより年上の男というのは、統計的にかなり少ないんですけどね。

 

 バカなヒマネタはさておき、もう1回行きたいなぁと本気で考えているのが、六本木ヒルズにある焼きハマグリ専門店です。えっ、そんな専門店があるのかと驚かれる方がほとんどだと思います。ボクだってそうでしたから。

 

 ある発表会の帰りにたまたま見つけたのですが、「桑名から直送」というフレーズに惹かれて、まだ開店前の時間にもかかわらず入れてもらいました。「その手は桑名の焼きハマグリ」って関東では知られているのかなぁ。「その手は食わない」という意味を「桑名の」に掛けているんですけど。ともかく名古屋出身のボクにとって、桑名はハマグリの名産地として昔からお馴染みでした。そんなわけで懐かしさも後押しになったのです。

 

 夏場の冷たい生牡蠣がボクの新しい習慣になったせいか、逆に寒い時期の生牡蠣に違和感を持つようになっていたことも背景にあります。居酒屋ではむしろポピュラーなんですけどね。だったら焼き牡蠣にすればいいのですが、これがまたどういうわけかボクはあまり好きではないのです。

 

 そんな面倒くさい奴にあつらえたかのように、焼きハマグリ専門店が眼前に表れたという流れになります。聞いてみると、三重県のハマグリ卸問屋さんが直営しているそうです。ハマグリは天然で、年齢による3種類のサイズから選べるほか、焼き方も昔ながらの醤油から磯バター、ゆず胡椒などを指定できます。生牡蠣でも6個くらいは簡単に食べてしまうので、ここでも最初は4個で様子を伺い、第2ラウンドも秒速に近い早さでペロリしちゃいました。

 

 このブログで以前に書きましたが、小学生の頃に親父と駅前の屋台で焼きハマグリを食べたことがあります。海水浴に連れていってもらった帰りで、このように親子揃ってという経験は以前も以後もほとんどありません。その時の光景と醤油の焼けた匂いと味が、克明に蘇ってきたんですよね。磯バター焼きはコクがあり、ゆず胡椒もエレガントな風味がありますが、そんなわけでボクにはやはりシンプルで野性味のある醤油焼きが美味に感じられました。

 

 その後の予定もあったので、この日は焼きだけで終わりましたが、「ハマグリしゃぶしゃぶ」もこの店の名物だそうです。食べてみたいなぁ。ああ、ダメだ、書いているだけで行きたくなってしまいました。断じてステルスマーケティングではなく、あまりにも人気になって混雑するのはイヤなので、敢えて店名は紹介しません。興味があったら調べてみてください。

 

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2015年7月31日 (金)

トロピカル・カクテル

 

 恵比寿ではスペインのバル風立ち飲み屋がひとつのトレンドになっているようです。ボクの事務所の近辺で2店舗、もっと足を延ばせば本格的な店もいくつかあります。

 

 こうした店では、小エビのガーリックオイル煮(かな?)が定番になっており、スペインのマドリードではサングリアを飲みながらつまんでいる人をよく見かけました。仕事を終えて帰り際に一杯という感じですね。

 

 それはそれで大変に結構な習慣ですけど、今のように蒸し暑くて昼間は35度を平気で超えるような季節にはちょっと似合いません。もちろんエアコンの効いた涼しい環境は別ですが、そうなると立ち飲みというライトな感覚でなくなってしまいます。

 

 そこで提案ですが(誰に?)、ハワイアンなトロピカル・カクテルはいかがでしょうか。チチとかマイ・タイとか、いろいろあるじゃないですか。代官山あたりに行くと専門店もありますが、こうしたトロピカル・カクテルは涼しい室内にはまるで似合わないんですよね。

 日本の夏はハワイとは似ても似つかない湿度の高い亜熱帯ですけど、たとえばぎっしりの氷でギンギンに冷えたブルーハワイなんて、水滴にまみれたグラスを見るだけでも汗がすっと消えていくではありませんか。

 

 曇天だろうがピーカンだろうが、たとえゴロゴロの夕立があっても、トロピカル・ドリンクは心身を爽やかにしてくれます。

 

 ボクなんかはハワイのプールサイドで一日中カクテルを飲んでは居眠りを繰り返していたことがあります。肌が焼けたら、ベンチから滑るようにプールの水の中に落ちりゃいいわけです。

 

 そんなわけで、ぜひ恵比寿にトロピカル・ドリンクの立ち飲み屋を作ってもらえないかなぁ。やるなら今のうちですぜ。

 

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2015年3月25日 (水)

恐怖のトリカラ

 

 世界には「なんちゃって」あるいは「勘違い」という文字をアタマに添加したい和食が広く分布しています。2013年に和食がユネスコ無形文化遺産に登録されたので、そうしたインチキ料理がますます蔓延するのではないかと心配しましたが、農林水産省でも本格的に和食の「保護」に乗り出したようですね。

 何しろ国際機関が集中しているスイス・ジュネーヴですら、美味しいと感じた和食に1度としてめぐり会ったことがありません。高額所得のお役人はボクたちが知ることもできない高級店に行っている可能性がありますけどね。

 

 そんな和食に比べて中華料理は、うまいまずいはさておき、それほど極端に失望したことはありません。もともと隣国の料理であり、期待レベルも最初から低いせいか、「海外ならこんなものでしょ」と納得してしまうわけですね。

 

 ところが、今回の時計取材メンバーと一緒にチューリヒの店で食べた中華料理はまったく異例中の異例でした。ホテルの近所にあって、学食みたいな木製のベンチ式椅子とテーブルだったので高級店ではありません。それでも中国人らしき客が少なくなく、メニューの最初のページには何と焼き餃子の写真がありました。ワンタンや水餃子は海外でも普通ですが、焼き餃子というのはボクも初めてですから、こりゃ当たりかなって思うじゃないですか。

 ただ、帰国してから思い出したのですが、焼き餃子は中国から復員した日本人が発明したと聞いたことがあるので、このあたりでヘンだなと気づくべきでした。

 

 とはいえ全員一致で焼き餃子を注文したら、ウェイトレスは言下の秒速で「ない」と言うではありませんか。それどころか、最初のページの半分くらいは「今はできない」と言う。後で考えれば、客寄せの見せかけだけのメニューだったかもしれません。

 海外だからそういうこともあり得るのかなぁと空腹ゆえに好意的に解釈して、仕方なく蒸し餃子とヤキソバ、それに鶏の唐揚げとラーメンなどを注文しました。

 

 このうち最初に出てきたのがなぜかヤキソバで、麺はパリパリの堅焼きで途方もなく薄味でしたが、これが実は最もまともな料理だったのです。

 

 次の蒸し餃子は本格的にせいろで運ばれてきましたが、肉団子が薄皮をまとっただけの貧弱な装いで、蒸しの設定もよく理解されていないせいか、底がすべて破れておりました。さらに、一緒に添えられたタレが形容を絶するほど不味かったのです。吐き気すら感じるほどで、純粋な酢のほうがまだマシだろうというシロモノでした。そこでテーブルに置かれていた調味料をチェックすると、酢醤油もどきとタマリ醤油もどきのトロトロ黒酢っぽいものしかありません。せめてキッコーマンでもあれば我慢できるのに、この類いの店は必ずといっていいほどないんですよね。

 

 そして3番目に出てきたのが、この店の「真打ち」というべき鶏の唐揚げだったのです。見た目はキツネ色というよりブラウンと呼んだほうが適切な濃茶色。しかも、箸でつまんでみると、まるで岩石のように堅くて、唐揚げ特有の柔らかさがまったく感じられません。エイヤっと口の中に入れても、「鬼あられ」や「ゲンコツあられ」のように歯が立たないんですよね。どうすればこれほどの表面硬度を備えた唐揚げが可能なのか不思議なくらいですが、ナイフがなかったのでフォークで小さく分割しようとしてあちこちに飛び散ったカケラを恐る恐る食べてみると、味だけは決して悪くないのです。キツめの醤油味がビールに合うんですな。

 

 ということで、いよいよ中身の鶏肉にチャレンジしようしても、まだ堅い。いったい何じゃこらぁと不作法にも口の中から取り出して見ると、何と骨ではありませんか。要するに「骨付き鶏肉のスーパーハード唐揚げ」だったのです。お年寄りが不用意に食べたら絶対に歯が抜けるか欠けるでしょう。

 このように危険で怖ろしい唐揚げにもかかわらず、前述したように味だけはまともだったせいか、怒りよりも、誰も経験したことのない素っ頓狂な料理にみんな笑い出してしまい、皿の上には大量の骨の残骸が。鶏肉にこんなにも骨があるとは不覚にも知りませんでした。

 

 こうなったらラーメンも期待できないと覚悟しましたが、案の定で麺は粉っぽく、汁は濃い色の割に説明不能な奇妙な味でした。メンバーの1人は「こういう喉につまるようなパサパサ麺はダメなんですよ」と早々とリタイヤ。麺食いのボクも一口でノックアウトです。これよりカップラーメンのほうが軽く百倍はうまいんじゃないかな。

 

 そういえば、店の名前は中華風の漢字なのに、皿には平仮名で「おいしい」と書かれていました。随分前にシアトルで、日本人経営の寿司店は市内にひとつもなく、握っているのはほとんどが韓国人留学生と聞いたことがありますが、それに類したグローバルミックスなのかもしれません。

 

 というわけで、皆様も海外で中華料理や和食にはくれぐれも期待しないように。話のタネに行ってみて、大笑いしながら帰ってくるというノリが正しい態度じゃないかな。

 

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2015年2月10日 (火)

最高の食事(後編の後編)

 

 思いがけずものすごく遠回りしてしまいましたが、いよいよ本題の「最高の食事」です。

 

 でも、これって厳密な定義が必要ですよね。シチュエーション込みで考えると、無人島に流されて餓死する寸前に捕まえたワタリガニというのもあり得るじゃないですか。超空腹なんですから、茹でても焼いたにしても、これを美味しく感じないはずがありません。

 

 ボクの場合は、小学校4年の時に珍しく家族一緒に海水浴に出かけて、その帰りに駅前の屋台でオヤジが食べさせてくれた焼きハマグリかな。父と母とは年が離れており、貧乏でもあったので、こうした家族旅行の思い出なんてほとんどありません。それだけに覚えていることも結構あって、味覚と結びついているようです。

 

 文芸的にはグルメよりもそっちのほうがずっと面白いはずですけど、ボクが今回のテーマにしたいのは純然たる味覚だけの話です。

 というのも、外食における美味を個人の思い出とオーバーラップさせるのは何だか卑怯な気がするからです。料理人が何年にもわたる修行の末に身に付けたスキルと創造力を発揮して手をかけた一皿と、屋台の焼きハマグリを並列で比較するというのはちょっとあんまりじゃないですか。別に焼きハマグリに罪があるというわけではなく、屋台がいけないことでもなくて、思い出やエピソードを絡ませれば、何だって「最高の食事」になりかねないからです。

 

 そういった混同を避けて、純粋な美味部門におけるボク的なあぁ堂々の第1位を選定するとすれば、スイス・ジュネーブのレマン湖畔に建つ某高級ホテルのフレンチ・ディナーです。これほどの食事はそれ以降にいただいたことはないと断言できます。

 ただし、何しろ10年ほど前のことで、しかも時計ブランドのご招待だったので細部は定かではありません。それでも、普通の席ではなく、暖炉があってガラス越しに厨房が見える場所であり、そのレストランでは特別席であることを説明された記憶があります。

 

 このディナーに同席したのは7~8人くらいでしょうか。ワイン1本をそれぞれのグラスに注ぐと、2杯程度で空になる人数でした。そのことをなぜ覚えているかというと、皿が変わるたびに異なったワインが開栓されたからです。でね、これがまたいちいち食事にぴたりと寄り添う味なので、心底から感動しました。ソムリエというのは、そのために存在するのかとやっと理解できたくらいです。

 

 念のために付け加えておくと、フルコースのディナーなんて、ご招待以外では滅多に経験したことはありません。だから、この時のメニューも忘れてしまいましたが、実に美味であったことだけをしっかりと覚えています。だから何がどうよと訊かれても返答に困るのですが、最初の皿から「え? これはちょっといつもと違うぞ」という感覚で、その快い驚きがデザートまで続いたのです。

 

 このディナーで、おそらく間違いないだろうなと唯一思われるのが、終盤に出てきた貴腐ワインです。酒飲みだった頃のボクは甘い酒は大の苦手でしたが、このワインは濃厚かつ芳醇で、自然な甘さが染みわたっており、世の中にはこんなにも美味な酒があるんだと、やはり感動を禁じ得ませんでした。

 

 毎年、時計の取材でジュネーブに行くたびに、この時のディナーを思い出すのですが、ただでさえ物価の高いスイスですから、自腹でこんな高級レストランに行く勇気はなかなか出ません。神様による気まぐれな奇跡かなんかで心優しい超美人と恋愛する機会があって、あるいは大変にお世話になって感謝したい人がいるとして、たまたまジュネーブに同行する機会があるとしたら、清水の舞台から飛び降りるつもりで予約を入れるかもしれませんけどね。

 

 さて、あなたにとって、そんな価値のある「最高の食事」は何だったでしょうか。

 

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